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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

テロ指定解除の動きは遺憾?平沼議連会長らが米シーファー大使に(2008/06/03)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.06.03)

本日、6月3日、平沼赳夫・拉致議連会長と、中井 洽・会長代行、古屋圭司
・事務局長がシーファー大使を米国大使館に訪問し、北朝鮮に対するテロ支援国
指定解除問題、拉致問題について、議連役員会の決議を申し入れ、懇談を行った。
以下は、平沼会長らの面会終了後の報道関係者との発言概要である。
※議連の決議は、「核と拉致の両面で無原則な対北譲歩をしてはならない?拉致
議連が緊急決議」として5月27日のメールニュースに掲載。

■テロ指定解除の動きは遺憾?平沼議連会長らが米シーファー大使に
平沼会長 我々は超党派の議員連盟で、米国が北朝鮮に対するテロ支援国指定解
除を行うかどうかにつき非常に危惧している。我々の決議文は既に米国の議会関
係者、政府関係者に配布済みであるが、大使閣下に改めて決議の内容をご説明し
たいとして、それぞれが説明した。

最大の同盟関係にあるアメリカに対し、私たちは昨年11月ワシントンで色々
な交渉をしたが、それがこのところ解除の動きが出ていることが遺憾であるとの
話をした。シーファー大使からは、暖かい返事があった。その詳細については、
古屋先生から報告する。

古屋事務局長 まず、平沼会長、中井会長代行から決議の趣旨について話をした。
それを受けて大使は、決議は既に承知していること、昨年11月の我々の訪米に
ついても触れていただき、また大統領からは横田早紀江さんとお目にかかった話
を常に聞いているとのことであった。具体的な話としては、大統領としての見解
はいっさい変わっていないことをはっきり申し上げたい、とのことであった。す
なわち拉致問題と核問題はしっかり頭の中に入っているとのことだ。

6者協議の経過については、ヒル次官補が話しているからみなさんご承知のこ
とだろう。現在、第2段階で、寧辺の申告を含めた無能力化の話を進めているが、
核物質の申告、濃縮ウラン、核拡散問題がまだ残っているとのことであった。拉
致問題については、常に米国は指摘をしてきている。日朝で必ず交渉するように
と指摘をしてきているとのことであった。ノルマ的にやっているのではないかと
いう報道もあったので、決してそういうことではないと強調していた。

個人的にはめぐみさんの問題などに心を痛めているのでしっかり努力をしたい
と言われた。

<質疑応答>
問 指定解除の懸念があったが、現状に変化はないという安心を持ったというこ
とか。

平沼 明確には言わなかったけれど、この問題についてはブッシュ大統領が安心
しているから、安心して考えてほしいというニュアンスが伝わった。

問 米朝協議で北朝鮮側から拉致問題についてどういう返事があったかという話
は大使からはなかったか。

古屋 北朝鮮がどう言ったかについてはなかったが、米国側からは常に指摘して
いるということだった。

平沼 大使からは、北朝鮮には、情報を出してしっかり話し合いをするようにと
言っているとのことだった。

問 今後の対応だが、訪米後の議連の活動としては、米国に決議を送ることか。

古屋 アメリカに対してはそうだが、韓国に対しては政権が変わったので、保守
派の議員との連携をしたいと考えている。韓国を訪問することも視野に入れてい
る。

平沼 中井先生から、特定船舶の入港禁止などを延長した等の説明を大使に行っ
た。
問 北朝鮮がアメリカに対して、数人の帰国について話したという報道については。

古屋 まったく虚偽の報道だと思っている。米国では5月に下院で、解除に反対
するとの法案を通してくれたことを高く評価していると伝えた。

平沼 ロス・レイティネン議員が28名の賛同者を得て、安易な解除をすべきで
ないとの法案が出され、可決された。

古屋 あとは上院だ。昨年11月に訪米し、日本の議会にこれほど反対が多いと
いうことが知られ、アメリカの保守派の議員がこれではまずいとしてやってくれ
た。安易にハードルを下げることは日米同盟にも傷が付くと私からも指摘した。





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