救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

韓国人被拉致者と家族との再会についての労働新聞記事(2001/01/03)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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 皆様よいお年をお迎えになられましたでしょうか。今年こそは救出を成功させましょ
う。一層のご協力をよろしくお願い申し上げます。

■韓国人被拉致者と家族との再会についての労働新聞記事

 旧聞に属しますが、11月30日から12月2日まで行われた韓国と北朝鮮の離散家族再
会で「トンジン号」被拉致者の一人姜喜根氏が平壌でソウルから訪れた母親金三禮さ
んと再会したことについて、北朝鮮労働党機関紙「労働新聞」、政府機関紙「民主朝
鮮」12月2日付が報じていたことが分かりました。記事は中央通信電を使ったもので
両紙とも同じ内容です。これを読むと姜氏が寺越武志さんと全く同じ役回りをさせら
れていることが分かります。ご参考までその部分だけ訳載します。なお、韓国の拉北
者家族協議会の崔祐英会長と崔さんをサポートしている金美英さん(現朝鮮日報記者)
らは統一部長官(大臣)に、このような再会の仕方をするならまず全員の生死確認を
し、さらに第三者立ち会いのもと自由な意志の確認をするよう要求しています。

「労働新聞」記事「第二次南側離散家族親戚訪問団メンバー血肉と家族単位で対面」
 (12月2日付・「民主朝鮮」も同じ)

【平壌12月1日発朝鮮中央通信】
 第2回南側離散家族、親戚訪問団メンバーが1日平壌高麗ホテルで血肉と家族単位
で面会した。
 北と南の家族、親族は家庭的な雰囲気の中で故郷のニュースや安否を問い食事も共
にしながら血肉の情、統一愛国の心を熱く分かち合った。
 北の血肉は敬愛する金正日将軍様の民族自主政治、民族大団結の度量の広い政治の
下でわが人民が自主的人民の尊厳と矜持を抱いて自らの才能と希望を花開かせていっ
ていることについて訪問団メンバーに語ってあげた。
 江原道のある共同農場技師長と龍城機械連合企業所の設計員、咸興鉄道局傘下乗務
隊中隊長をはじめとする血肉たちは光復後と戦争のとき両親と別れたが母なる党と共
和国政府は生活の拠点を用意してくれ、信頼と愛を抱かしてくれて国の働き手として
育ててくれたと語った。
 13年前わが共和国領海深く不法侵入しスパイ行為をしてだ捕された南朝鮮船舶「ト
ンジン」号の前甲板長は訪ねてきた母親に自分が人民のための正しい政治が行われて
いる共和国の懐で暮らしたくて自らここに人生の錨を下ろし社会主義祖国の恵沢で幸
せな生活を享受していることを語ってあげた。
 彼は自分だけでなく他の船員も南側に帰れば当時の「安企部」が「保安法」にひっ
かけて過酷な取り調べをし、職業も持てないことは明らかだったので、ここで生きて
いくことを求めたと語り、共和国政府がその願いを聞いてくれて家庭も持ち息子娘も
生まれて羨むことなく暮らしていると言った。
 そして彼は「トンジン」号の「拉致」「拉北」というのは荒唐無稽なねつ造であり、
うそであることが宣言すると強調した。
 10余年の歳月を家族と別れて暮らしてきた彼はその間できなかった親孝行をしてさ
しあげようという熱い心を抱いて母親に心のこもった70歳の誕生日の祝膳を準備して
人々の感動を誘った。(以下略)

<参考>
     韓国離散家族再会における被拉致者姜喜根氏と家族の再会について

 去る11月30日から行われた南北朝鮮離散家族再会により、韓国からの訪問団の一人
金三禮さんが韓国人被拉致者の一人である息子姜喜根氏との再会を果たした。北朝鮮
が被拉致者と家族の再会を許したのは、この間韓国拉北者家族会と、それを支援して
きた皆様の活動を北朝鮮当局が無視できなくなったことの結果であり、ご家族及び関
係各位に心からお慶びを申し上げたい。
 しかし一方、この再会には極めて大きな問題が存在する。以下その問題点を指摘す
る。

姜氏に北朝鮮のメディアを通じて拉致でないと語らせていること
 姜氏は北朝鮮の中央放送のインタビューで「無償で勉強し無償で治療をうけられる
ところに永住することに決心した。拉致というのははねつ造であり、自分たちは38度
線を越えて警備艇に捕まった」と語っている。これが強制的に言わされている言葉で
あることは言を待たない。昭和38(1963)年に能登半島近海で拉致され、12年前から
家族が度々会っている寺越武志氏がいまだに「遭難したのを北朝鮮の船に救助され、
北朝鮮で住むことにした」と言わされているのと同じであり、これは拉致という事実
を隠蔽しようとする北朝鮮当局の極めて悪質な態度である。

家族を会わせたのがトンジン号の船員であること
 今回家族に会った姜氏は昭和62(1987)年拉致された漁船第27トンジン号の甲板長
である。このときの被拉致者12名のうちの一人である漁労長崔宗錫氏の長女崔祐英さ
んは現在拉北者家族会代表である。今回の再会に姜氏を選んだのは明らかに韓国にお
ける救出運動の分断を企図したものであり、そのやり方には憤りを禁じ得ない。

拉致問題と離散家族を一括にした韓国政府の姿勢
 既に韓国の中でも問題になっているが、韓国政府は拉致問題を離散家族再会の一環
として処理しようとしている。これは問題の本質を隠蔽するだけでなく、イニシアチ
ブを北朝鮮側に奪われ、救出への道をより困難にするものである。私たちは韓国政府
のこの姿勢に強い疑問を感じる。日本政府の「行方不明者」というやりかたもこれに
通じるものがあり、全員を家族のもとに返すためにはこの問題が「不当な犯罪行為を
受けている被害者の救出」であるという原則を崩してはならない。

 今回のやり方は平成9(1997)年、寺越武志さんの事件が拉致であったことが明ら
かになった後で北朝鮮当局が行った対応と酷似しており、さらに最近問題になってい
る「第三国方式」とも通じるものがある。全被拉致者を自由に家族と会わせるならと
もかく、1人だけを、しかも限られた状況の中で家族と会わせ、救出への動きを分断
するようなやり方は絶対に許せるものではない。日本政府も、韓国政府もこの種のや
り方が問題の根本的解決に寄与しないことを認識し、断固とした姿勢で被拉致者救出
に臨むよう強く要望する次第である。

   平成12年12月3日
「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会 代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会 会長 土屋敬之
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳




  
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