救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

小住健蔵さんの拉致認定と未帰還者救出のための経済制裁を求める函館集会(2005/07/25)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.07.25)

■小住健蔵さんの拉致認定と未帰還者救出のための経済制裁を求める函館集会

 昨日、7月24日(日)は、政府が「迅速かつ誠意ある対応がなければ、厳し
い対応をとる」と制裁を予告してから7か月目に当たる。家族会・救う会・拉致
議連では、同日、函館市民会館に於て、「小住健蔵さんの拉致認定と未帰還者救
出のための経済制裁を求める緊急道民集会in函館」を開催した。小住さんの妹で
函館在住の遠山明子さも集会に初めて挨拶した。

 今回地元救う会北海道及び救う会道南だけの主催でなく、3団体主催としたの
は、「小住健蔵さんの拉致認定と未帰還者ぼ救出運動を函館の地から改めて盛り
上げようというもので、各地の家族会・救う会も集会にかけつけた。

 参加者は、家族会=横田滋、飯塚繁雄・飯塚耕一郎・本間勝、増元照明・平野
フミ子、市川健一・龍子、斉藤文代、寺越昭男・北野政男・内田美津夫さんの1
2名、救う会=佐藤勝巳会長、西岡力常任副会長、平田隆太郎事務局長他、地元
北海道を初め、宮城・山形・石川・滋賀・和歌山・熊本から参加した。拉致議連
からは、西村眞悟幹事長、中川義雄副会長がかけつけた。また、真鍋貞樹・特定
失踪者問題調査会専務理事も参加し、500名の会場は、立見席だけですまず、
第二会場にも参加者があふれ、約600人となった。

 集会に当たり、前日23日に記者会見を行い、また五稜郭本町交差点で街頭活
動を行った。また6者協議を翌日に控えた25日、改めて記者会見を行い、横田
滋代表は、「今回の協議で拉致問題に進展がなければ、北朝鮮への制裁に踏み切っ
てほしい」と訴えた。また、飯塚繁雄副代表は、「原敕晁さんを拉致し、横田め
ぐみさん・曽我ひとみさんの教師役を務めていた辛光沫の身柄の引き渡しを、6
者協議の場で強く迫り、拉致問題の真相究明を行なってほしい」と訴えた。増元
照明事務局長は、「北朝鮮の代表者は、対米担当なので権限を与えられていない
と逃げるだろうが、6者協議で被害者の命を救出できないなら制裁発動してほし
い」と述べた。

 西村眞悟・議連幹事長は、「6者協議をきっかけにして、国論が制裁で統一さ
れることを期待している」と述べた。西岡力・救う会常任副会長は、「日本側の
冒頭発言に注目している。この1年1か月、日朝間であったことといえば、偽遺
骨や偽死亡診断書が出てきただけだった。従って、政府は昨年6月を超える強い
非難を行なうのかどうかだ。それをしないならば、この1年1か月の北朝鮮の対
応を黙認したことになる」と述べた。

 集会決議の全文は以下の通り。

■函館集会決議

 本日私たちは「小住健蔵さんの拉致認定と、未帰還者救出のための経済制裁を
求める緊急道民集会」を開催した。小住健蔵さんのご家族が直接、救出を訴え、
全国から駆けつけた拉致家族会メンバー、救う会関係者、拉致議連役員そして多
くの心ある国民がともに救出のために戦うことを確認できた点で、大変意義のあ
る集会だった。

 小住さん事件では、警察が昭和60年に、小住さんになりすましていた北朝鮮
工作員朴某を指名手配している。ところが、現在に至るまで政府は小住さんを拉
致被害者として認定していない。政府が拉致認定している中には、犯人の特定が
できていない事件もある。それに比べると小住さん事件は犯人が20年前にすで
に指名手配されているという点で捜査はかなり進んでいると言える。本日の集会
を契機に、世論をより一層盛り上げ、国会などでも議論を深め、早急な拉致認定
を求めていきたい。

 もちろん拉致認定がゴールではない。北海道内にも多数の特定失踪者がおられ
る。小住さんをはじめとする全ての拉致被害者を救出することが私たちの目標で
ある。政府は昨年12月24日、「迅速かつ誠意ある対応がなければ、厳しい対
応をとる」と制裁を予告した。ところが、北朝鮮が全く誠実な対応を見せていな
いにもかかわらず、小泉首相は制裁発動を決断しない。先月に家族会と救う会は
首相官邸近くで制裁を求める座込みを実施した。今日で政府の制裁予告から7か
月が経った。本日の集会で私たちは未帰還者を救出するためには制裁発動する以
外に方法がないということを強く確認し、全国の仲間とともにその実現を小泉首
相に求めていくことを誓う。

平成17年7月 24日
「小住健蔵さんの拉致認定と、未帰還者救出のための経済制裁を求める緊急道民
集会」参加者一同



 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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