救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

めぐみさんの夫は金英男氏?DNA鑑定結果横田家に(2006/04/11)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.04.11-1)

■めぐみさんの夫は金英男氏?DNA鑑定結果横田家に
 本日、4月11日、外務省の梅田邦夫参事官等から、内閣府の拉致問題連絡・
調整室において、横田滋・早紀江夫妻、拓也さん・哲也さん兄弟に、横田めぐみ
さんの夫の可能性があるとされていた金英男(キム・ヨンナム)さんが、めぐみ
さんの夫である可能性が極めて高いとの鑑定結果が伝えられた。

 鑑定を行ったのは神奈川歯科大学と大阪医科大学で、それぞれ99.5%、9
7.5%という高い確率であった。また、金英男さんは、78年8月5日、高校
1年(16歳)の時に韓国の仙遊島で失踪していたが、今回の鑑定で韓国人が北
朝鮮により拉致されていたことも判明した。

 外務省は、02年に北朝鮮からキム・ヘギョンさんの血液等を入手しており、
鑑定の結果、横田めぐみさん子どもであることが確認されていたが、今回の鑑定
は、そのヘギョンさんの結果と、金英男さんの母から血液等の提供を受けて鑑定
をした結果が高い確率で一致したものである。なお、同じような時期に失踪した
他の高校生の家族からも鑑定資料の提供を受けていたが、これらは血縁関係がな
いとの結果であった。金英男さんの家族は、明日会見するとのこと。

 また、韓国政府は、独自の鑑定を希望しており、ヘギョンさんの鑑定資料を日
本側が提供するとのことである。たまたま6者協議の担当者が来日していた折で
あり、外務省は、佐々江賢一郎アジア大洋州局長が韓国の千英宇・朝鮮半島平和
交渉本部長に結果を伝え、改めて韓国の協力を要請した。同時に、佐々江局長は
来日中の金桂冠北朝鮮外務次官にも結果を伝え、誠意ある対応を要求した。


 横田家では、外務省から報告を受けたあと、報道関係者に対し、概要以下のこ
とを話した。

横田滋さん 性急にはできないが、いずれ韓国の家族と会って話しをしたい。政
府間でもさらに連携し、協力して救出してほしい。北朝鮮が韓国の高校生を拉致
したことも判明したので、これが突破口になればと思う。

横田早紀江さん 長い時間分からなかったことがようやく分かって、はっきりし
てよかったと思う。蓮池 薫さんや、地村保志さんは金英男さんを知っているの
で、若いときの写真をみれば、それが分かるのではないかと思う。韓国も、拉致
がはっきりしたので、解決のために一緒に動いていただければと期待する。

横田拓也さん たまたま北朝鮮の代表が来日しており、日本の世論が関心をもっ
ているので多くの報道がなされていることをテレビで知った筈だ。金正日に間違っ
て伝えられていると思うが、早急に解決せよとの思いが強い日本の現状を伝えて
ほしい。めぐみの夫であるキム・チョルジュン氏は北朝鮮の工作員だとの報告が
北朝鮮からなされていたが、それがうそであることが科学的に証明された。北朝
鮮は誠意を示していない。全員返すよう誠意をつくしてほしい。また、世界の国
々が人権の観点からとらえてほしい。

横田哲也 韓国は太陽政策で融和的な取り組みをしてきたが、この真実をもって
しても消極的であるならば、国際社会に見放され、国際的に孤立すると思う。主
体的に取組んでほしい。

横田滋さん 国際結婚ということは関係ない。早く元気な姿を現わしてくれるこ
とを願う。今日の新聞で、韓国は北朝鮮のインフラ整備をするかわりに1000
人の拉致被害者を返せという交渉をしているとのことで、韓国も少し変わったの
ではないかと思う。

横田早紀江さん 私たちも苦労した。だれも経験できない苦労だった。韓国の家
族も同じ思いで苦労してきたと思うので、希望を捨てずに頑張ってとなぐさめて
あげたい。

横田拓也さん 骨のときもそうだが、日本はまたいいように扱われた。小泉首相
はすみやかに制裁を発動していただきたい。

★コメント(平田隆太郎・救う会事務局長)
 また北朝鮮のうそが明らかになった。めぐみさんの夫は北朝鮮人ではなく韓国
人であることが科学的に証明された。北朝鮮にこれ以上時間稼ぎをさせてはなら
ない。国家犯罪を犯しながら、対話で問題の解決ができない相手には圧力をかけ
て要求するしかないことも明らかになった。

 今、重要なことは一日も早い救出である。米国は紙幣偽造という国家犯罪を理
由に制裁をかけているのだから、日本は拉致という国家犯罪を理由に制裁をかけ
るべきだ。そして、国際社会全体が拉致・核・ミサイルで、圧力をかけて悪の政
権を内部崩壊させ、拉致被害者を救出し、アジアの平和と安定を取り戻すべきで
ある。


 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)



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