救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国民大集会にガブリエルさんが来日?帰国会見(2007/04/09)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.04.09)国民大集会にガブリエルさんが
来日?帰国会見

 ルーマニア人拉致被害者ドイナさんの家族との面会で、ルーマニアを訪れてい
た増元照明家族会事務局長、西岡力・救う会常任副会長が4月9日帰国し、成田
空港で会見した。

■国民大集会にガブリエルさんが来日?帰国会見
増元 (ドイナさんのお母さんベトゥラ・ブンベアさんと弟のガブリエル・ブン
ベアさんに4月5日に会って話をした結果)ルーマニア人拉致被害者の存在が確
実になったのが収穫だった。また、4月22日に開催する国民大集会に参加する
との約束が得られた。受け入れの準備に入りたい。さらに、欧州では北朝鮮によ
る拉致問題がこれまでさほど重視されてこなかったが、EU加盟国の一つである
ルーマニアからの拉致が明らかになったことをきっかけとし、他の欧州の国々か
らの拉致被害者の特定に進むのではと期待している。

西岡 (ルーマニア紙の新聞「Evenimentul Zilei」07.03.20付を手に)この報
道から、被害者家族の身元が分かった。この記事を書いた記者や国営テレビの記
者も会見に来た。ルーマニア語での質疑応答も色々あり、国内で関心が高まって
いたことが分かった。この記事を書いた記者は、2005年9月にジェンキンス
さんが『告白(TO TELL THE TRUTH』を書いた直後から記事を
書いていて、拉致問題をフォローしている。ルーマニア語がどこまで欧州に広が
るか不明だが、関心が広がってほしいと思っている。なお、ジェンキンスさんの
本では、ドイナさんの名前は出ているが、姓がブンベアさんであることは分かっ
ていなかった。

増元 最初の記事を書いて1年半たった頃に、ガブリエルさんから連絡があった
とのことだ。

西岡 そしてこの記事となった。ガブリエルさんはネットから色々な情報を収集
していた。イギリスのドキュメンタリー番組(「休戦ラインを越えて」)がアメ
リカで報道され、それを今年、ガブリエルさんがネットで見つけた。その中に、
ドイナさんとドレスノクさんの息子であるガブリエル・ドレノスクさんのインタ
ビューがあった。名前が自分と同じで、顔がドイナさんそっくりだった。そこで
この記事となった。

増元 ガブリエルさんは、「私の力は小さいが」としながらも、今後欧州での拉
致問題の啓蒙についてルーマニアで力を入れたいと話してした。なお、政府には
不信感をもっていた。私たち家族会の最初の頃と同じ。しかし、政府とは接触し
た方がいいと助言した。ジェンキンスさん・曽我ひとみさんには国民大集会の前
に会ってもらえればと思っている。

西岡 曽我さんのメッセージは、電話で聞いたことを伝えた。ドイナさんがどう
いう人だったかの思い出を伝えた。ロールキャベツがルーマニアで有名だそうだ
が、ロールキャベツや、イタリアのピザの作り方を教えてもらった話をしたら、
お母さんがぽろっとなって、自分が教えたと言っていた。
 曽我さんと娘二人が、ドイナさんから、型紙から洋服を作ってもらった話もし
た。ガブリエルさんが、母はミシンで洋服を作っていたが、母から習っていたこ
とを平壌でやっていたんだなあ、と言っていた。ドイナさんの場合は死亡したと
いう情報だったが、生活の息遣いが伝わっていなかったため、そういう話を聞い
て感極まった感じだった。

増元 30年聞こえてこなかった肉親の温かみが見えてくれば母として嬉しいこ
とだ。生身の姿がうかがえると、胸がしめつけられるような思いもするが、嬉し
さもある。

西岡 それでお母さんが思い出を語り始めた。ドイナさんとは17歳も離れた子
どもを妊娠して恥ずかしいと思ったが、ドイナさんが、「絶対にかわいい子が生
まれてくる」と言い、ガブリエルさんの名前も命名したと、堰を切ったように話
し出した。

増元 ドイナさんの2歳下の弟がいて、今回面会するためドイツから向かってい
たそうだが、事故で道路が10時間も渋滞したとのことで残念ながら会えなかっ
た。その弟さんならもっとドイナさんの思い出が語れたと思う。お母さんも国民
大集会に招待したが、体調の問題で来られないとのことだった。

西岡 6日にミハイ・ギョルギウ外務次官に会った。「北朝鮮には情報を求めて
いる。ジェンキンスさんには会っていない」とのことで、「今後のこととして考
えていく」とのことだった。ルーマニア首相と安倍首相との首脳会談でも拉致問
題が話題になっている。

増元 昨年訪米した際、ルーマニアの国連代表部にも拉致に関する情報を提供し
ているので、政府は知っている筈だ。

西岡 麻生外相がルーマニアを訪問した際も言及している。また、今回は、在ルー
マニア日本大使館津島冠治大使までが現地に行き、一部接通訳もしてくださった。

増元 ルーマニアはEUの一員だから、その国民が確実に拉致されたということ
は、EUで関心が高まる最初のステップになる。




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