救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

今年2回目の国民大集会を開催−報告2(2018/09/26)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2018.09.26)

■今年2回目の国民大集会を開催−報告2

櫻井 次に、拉致問題担当大臣の加藤勝信さんにお願いいたします(拍手)。

◆国民の皆様の強い怒りと、そして解決に向けての強い決意を

加藤勝信(拉致問題担当大臣、衆議院議員)

 本日は、「全拉致被害者の即時一括帰国を!」国民大集会に、連休のはざまで
はありますがこうして多くの皆さん方にご出席をいただきましたことに、担当大
臣として心から御礼を申し上げます。

 またこの集会の開催に当たり、家族会、救う会、拉致議連、知事の会、そして
地方議会全国協議会の皆さん方に多大なるご努力をいただきましたことに、改め
て敬意と感謝を申し上げます。

 1977年9月19日に久米裕さん、初めて政府に認定された拉致被害者の方
ですが、拉致されてから41年の年月が経ちました。先ほど総理からお話があり
ました。2002年9月17日の日朝首脳会談から16年、そして昨年家族会、
救う会の皆さん方の運動方針に、「今年こそは」という文言が入って、そして今
年も「今年こそは」、そして既に9月も終わろうとしています。

 大変残念ながら2002年に5人の方々が帰国されて以来、一人の帰国の実現
も、そしてそれに対する道筋も見えていない中で、本当に残念ながら愛するご家
族とお会いすることを楽しみにしながら、残念ながら亡くなられた方もいらっしゃ
るところです。

 私も拉致担当大臣に就任させていただいてから3年が経ちます。本当にこの間、
進まなかったことに対して拉致被害者の皆さん、ご家族の皆さん、そして運動を
推進していただいている皆さんに心からお詫びを申し上げたいと思います。

 こうした中で6月12日、歴史的な米朝首脳会談がありました。トランプ大統
領からは、安倍総理の拉致問題に関する考え方を伝えていただいた。このことは
大きな成果だったと思います。

 またそれを確固たるものにするということで、今総理は訪米をされ、日米首脳
会談をされるということです。私も今週訪米することにしており、拉致問題につ
いて関係者としっかりと議論をし、それに向けて働きかけをしていきたいと思い
ます。

 こうした拉致問題の解決で、アメリカはもとより韓国を初め、国際社会の理解、
また応援が必要なことはもとよりでありますが、やはり何といっても日本が、そ
して政府が主体的に取り組んでいかなければなりません。

 先ほど総理からもありましたが、最終的には総理が金正恩国務委員長と、日朝
の首脳会談ということで直接議論をしていく。そうした中で初めて解決がなされ
ていく。しかし、それに向けては、拉致問題の解決、これに資する会談でなけれ
ばならないということです。

 それに向けて我々もしっかり努力をしていきたいと思っていますが、この集会
に先立ち、ご家族の皆さんとも懇談をさせていただきました。その場においても、
ご家族の皆さん方から、一日も早いすべての拉致被害者の帰国をという思いと、
他方で焦ってはならない、解決の道筋が見えるまでは政府は安易に動かない。着
実な工作をしっかりと目指してほしいという要望もいただきました。

 私たちも、本当に一刻も猶予がならないとの思いをしっかりと共有しながら、
今の二つのお考えも踏まえながら、協議に向けて進めさせていただきたいと思い
ます。

 そうした中で、今日のこの集会もそうですが、やはり国民の皆様方お一人お一
人がこの問題に強い怒りと、そして解決に向けての強い決意を示していただくと
いうことが政府の後ろ盾になり、また解決に大きく資することにつながるわけで
す。

 政府としても拉致問題に関する啓発活動に力を入れております。特にこれまで
拉致問題に触れる機会の少なかった若い皆さん方に、この問題をしっかりと認識
をしてもらおうと、こういうことがあったことを知ってもらおうということで、
昨年度から中高生を対象とした作文のコンクールを実施し、また現在今年度分の
応募も受け付けているところです。

 さらに今年度からの新たな事業として、小中高の学校の先生方を対象として授
業での拉致問題の取り上げ方に関する研修会も実施することにしています。また
特定失踪者問題調査会とも連携しながら北朝鮮に向けてのラジオ放送を行ってお
り、今後ともその充実、強化にも取り組んでいきたいと考えています。

 また地方公共団体の皆さんに対して、広報紙において拉致問題をテーマとする
催しを例年以上に大きく取り上げていただきたい、理解促進を強化していただき
たいというお願いをさせていただいたところです。

