救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

小浜事件22周年でアピール発表(2000/07/08)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■小浜事件22周年でアピール発表

以下、島田洋一全国協議会幹事(福井県立大助教授)からの報告です。

 22年前に地村さん、浜本さんが拉致された7月7日、午後2時30分から、日本
海岸沿いの高台にある小浜公園(地村保志さんの車が発見された現場)に関係者が集
まり、「地村さん、浜本さんらの救出を誓う集い」を開催しました。
 父の地村保さん、兄の浜本雄幸さんはじめ、福井で活動する「家族会」「救う会」
「地方議員の会」のメンバー多数が駆けつけました。
 当日は、テレビ局、新聞社の福井支局のすべてが取材に訪れ、福井県におけるこの
問題への関心の高さを改めて示しました。東京からも高世仁さんが取材にこられまし
た(8月5日に全国ネットで放送される予定とのこと)。
 当日、日本海を眼下に見下ろす小浜公園で読み上げられ、採択された「7.7小浜
宣言」を添付します。


《宣言》ふたたび7月7日を迎えて

「一日一日を一生懸命生きていく平凡な人間を、一人一人大事に扱ってくれる社会こ
そ、真に自由な民主的な社会だと私は考えます。……いまも北朝鮮の奥深い山の中で
故郷と家族を懐かしみ、涙を流している田口八重子を放っておいて『良心』とか『正
義』といった言葉を口に出すことはできない、そういう思い詰めた気持ちから、私は
本書(『忘れられない女(ひと)』)を書き上げました」

 金正日の命令により大韓航空機爆破テロを実行するにいたった金賢姫さんの言葉で
す(田口さん?李恩恵?は工作員教育係。拉致被害者の一人)。
 1978年の今日、7月7日、結婚を間近に控えた地村保志さん、浜本富貴恵さんの二人
が、ここ小浜の地から拉致され、まる22年の月日が流れました。
 地村さん、浜本さんらを放っておいて、「人権」とか「正義」といった言葉を口に
出すことはできません。

 他国の領土に工作員を侵入させ、その国の国民を拉致するというのは、明白な侵略
行為です。日本政府としては、断固たる姿勢で、北朝鮮政権に対し、即時解放を要求
するのが当然の責務でしょう。外国工作員に拉致された同胞を20年以上も取り返せな
いというのは、日本という国にとって、この上なく恥ずかしい話です。
 本年3月13日、北当局は「日本側がすでに調査依頼した行方不明者につき、当該機
関がしっかりとした調査を開始した」(日朝赤十字合意)と言明しました。が、4か
月が経とうという現在、何の回答もありません。
 ここでも、日本政府はなぜ、強い姿勢で回答を促さないのでしょうか。10万トンの
コメを差し出し、ただ指をくわえて待っている、一体これが外交と呼べるのでしょう
か。

 最近、南北首脳会談を機に、突如和解ムードが高まりました。が、当初の興奮が次
第に収まる中、北の凄惨な人権抑圧を容認し、一方的に支援を続けるという金大中式
宥和政策に対し、韓国内でもさまざまに批判の声が上がってきました。
 特に「非転向長期囚」(韓国内で非合法活動に従事し逮捕された北の工作員)の北
朝鮮送還が決まる一方、北に長期抑留されている韓国軍捕虜や450人以上に上る拉致
被害者の帰還問題がなおざりにされている点は、明白に相互主義に反するものであり、
金大中政権の無原則・無節操ぶりを突く声が日ごとに高まっています。
 送還される「長期囚」には、日本人拉致の実行犯・辛光洙(シン・グァンス)など
も含まれるといいます。拉致事件の加害者が「革命英雄」として故郷に迎え
られる一方、肝心の被害者たちは、いまだ自由を奪われ、父母兄弟とも一切接触
を絶たれたまま、一体これほどの不正義、これほどに理不尽な話があるでしょう
か。


 金正日さんが笑った、手を振ってくれたなどと喜んでいる場合ではありません。ヒ
トラーが笑いながら子供を抱き上げている写真などいくらでもあります。問題は、独
裁者以外の北朝鮮住民(拉致された日本人・韓国人も含む)に、いつ、心おきなく笑
える日が来るのかという点です。
 北朝鮮は変わったのか、変わるのか。答は簡単でしょう。拉致と公開処刑と強制収
容所、これこそが北朝鮮体制の特質です。拉致被害者が自由の身となって家族のもと
へ帰り、何の罪もない「政治犯」が収容所の地獄から解放されたとき、はじめて北の
体制は変わったといえます。表面的な動きに惑わされず、本質を見据えることが今ほ
ど重要な時はありません。

 地村さん、浜本さんが拉致された7月7日がまたやってきました。
 われわれはここに、二人をはじめとする拉致被害者の救出に全力を尽くすむね改め
て誓うとともに、日本政府に対し、ただ相手の顔色をうかがい、すり寄ってはかすめ
取られる醜態を演じ続けるのではなく、明確に回答期限を切り、断固たる措置に出る
よう強く要求いたします。

平成12(2000)年7月7日

眼下に日本海を臨む小浜公園(福井)にて

改めて地村さん、浜本さんらの救出を誓う集い参加者一同




  
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