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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

日朝合意「再調査」−こんな問題が起きないか緊急国民集会報告6(2014/07/01)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2014.07.01)

櫻井よしこ

 ありがとうございました。次に自民党拉致問題対策本部事務局長で、めぐみさ
んと同じ寄居中学の同窓の塚田一郎さんお願いいたします。

◆安倍政権が安定政権だから交渉の必然性が生じてきた

塚田一郎

 みなさんお疲れ様です。山谷えり子本部長が欠席で私からご挨拶をさせていた
だきます。今までの各先生方の貴重な提言はその通りだと思っています。

 私がまず申し上げたいことは、どうしても一番大事なことが国民の団結です。
拉致問題に対してオールジャパン。すべての国民がこのことに怒りを持って最終
解決まで戦い抜くというその世論が、すべての結びついていくと私は思っていま
す。是非まずそのことを皆様に改めてお願いしたいと思います。

 ご存じの通り、安倍内閣は二度目の内閣でようやく再調査という形になりまし
たが、まさにこれからが本当の意味での勝負です。

 先ほど来、なぜ今北朝鮮がというご意見がありましたが、私は、外貨が枯渇し
ているという状況も踏まえた上でもう一つ、安倍政権が安定政権であると、ここ
で交渉しなければならないという必然性が生じてきたんだなあと思っています。

 小泉内閣が安定政権の時に大きな交渉の成果があって5人の方が帰国された。
しかしそれから10年間、まさに空白の状況が続いています。ここで、安倍内閣
が最後の解決のための日本の内閣だということを北朝鮮側に思い知ってもらう必
要があります。

 そのためにはもちろん経済制裁も今までやってきたことをきちんと履行して、
交渉が進まなければ、結果が出なければ解除しない。これも大事ですが、日本と
言う国がいざという時に、北朝鮮に対して決定的なダメージを与えるくらいの国
だという気概を今示す必要があると思います。

 政府は集団的自衛権の問題も含め、憲法改正のもんだいも含め、今安倍内閣が
強い日本を取り戻すという気概をみせていることが私は非常に重要だと思います。
最終的には、日本の国民だから、北朝鮮に我々の自衛隊が乗り込んでいって拉致
された被害者を全員救出する。それくらいの国でなければ主権国家とは言えない
わけですから、そういう強い国だということを我々国民がしっかりと安倍内閣を
支援する形も含めて示していくこと。これが何よりも私は最終解決に必要だと思
います。

 もし外務省が、政府が誤った方向で、交渉優先で日朝交渉を進めようとした時
に、その歯止めになる大きな力で、皆様からしっかりと政府を監視していただく。
それを我々与党も、しっかりと監視をする立場でこれからもこの問題に取り組ん
でいくことをお約束してご挨拶といたします。宜しくお願いいたします。ありが
とうございました(拍手)。

櫻井よしこ

 どうもありがとうございました。今、政治家の皆様方から、この交渉、調査を
絶対に成功させるには何をしなければいきえないかということについて、それぞ
れの立場からお話を聞きました。専門家としての西岡さんと荒木さんのお考えを
聞きたいと思います。まず西岡さんから。

◆田口八重子が肝臓の病気で入院 病気の人から先にと交渉を

西岡 力

 北朝鮮は何か一つ準備しています。2008年に既に準備した「タマ」がある
わけです。彼らは簡単ではありません。2002年から2004年にかけて偽の
遺骨を出そうという準備をして様々なことをやってきました。それと同じような
ことを準備していると思います。そして残念ながら今彼らの交渉を主導している
のは、「8人死亡」をそのままにしようという勢力だとの情報を得ています。

 ですから冒頭申し上げた、被害者に危害を加える、そして証拠を作るという危
険性さえある厳しい交渉が今進んでいるということです。

 しかし、先ほど平沼先生もおっしゃいましたが、我々のところには確実な生存
情報があります。去年10月に菅官房長官がめぐみさんの生存について、「もち
ろん生存している」と記者会見で話をしています。それ以外の人たちについても
8人、そしてそれ以外の人たちの生存情報がたくさん出てきています。

 相手にカードを見せることになりますので、それは言わないということでいい
と思いますが、こちらを甘く見てもらっては困るということも含めて言っておか
なければいけない。ただ心配なのは、例えば田口八重子が肝臓の病気で入院した
という情報もあります。病気の人を先に返してほしいと。あるいは政府に病気だ
という情報があるのならその人のことをきちんと最初に交渉してほしい。こちら
は分かっているんだず、と。

 先ほど井上先生が「リストを出せ」とおっしゃいましたが、「こっちにもある
んだぞ」、「変なことを出してきたら違っていると言いますよ」という交渉を是
非してほしいと思います。

