救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」全報告



◆拉致被害者が速やかに日本の土を踏むという結果を実現する

安倍晋三 国民大集会に当たり、総理大臣としてご挨拶を申し上げます。
 言うまでもなく、安倍政権にとって拉致問題の解決は、最重要課題です。このことは北朝鮮側には繰り返し伝え、交渉を進めていますが、現在までのところ、北朝鮮側から拉致被害者について具体的な情報を含む調査結果は出てきていません。
 この交渉に当たっては、当然拉致問題を最優先で交渉していくことをお約束いたします(拍手)。先月、政府として、「対話と圧力」の基本方針のもと、わが国が独自に行っている北朝鮮措置の延長を閣議決定しました。すべての拉致被害者を取り戻すため、引き続き北朝鮮側が調査を迅速に行い、その結果を速やか、かつ正直に通報することを、今後も強く求めていきます。
 また、問題の解決には、国際社会としっかりと連携をとりながら、北朝鮮に対し圧力をかけていくことが必要です。昨年12月に、国連の安全保障理事会で初めて、人権状況を含む北朝鮮の状況が議題として採択され、拉致問題を含む包括的な議論が行われました。
 先月末には、国連の人権理事会において、わが国とEUとの共同提出により、安保理がこの問題に、継続的かつ積極的に関与することを期待する旨を明言した北朝鮮人権状況決議が採択されるなど、国際社会では拉致問題の解決を求める気運がこれまでになく高まっています。
 こうした気運を盛り上げるために、家族会の皆様、そして多くの国民の皆様が世界に働きかけをしていただいたことを御礼申し上げたいと思います。
 大切なことは、拉致問題を解決しなければ北朝鮮がその未来を描いていくことはできないということを北朝鮮にしっかり理解させていくことが大切です(拍手)。その認識のもと、北朝鮮は直ちに被害者全員を日本に返すべきであり、そのことを改めて強調したいと思います。
 拉致被害者の日本への帰国なくして拉致問題の解決はないわけです(拍手)。先日、ご家族の皆様とお会いして、皆様がご高齢になる中、改めて解決に向けての切なる思いに触れました。一刻の猶予も許されないとの思いを改めて強くしました。
 すべての拉致被害者が速やかに日本の土を踏むという結果を実現するために、あらゆる手段を尽くします。困難はありますが、ご家族の、そして被害者の皆様が抱き合う日が訪れるまで私の使命は終わりません。
 日朝平壌宣言に基づき、諸懸案を包括的に解決すべく、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則を貫き、引き続き全力を尽くします。
 我々は、拉致被害者、そしてご家族の皆様と常に共にある、この思いをしっかりと胸に刻みながら解決に向けて全力を尽くしていくことをお約束して、私のご挨拶とさせていただきます。皆さん一緒にがんばりましょう。ありがとうございました(拍手)。
櫻井よしこ
 安倍総理、本当にありがとうございました。安倍総理は羽田に特別機を待たせておられます。この後アメリカにでかけるわけですが、4月3日、14日、そして今日と、4月に入って3度拉致被害者のご家族の皆様方とともに時間をとってくださいました。本当に安倍総理、ありがとうございました(拍手)。ここで安倍総理がご出発になられます。盛大な拍手でお送りください(拍手)。
櫻井よしこ
 では、拉致問題担当大臣の山谷えり子さんにお願いいたします。

  
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