 本日の集会には知事の会あるいは地方議会全国協議会の皆さん方もご出席です。
そういう面でもご協力を重ねてお願いしたいと思います。

 こうした取組みを通じて、拉致問題の解決に向けて、国民の皆さんの、また国
内の機運を醸成するとともに、米国、韓国を初めとした国際社会としっかり連携
をしていく。そしてその上に立って、今色々な動きがありますので、その上での
チャンスは絶対に取り逃がさない。そして拉致被害者の一日も早い帰国に向けて、
政府が主体的に、最優先、最重要の課題として取組んでいくという決意を強く持っ
て、私たちも取組んでいきたいと考えています。

 どうか皆さん方にも、引き続きのご支援とご協力を賜りますよう心からお願い
申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました(拍手)。

櫻井 ありがとうございました。国民の私たちは今、拉致問題の解決に一番近い
所に来ていると期待しています。加藤大臣、頑張っていただきたいと思います。
ありがとうございました(拍手)。

 ではここで各党の代表の皆様方からご挨拶をいただきたいと思います。自由民
主党の拉致問題対策本部長で、元拉致問題担当大臣であられた参議院議員の山谷
えり子さん、お願いいたします(拍手)。

◆日朝首脳会談が行われる時には、拉致問題解決の絵柄が見えていないとだめ

山谷えり子(自由民主党の拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣)

 「すべての拉致被害者の即時一括帰国」という強い思い、熱い思いを持ってお
集まりいただき本当にありがとうございます。

 北朝鮮をめぐる情勢は大きく動いています。そして拉致問題解決へという認識
も、国際社会で、アメリカで、かつてないほど高まっています。この機会を逃し
てはなりません。正念場、重大なときを迎えている、そういう時です。だからこ
そ世論の一致、強い圧力が必要だと思っています。

 今年の5月も、拉致議連、家族会、救う会の皆様とアメリカに行きました。ホ
ワイトハウス、国家安全保障会議、国務省、国防総省。トランプ大統領が、「シ
ンゾーと共に拉致問題を解決するんだ」との指示をだされたので、本当に政府高
官たちはよく情報収集と研究を重ねておられ、「8人死亡」という北朝鮮が言っ
ていることは嘘ですねと、最初からそういう会話で始まるくらい、かつてないほ
ど分析が進んでいます。

 国連も回りましたが、安倍総理がリーダーシップをとって、拉致問題の解決を
何度も、何度も説明されたので、かつてないほど認識が高まっていました。

 自由民主党としても、常に情報収集、分析、そして必要ならばさらなる制裁検
討ということで、拉致問題対策本部の中に検討チームも作っています。この夏も、
議員外交、あるいは情報収集、視察などみんなで歩いてきました。自民党を挙げ
て、各地で集会や街頭演説も行っています。

 この機会を絶対に逃してはならないとの執念で、解決に向けて歩いていきたい
と思っています。

 しかし一方で、国内外に融和論も広がる気配がなくはありません。北朝鮮は騙
し、時間稼ぎ、あるいは世論分断、こうしことを過去に数々やってきました。こ
うした動きに乗せられては解決が遠のいてしまう。絶対にそうした動きに乗って
はいけない。私たちは説明をしつくし、行動をしつくしていきたいと思います。

 例えば、日朝合同で調査委員会を作ったらどうかなんていうことを言い始める
人もいますね。でも考えてみてください。北朝鮮は拉致をして、その被害者がど
こで、どういう状態で暮らしているかみんな知っているわけです。ですから、す
べての被害者を即時一括帰国の決断をするのは北朝鮮です。だましに乗ってはい
けないと思います。

 拉致問題の解決も、核・ミサイルの放棄もなんにも進んでいないんです。だか
ら北朝鮮対国際社会、この構図を絶対に緩めさせない。そして拉致問題の解決、
これがなければ、国交正常化も経済支援もないんだというのは当たり前のことで
す(拍手)。

 しっかりと熱く、熱く、固まりを作っていく。そのために頑張りぬいていきた
いと思います。安倍総理は今日から、そして加藤大臣も今週中にニューヨークに
行かれます。戦略性を持って、具体的行動で解決のために進んでくださいます。

 日朝首脳会談が行われる時には、もう解決のしっかりした絵柄が見えていない
とだめだ。それまでは決してだまされない。私たちは一致団結して、だまされず
に、すべての拉致被害者の即時一括帰国、この大原則を必ず実現させるために頑
張ろうではありませんか。どうぞこれからも宜しくお願いいたします(拍手)。

櫻井 山谷さん、本当にその通りです。ありがとうございました(拍手)。では
次に、立憲民主党拉致問題対策本部事務局長の村上史好衆議院議員にお願いしま
す(拍手)。

◆与野党を問わず拉致被害者の帰国のために力を合わせることは当たり前

村上史好(立憲民主党拉致問題対策本部事務局長、衆議院議員)

