救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

特別セミナー「拉致問題の全体像と解決策」全記録



◆事態が動いた時、北朝鮮の嘘に備えることが必要

総合司会 西岡力・救う会会長(東京基督教大学教授)
 「拉致問題の全体像と解決策」特別セミナーを始めさせていただきます(拍手)。このセミナーは8回目になります。行事を進めるのがうまくなることがいいことなのかということをいつも思います。
 しかし、北朝鮮の地で待っている人たちのことを思うと、できることは何でもやっておかなければいけないと思っており、8回目のセミナーを準備しました。
 事態を動かしてくださるのは政府です。後で古屋大臣から、今どこまで来ているのかの途中経過の報告をしていただきますが、他方、事態が動いた時に北朝鮮がまた嘘をつくかもしれない。
 それをさせないためには、拉致の全体像を我々ができるだけ知っておかなければならない。ポーカーのゲームをする時に、相手のカードが何も分かっていなければ負けるわけです。そういう観点から、救う会では「拉致の全貌」プロジェクトを作って8年間調査をしてきました。
 また調査会でも現場の調査をずっとされていると思います。政府ももちろん情報活動、分析活動をずっとしていますが、その中で公開できる部分についてみんなで討論したいと思って今日のセミナーを作りました。
 また今日は、韓国から元連絡部の工作員、金東植(キム・ドンシク)さんに来てもらいました。これは意味があります。これまで日本で紹介されている工作員は金賢姫(キム・ヒョンヒ)さんが代表的ですが、彼女は調査部の工作員でした。
 調査部より連絡部の方が規模が大きいし、対南工作では老舗みたいなところですが、そこでも「日本人化教育」をしていた。金東植さんの同期生が教育を受けていたという話も含めて、連絡部の中でどういうことがなされていたのかを話していただけることになっています。
 被害者を取戻すために何ができるのかを第2部のテーマとして進めていきたいと思います。
 それではまず、主催者を代表して、飯塚繁雄・家族会代表よりご挨拶をいただきます。

  
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