救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

ベーダーNSC上級部長らと面会(2009/04/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2009.04.29-2)

■ベーダーNSC上級部長らと面会


 訪米団はホワイトハウスのNSCを訪問し、ベーダーNSC上級部長らと面談した。面談は
午後4時45分頃から約1時間もたれた。米側からは、ベーダー上級部長のほか、ラッセン
NSC日本朝鮮部長、ソン・キム6者協議代表大使、アルビズ国務省次官補代理が同席した。

 面会では、ベーダー上級部長が冒頭に拉致問題に対するオバマ政権の姿勢などについ
て説明したあと、飯塚家族会代表が、テロ支援国再指定と金融制裁などの対北厳格姿勢
を求めるあいさつをし、そのあと、平沼議連会長のリードの下、参加した各国会議員と
増元事務局長が、北朝鮮に対する圧力強化と、オバマ政権の対北姿勢に対する日本側の
疑念などを提起した。それをうけて、最後にベーダー上級部長がいくつかのことを回答
して約1時間の面会は終わった。

 ベーダー上級部長の発言要旨は以下の通り。

冒頭あいさつ

 北朝鮮政府が人々を拉致していること、被害者と家族の状況は、オバマ政権にとって
深い懸念の対象だ。クリントン長官が2月の訪日し家族と面会した。そのときにもお話
ししたが、オバマ政権は皆さんのご努力、すなわち、拉致された全員の情報の具体的調
査と、自分の意思に反して北朝鮮に抑留され続けている被害者が一人もいなくなるよう
にするためのご努力を支持している。

 6者協議の中に人道問題作業部会がありこの問題を扱う枠組みとなっているが、残念な
がら協議は中断している。

 日米政府はこの3ヵ月、北朝鮮の挑発的行為に対する対応で忙しかったが、かなり強い
対応ができた。予想以上に強い表現の国連安保理議長声明を出せた。
  
 誤解ないように強く言いたいが、北朝鮮による拉致はひどいことであり、許されない。
完全な解明が求まられる。北朝鮮がそれをしない限り、国際社会に受け入れられない。

最後の発言

皆様のこの問題に対する誠意、熱意を感じた。何人かが日米同盟への懸念を言及されたが、
私は全くそう思っていない。オバマ政権発足後、日米協力は順調だ。安保理の議長声明も
強いものになった。安保理には日米以外15国いるので、妥協はしたが、予想以上に強い表
現となり新たな制裁をかせた。日本での世論調査でオバマ大統領の支持率89%だった。
クリントン長官の最初の外遊国に日本を選んだこと、オバマ大統領の執務室に最初に入っ
た外国リーダーは麻生総理だった。これは偶然ではない。

圧力の重要性については同じ考えだ。よい結果を出すために圧力は一つの役割を果たす。
米国は幅広く長期間北朝鮮に制裁している。今回また制裁をかけたところだ。米国がこれ
らの制裁をやめることは論外だ。しかし、もう一つ、オープンドアも北朝鮮との交渉に必
要だ。彼らが振る舞いをかえる可能性に備えたオープンドアも、制裁とともに両方必要だ。
新たな制裁については、核とミサイルでの彼らの行動次第だ。

日本政府の拉致問題に対する取り組みを米国として全面的に支持する。




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