救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

衆参両院で制裁決議を?拉致議連総会(2005/02/08)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.02.08-1)


 拉致議連は、本日2月8日、憲政記念館で総会を開催した。総会では、西村眞
悟幹事長より、衆参両院で制裁決議を行うことが提案され、そのために一致して
協力することが全会一致で採択された。また、自民、民主両党で北朝鮮人権法案
が作られ、これを超党派の議連ですり合わせ、早期に法案を成立させることが申
し合わされた。

■衆参両院で制裁決議を?拉致議連総会

平沼赳夫会長の挨拶と報告の概要は以下の通り。

 米国のシンクタンクの専門家に、北朝鮮が出してきた偽の遺骨の話をしたとこ
ろ大変驚いていたので、今後米国の要所に拉致問題に関する情報をもっと知らせ
る必要がある。

 先に北朝鮮を訪問した共和・民主の6人の下院議員から面会要請があり、議連
会長として面会した。日本人拉致問題に言及したが、北朝鮮は話に乗ってこなかっ
た。議員団の訪朝は2回目で、北朝鮮側から3回目の訪朝の際には金正日に会わ
せることができるとの話があったそうである。米国側からは、6か国協議の国会
議員による国際会議を白頭山で行うことを提案した。日本では、衆参の特別委員
会で制裁決議を行い、各党でも制裁のシュミレーションをしており、いつでも制
裁発動が可能な状態であることを説明した。

 500万の署名をしっかり受け止め、どちらかというと対話路線になりつつあ
る小泉総理が、毅然と交渉すべきだと考えている。

横田滋・家族会代表の挨拶概要

 油濁汚染を防ぐため保険に入っていない100トン以上の船が3月から入港で
きなくなること、北朝鮮人権法案が両党で作られたことなどに期待している。北
朝鮮が出してきた「遺骨」は別人のものであったのに、日本が捏造したもので受
け入れられない、と北朝鮮は言っている。こうなれば経済制裁をお願いするしか
ない。この機会に解決してほしいと願っている。

佐藤勝巳・救う会会長の挨拶概要

 1月に各地の救う会が行った集会は、いずれも満員ないし立ち席が多数出てお
り、偽の「骨」が出る前と後では国民の意識が大きく変わった。また、経済制裁
という高度に政治的な問題で集会を開催しているのに多数の人が参加し、「経済
制裁を発動すべきだ。国家が動かないのは恥ずべきことだ」と登壇者が言うと、
どこの会場でもものすごい拍手と声援である。この国民意識の変化をどう結集し
て政府を動かすかだ。議員の先生方の努力をお願いしたい。

佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長の挨拶概要

 就任以来、この問題に全力を尽くす決意を固めている。拉致問題は、国民の生
存と安全に関わる国権の問題だ。北朝鮮が「備忘録」なるものを出してきたが、
生存者を一刻も早く返すべき、真実を明らかにすべき、と要求した。また、誠意
のない対応であれば、厳しい対応をせざるを得ないと伝えた。近日中に、「備忘
録」に反論を予定している。このまま待ち続ける考えは毛頭ない。制裁を、いか
なる考え方で、タイミングで行うか、問題解決に役立つようにどう行うかを検討
してやっていく。


 その後、質疑応答に入り、期限を切って制裁する方針を出すべきだ、アサリの
原産地表示を徹底するとともに、船舶油濁損害賠償保障法施行後、船籍の代替等
が行われないよう監視すべき、自民・民主の人権法案のすり合わせを急ぐべき、
などの意見が出された。
 
議連総会には、家族会から横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、蓮池 
透事務局長が参加、救う会から佐藤勝巳会長、平田隆太郎事務局長が参加した。

 ? ◆
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