 皆さん、こんにちは。そして本当にご苦労様です。本来なら対策本部長の枝野
幸男が来て、皆様にご挨拶申し上げるところですが、それがかないませんので、
私が党を代表してご挨拶をさせていただきます。

 2002年の日朝首脳会談があってから16年の日にちが経ちました。私もこ
の間、拉致議連の一員として、また拉致問題特別委員会の理事・委員として拉致
問題に取組んできましたが、結果として被害者家族の皆様方の期待に応える結果
が出せなかったということは、やはり一人の国会に身を置く議員としてお詫びを
申し上げたいという思いです。

 そういう最中、膠着した状況の中で米朝会談が行われ、北朝鮮が国際舞台に一
歩足を踏み出しました。ああいう国はやはり、国際社会の中に引きずり出してい
くことがまず第一歩だと思います。それは拉致問題を解決する第一歩でもあると
同時に、そういう時だからこそ、与野党を問わず拉致被害者の方々を一刻も早く、
全員帰ってくる。そのために力を合わせていくことは当たり前のことだと思って
います。

 また色んなご批判もあろうかと思いますが、この問題は一政党だけの問題では
ありません。日本国にとっての問題であり、そして何よりも拉致被害者の方々の
思い、早く家族と会いたいという思いを実現していくことが、我々政治家一人ひ
とりの大きな責任だと思いますし、一人の国民としても当然のことだと思います。

 これから安倍総理、政府におかれては、北朝鮮と交渉されると思います。国内
的には様々な政策の違いはあります。しかし、この問題に関しては、一致して北
朝鮮と対話をする。与党、野党に全く異論はない。一枚岩だよという状況を作っ
ていく。これが我々立憲民主党の、野党第一党としての責任だと思っています。

 これからも皆様方の様々な意見をいただきながら、拉致問題解決に向けて全力
を尽くすことをお誓いして、ご挨拶に代えさせていただきます。一緒に頑張りま
しょう(拍手)。

櫻井 ありがとうございました。立憲民主党が全面的に安倍総理をバックアップ
してくださる(拍手)。拉致問題について協力してくださるとお約束をいただき
ました(拍手)。村上さんありがとうございました。

 次に、国民民主党拉致問題対策本部長、渡辺周さんにお願いいたします(拍手)。

◆日本から北朝鮮に現金が流れている

渡辺周(国民民主党拉致問題対策本部長、衆議院議員)

 皆様、こんにちは。今ご挨拶された村上さんは、大阪で元民社党の出身です。
西村眞悟先生と大変近い関係にある方です。そういう意味で、うってつけの方が
立憲民主党の事務局長にいてくださるなあと、今日は隣に座りながら思いを致し、
意を強くした所です。

 先般私は国会で質問をしました。その時に、ある地方銀行が北朝鮮の商社と取
引がある。香港の商社を経由して5千万円の現金が送られた。国会で取り上げた
時金融庁は、個別の取引についてはお答えしないと、木で鼻をくくったような答
弁でした。

 制裁を訴えながら、玄関は閉めてあるけど裏口から朝鮮総連系の企業が経済活
動をして、その利益が北朝鮮に流れるようでは、こんな国であってはあの国は一
枚岩なのかと言われてしまいます。

 公安当局、金融当局を含めて、わが国がこの問題を解決しない限りは、大変厳
しい態度で国内でも臨んでいることをしっかり示すようにすべきです。与党が言
えないことを我々野党の側から政府与党に対して、厳しく注文を付け、時には要
請をしたいと思っています。

 我々も全力で頑張ります。皆さん、力を合わせて頑張りましょう(拍手)。

櫻井 渡辺さん、ありがとうございました。次に、公明党拉致問題対策委員長の
竹内譲さん、お願いします(拍手)。

◆情勢変化のタイミングを捕えて日本が主体的に解決を

竹内譲(公明党拉致問題対策委員長、衆議院議員)

 皆様、こんにちは。これまで5名の拉致被害者の方々とそのご家族が帰国され
たものの、まだ全員の帰国が実現できず、痛恨の念にたえません。

 ご承知の通り、北朝鮮は昨年、6回目の核実験と多くの弾道ミサイルを発射し、
国際社会の平和と安全を脅かしてきました。ところが本年に入り、ご承知の通り
突如対話路線に転じて、歴史的な米朝首脳会談等国際社会に対する融和を演じ始
めました。

 一連の首脳会談において、金委員長が非核化への意思を示したことは第一歩と
評価されるものの、現時点では依然として駆け引きが続いているだけで具体的な
行動はなく、核・ミサイル技術が温存されたまま北朝鮮の脅威は変わっていませ
ん。