櫻井よしこ

 荒木さんはいかがでしょうか。

◆工作員、拉致の協力者摘発で意思を示せ

荒木和博

 12年前の春ですが、有本嘉代子さん、恵子さんのお母さんが何度も、「恵子
だけじゃだめなんです」と訴えておられました。あの頃、北朝鮮側は明らかに有
本恵子さんを第三国に出して、そして拉致問題の収束を図ろうという意図があっ
たんだろうと思います。

 実際にそれをやれば北朝鮮は拉致を認めなくてすむ。認めないで、しかし日本
側の中で「北朝鮮は柔軟になっていく、だから援助をすれば問題は解決をしてい
く」というような世論を作ることができたはずだと思います。

 その時有本さんのお母さんが、ああいうことを言っていただいていたことが、
ある意味でそこを乗り切って9.17で金正日が拉致を認めるというところまで
行ったのではないだろうか。逆に言えば、ひょっとしたらそれがあったから有本
恵子さんは帰ってこれなかったのかもしれません。

 それから12年経ってしまったんですが、その意味でも一刻も早くしなければ
ならないとを感じるわけですが、今日は色々お話をしてきました。みんな同じ意
見だと思うんですけど、ともかくこの問題の解決は我々が戦う意思を持っている
かということにすべてが集約されると思います。

 色んなことがこれから先起きます。想像もつかないようなことが次から次へと
起きると思います。また様々な形で分断工作の手も入ってくると思います。

 北朝鮮側に、明らかに一つの意思を示す方法というのは、やはり日本国内での
工作員や、あるいは拉致の協力者を摘発することです。実はこれがまだ全くやら
れていません。拉致問題で捕まったのはただの一人だけ。この人も起訴されなかっ
た。

 外国に行っている人間には国際指名手配をしているのに、日本国内に山ほどい
るはずの元工作員や今もやっている工作員に対して、何の手もかけていないとい
うことが私は大きな問題で、逆にこういう連中を次から次へと捕まえてしまえば、
北朝鮮にとっては、これは日本は本気だという意思表示ができることになるだろ
うと思います。

 さっき私は外務省の悪口を言ったので、警察の悪口も言わないと不公平になる
かもしれないので言いますが、こういう状況だったら警備畑だけが拉致問題を取
り扱っているという警察の行動自体も変えてもらう必要があるのではないか。刑
事畑でどんどん捕まえることも、これまで何十年も同じことが続いているわけで
すから、しなければいけないのではないかと思います。

 国家公安委員長がおられればもっと強く言ったんですが、お帰りになりました
ので、今度お会いした時に言おうかなと思っています。

 北朝鮮は、なんだかんだ言っても、今のデブは、私もデブだからあまり言えま
せんが、怖くて自分の女房にも金日成バッジをつけさせられないんです。女房が
怖いのは私も同じなんですが、一体どこで何が決まっているのか、本当は分から
ない。

 我々が本気になってやれば、北朝鮮が意外に簡単に折れます。だから本当に困っ
た時は、朝鮮戦争も南から始めた、大韓航空機爆破事件もラングーン事件も知ら
ないと言っている北朝鮮が、拉致問題については認めたんですから、簡単にそれ
まで言ってきたことを引っ込めさせることができる。こっちがその気概を持つか
どうかであろうと思います。

 それを現実に進めていけると思いますので、今後とも宜しくお願いいたします。
ありがとうございました(拍手)。

◆国家の意思を持つ日本国に

櫻井よしこ

 どうありがとうございました。皆さん方から、日本国は国家として国民を救い
出すための十分な力をつけよ。北朝鮮が色んな調査結果を出してきた時に、外務
省や一部の人だけではなくて国民的な委員会を作って、彼らの結果を厳しく査定
することができるようにできる母体を作ればとか、最終的には自衛隊を北朝鮮に
送り込んで国民を助け得るような国になるべき等、非常に心強いご発言がありま
した。

 その一方で西岡さんが繰り返しおっしゃったように、本当に恐ろしいことが起
きる危険性だってあるわけですから、それに対してどのようにそれをさせないよ
うにこちら側の実力を示していく。それがもし本当に裏切られた時には日本は本
気でやるんだということを、どうやって総合的に見せていくことが大事であり、
拉致問題の解決につながる力になるということが今報告されました。私もその通
りだと思います。

 日本国政府として国民を救えないようでは、自立した国家ではないのですから、
ここは私たちが、さっき集団的自衛権の問題も塚田さんからご提示いただきまし
たが、日本国が国家として国民を守り得る経済力、政治力、軍事力を含めて、国
家の意思というものを持ち得る形に持っていかなければどうしてもだめだろうと
思います。

 パネルディスカッションはここで終わり、西岡さんにバトンを渡しまして、ご
家族の皆さんの声を聞きたいと思います。

(7につづく)



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