救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致事件の北朝鮮側の認知度について(2000/07/30)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■拉致事件の北朝鮮側の認知度について

 先日東急田園都市線の駅前(横浜市)で車椅子に座ってお一人で救出のための署名
活動をしておられた方がいたそうです。私たちも知らないところで、炎天下不自由な
お身体をおして活動してくださっているとの話に、粛然とした気持ちになりました。

 さて、後に掲載したのは@niftyの『自由に語ろう北朝鮮』というパティオ(フォー
ラム)で連載されている「平壌は今日もお天気」という旅行記からの引用です。文中
「Safety」というのはこのフォーラムを主催している方、Bさんというのは北朝鮮側
のガイド兼監視人です。日本人に接触する立場の人だからということはありますが、
拉致問題が日朝間に存在するということを理解していることは分かります。

 6月30日に在米ジャーナリストが金正日にインタビューしたときも金正日は拉致問
題を持ち出しています。昨日の「行方不明者の情報を北朝鮮赤十字が日本赤十字に伝
えた」というニュースも、21日から始まる日朝交渉で拉致問題を回避したいという北
朝鮮側の姿勢の現れでしょう。北朝鮮側はそれ以外にもいくつかのカードを作りだし
て(手持ちのカードを出すのではなく作って持ち出してくる)拉致問題を回避しよう
とするでしょう。わが国が政府も国民も断固として対処できるか、できれば救出は確
実に近づくでしょうし、できなければ遠ざかるでしょう。一つの正念場が近づいてい
ます。(荒木)
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Bさん「日本は、過去の反省もしていませんし、補償もしていません。それを早
    く済ませて、早く国交を正常化するべきです。」
Safety「そうですね。北朝鮮側はそれを主張していますね。それはそれで大事な
    ことだと思います。ところで、日本の主張はご存じですか?」
Bさん「拉致疑惑ですね。それと、ミサイル問題ですね。」

 えっ?ちゃんと知っているではないか。正直、内心ちょっと驚く。

Safety「よくご存じですね。日本は、補償問題、拉致問題、ミサイルなどの安全
    保障問題、この三つの問題を解決してから国交正常化しようという立場
    ですね。」

 ここで、この機会にぜひ聞いてみたかったことを尋ねることにした。

Safety「その日本の主張について、こちらでもきちんと報道されていますか?」
Bさん「はい。」
Safety「国民の方、みなさんご存じなんですか?」
Bさん「みんな知っています。」

 えっ!?日本が、北朝鮮による拉致疑惑を問題としていること、それが北朝鮮
でも報道されている。そして、北朝鮮国民がみんな知っている。本当なのか?本
当だとすれば、これは重大な証言だ。これが事実ならば、拉致されている横田め
ぐみさんたちも「日本が、北朝鮮による拉致疑惑を問題としていること」を知っ
ている可能性が高い。これは、横田めぐみさんらにとっては、大きな心の支えと
なるだろう。「救う会」による活動の成果と言っていいだろう。
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