救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

英国は拉致問題に協力する?貿易産業相(2006/07/18)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.07.18-1)

 本日7月18日、家族会・救う会では、イアン・マッカートニー英国貿易産業
省および外務・英連邦省閣外大臣と外務省会議室で面会した。面会はマ大臣の要
請により行われ、家族会・救う会から拉致問題について聴取した他、家族会・救
う会からも協力を要請し、大臣は「可能な限り協力したい」と力強く答えた。国
連常任理事国の大臣が積極的に拉致問題に関心を持ってくれたことは大変有意義
なことである。参加者および概要は以下の通り。

 なお、マ大臣の担当は、貿易、投資、経済政策の他、地球規模問題(持続可能
な開発、エネルギー、気候変動を含む)、人権、北米、東南アジア、東アジア、
大洋州問題で、閣議に列席しない国務大臣。本年5月まで与党労働党で幹事長を
務めた人物。

 参加者 家族会=横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄・副代表、増元照明事務
局長、救う会=平田隆太郎事務局長。英国大使館から通訳を含め7名参加。

■英国は拉致問題に協力する?貿易産業相
 冒頭、家族会よりそれぞれの被害者の拉致状況、その後の状況について説明。
平田事務局長から、北朝鮮が少なくとも12か国から拉致していることを説明し、
資料を提供。横田家から、多数の被害者の一例として、写真展の写真や拉致関連
資料が渡された。その他の家族会・救う会の発言概要。

横田滋 英国は平壌に大使館を持っているので、北朝鮮に混乱が起こった場合、
情報収集や被害者保護で協力してほしい。北朝鮮は拉致問題が国際化することを
嫌がっている。多くの国が、解決が必要と促してくれることが力になる。今日の
3家族はいずれも北朝鮮が「死亡した」と伝えてきた家族だが、出してきた資料
等はうそばかりだった。今日は、めぐみの火葬場として日本のメディアに見せた
ものが、死亡後に作られた施設だとの脱北者情報がニュースになっている。

横田早紀江 平凡な暮らしをしていたのに、ある日突然、理不尽な事件にまきこ
まれた。親子三代にわたるこのような苦しみを許すわけにはいかない。12か国
から拉致された人々が長い間助けを求めている。ようやく国際的に北朝鮮の人道
のあり方が公にされ、やっとここまで来たという感じだ。世界の人が心を一つに
してメッセージをおくってほしい。

飯塚繁雄 安保理、サミットで北朝鮮問題が討議され、拉致問題も取り上げられ
たが英国が協力してくれたことに感謝したい。妹の八重子は、1987年に起き
た大韓航空機爆破事件の北朝鮮の犯人の日本人化の教育係りをさせられていた。
しかし、今まで北朝鮮はこの事件への関与を否定しており、返しにくいのだろう
と思っている。

増元照明 北朝鮮は安保理の決議を拒否した。次の決議の機会には、拉致問題も
非難・制裁の理由にあげてほしい。クウェート人拉致事件がイラクに対する安保
理決議で書き込まれた事例もある(関連資料を渡す)。また、英国は平壌に大使
館をもっているので、もし情報があったら提供をお願いしたい。

マ大臣 長年、新聞やテレビで家族の皆様の苦しい状況を見てきた。ひどい立場
に同情する。英国は拉致問題に協力して解決したいと思っている。数日前に孫が
生まれた。めぐみさんの子どもがいるというのに、会うことも、話すことも、抱
くこともできないことがいかに苦しいことかと思う。少しでも消息が分かり、戻っ
てくることを願っている。

 冷静に30年間に及ぶ苦しみを話していただき感謝する。英国に何ができるか
私のカウンターパートと話をする。被害者の消息を取れるかどうかなどを話して
みたい。また、北朝鮮とは定期的な協議の場があり意見交換をしているが、そこ
では拉致問題や北朝鮮の人権問題にも言及している。

 数週間前ジュネーブで、昨日は北京で中国の外相、副大臣とも話をした。政府
が協力し合い、北朝鮮の拉致問題、人権問題が解決できないかなどだった。我々
は日本政府のイニシアチブに協力する。これから塩崎外務副大臣や逢沢・自民党
拉致対策本部長とも面会する。

 問題に大小はない。中東問題も北朝鮮問題もともに重要だと認識している。私
も7歳の子どもを交通事故で失ったこともあり、家族の方々の切実さはよく理解
できる。英国はできる限りの協力をするつもりなので安心してください。



 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)

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