救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「立命館大学の金大中名誉博士号授与に反対する」救う会緊急声明(2007/10/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.10.29)

 本日、10月29日来日した金大中元韓国大統領に立命館大学が、明日30日、
名誉博士号を授与する予定とされる。金大中氏は、原敕晁さん拉致実行犯辛光洙
を北朝鮮に送還したのみならず、未だに被害者とその家族に謝罪もしていない。
救う会は、金大中氏に謝罪を求め、立命館大学に「名誉博士」を与える資格につ
いて問い、マスコミに拉致隠蔽責任を追求することを求める緊急声明を出した。
全文以下の通り。

■「立命館大学の金大中名誉博士号授与に反対する」救う会緊急声明

 本日、金大中元韓国大統領が訪日した。立命館大学から名誉博士号を授与され、
日本マスコミとのインタビューなどを行う予定という。

 金大中氏は、2000年9月、横田めぐみさんの両親をはじめとする拉致家族
会とそれを支援する私たち救う会の強い抗議を無視して、原敕晁さん拉致実行犯
辛光洙を北朝鮮に送還した許し難い人物だ。

 そもそも、北朝鮮当局は1985年辛光洙逮捕時に「我々とはまったく関係が
ない人物」との声明を出していた。日本人原敕晁さんになりすまし韓国に入国し
て逮捕された辛光洙が北朝鮮人であれば、北朝鮮が原さん拉致を行ったことが証
明されるためそのようなウソをついたのだが、2000年の時点でも北朝鮮は原
さん拉致をでっち上げと否定していた。したがって、金大中政権が友好国日本の
拉致問題解決に協力するつもりがあれば、北朝鮮が公式に自国民でないとして発
表していた辛光洙を北朝鮮に送る必要はなかった。

 金大中氏は2005年訪日した際、「辛光洙(容疑者)に関しては大統領在任
中、報告を受けなかった。報告があれば他の措置をとっていたと思う」と弁明し
たが、原敕晁さんとそのご家族への謝罪表明すらない許し難い責任逃れだ。

 立命館大学は日本国の大学として、日本人拉致隠蔽に加担し、その責任を一切
認めない同氏に果たして「」の資格があると考えるのか、きちんとした見解を示
していただきたい。

 また、同氏へのインタビューを行う予定の日本マスコミは、ぜひ、拉致隠蔽責
任を追求することを強く求める。

平成19年10月29日
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳


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