救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「もう我慢できない。今年こそ結果を!国民大集会」全記録



◆日本人は怒りを通り越して激怒に達している

浜本七郎(地村〈旧姓浜本〉富貴恵さん兄、家族会副代表)
 みなさんこんにちは。いつもご来場ありがとうございます。私は唯一帰国者側の家族でありまして、福井県出身の旧姓浜本富貴恵、今地村富貴恵の4歳上の兄です。
 向こうでの生活の話はあまりさせていただいていないんですが、妹たちは北ではどんな生活をしていたのか。簡単にお話すると、物理的なものは、食事などのようなものは何とか生活の範囲でやっていけたのです。
 25年間、何を思っていたか。それはやはり帰国に関することです。本当に心の底から、腹の底か恨みが出るような、うめき声が出るようなことで、日本に帰りたい、日本に帰りたい、ずっとそう思っていました。
 なぜか。やはり北というところは、冬になると酷寒の寒さなんですね。そこで死んだら本当にさみしいというか、自分が精神的にまいってしまうわけですね。向こうは土葬が多いそうです。亡くなっても土の中で、誰もお墓にも来てくれない。一人でさみしく亡くなっていかなければならない。
 それを思ったら、やはり日本に帰って、家族とかそういう人たちに見守られて死んでいきたいというのが本当に日本人じゃないでしょうか。
 北はまだ回答してきません。宋日昊がこの前色々話しました。日本に対する信頼関係等でいちゃもんをつけていますが、拉致した犯人なんですね。我々に非はないわけです。北朝鮮という国に対して25年間、刑務所にいたようなものです。拉致した被害者は無条件で返すのが当たり前のことなんです(拍手)。
 それがなぜできないのか、ということですが、こちらにも手段があるんです。今現在、朝鮮総連の議長について、(再入国許可を取り消せと)先ほどお話がありましたが、私もそう思います。再入国を許可しているんです。撤回も辞さないぞということも含めて早く返事を出せと(拍手)。
 こちらに非はないんです。向こうに非があるんですから。そういうことに関しては本当に悠長です。実際に譲歩することもできないと思います。
 ここにいらっしゃる方は、日本全国の意思だと思って、怒りを通り越して激怒に達していると思っていらっしゃると思います(拍手)。是非とも応援宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。


  
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