 北朝鮮の非核化に向けた具体的な行動を引き出していくためには、韓国、米国
を初め、中国、ロシアとも協力しながら、国際社会が一体となって国連安保理決
議に基づく厳しい制裁措置を厳格に実施していく必要があります。いわゆる洋上
における制裁のがれ、瀬取りに対しても同様の厳しい対応が必要です。

 さて、昨年トランプ大統領と拉致被害者ご家族との面会が実現しました。その
際大統領は、拉致被害者ご家族の話に真剣に耳を傾けた上で、拉致問題の早期解
決に向けて一層の協力を約束してくれました。

 その言葉通り、米朝首脳会談では大統領から拉致問題が提起されましたが、そ
の後も北朝鮮は、「拉致問題は解決済」との主張を繰り返している始末です。そ
うこうする中、ホワイトハウスから金委員長宛の親書を通じて2回目の首脳会談
の要請があり、既に調整中である旨の発言がありました。また先週は平壌で、3
回目の南北首脳会談が行われ、事態が再び動き出そうとしています。

 この大きな流れを拉致解決の最大のチャンスと捕えて、我々はすべての拉致被
害者を取り戻すべく、全力で取り組んでいかなければなりません。そのためには、
日本は外交を大きく動かしチャンスを引き寄せる必要があります。

 この度も米中間の貿易戦争を踏まえ、我が党の山口代表が訪中し、安倍総理と
習近平国家主席との会談が実現。その結果日中関係改善の流れが確実なものとなっ
てきました。これは中朝の関係にくさびを打ち込むことにもなります。

 またロシアとの共同経済活動や北方領土の問題も、視点を変えれば北朝鮮問題
を瓦解する糸口になる可能性をはらんでいます。これらの大きな情勢変化のタイ
ミングを捕えて日本が北朝鮮と直接向き合い、主体的に解決していかなければな
らないと公明党も考えています。

 公明党は与党の一翼を担う立場としても、これからも拉致被害者家族の皆様と
心を一つにしながら、拉致問題の全面解決に向けて全力を尽くしていく決意を申
し上げ、党としてのご挨拶とします。頑張りましょう。ありがとうございました
(拍手)。

櫻井 竹内さん、ありがとうございました。次に、日本維新の会拉致対策本部事
務局次長の高木かおりさんにお願いします(拍手)。

◆安倍総理の自民党総裁選勝利は拉致解決のための大きなチャンス

高木かおり(日本維新の会拉致対策本部事務局次長、参議院議員)

 皆様、こんにちは。本日は、「全拉致被害者の即時一括帰国を!」と題しての
国民大集会ということで、私も初めて参加をさせていただき誠にありがとうござ
います。私も、北朝鮮による拉致問題特別委員会に所属しているということで、
今日参加させていただきました。

 先ほどから話がありますが、1997年に拉致被害者家族連絡会が発足して2
1年が経ちました。その家族会を中心として、救う会、拉致議連等の活動がされ
てきましたが、家族の皆様には大変厳しい状況ですが、拉致被害者の方々、小泉
総理の訪朝の時に5人の方々が日本に帰国しただけという現状に留まっていると
いうことです。

 本当にまだまだ多くの拉致被害者の方々が北朝鮮に残されている。本当に悲し
く、つらい現状が残されています。この間北朝鮮では弾道ミサイルや核兵器の開
発がどんどん進んでいる。そして日本は安全と平和を脅かされているという現状
です。

 今年に入り、南北首脳会談、米朝首脳会談が立て続けに行われたということで
すが、拉致問題に関しては本当に進んでいるようには感じられない中、やはり外
交だけはなく、自ら何かこの拉致問題に対してできないものかと思い、先月秋田
県男鹿市へ行ってきました。

 ここには北朝鮮のものと思われる漂着船が未だに沿岸部に残されているという
ことです。特定失踪者問題調査会の荒木代表と共に、秋田県の救う会の皆さん方、
漁港の皆さんと懇談をもたせていただきました。こういった漂着船から一つでも
北朝鮮の情報が得られないものかと、こういった点を政府に対してしっかりと調
査を進めていただきたい。こういった小さなことからも拉致解決に結び付けてい
けるように、我々もしっかり努力したいと考えています。

 最後になりますが、今回朝鮮戦争の当事者であるアメリカと北朝鮮が話し合い
を始めたということ、そして今回拉致問題に強く関わってこられた安倍総理が自
民党総裁選で勝利を得たということ、これで拉致解決のための大きなチャンスが
やってきました。

 我々日本維新の会も精一杯努力して、しっかりと拉致問題解決に全力を尽くし
ていきたいと思います。皆さん、ともに頑張りましょう。本日はありがとうござ
いました(拍手)。

◆全員を取り戻すために1ミリも譲らずにいる

櫻井 高木さん、ありがとうございました。今拉致問題に対する協議が低迷して
いる印象があるとおっしゃいました。そのような印象があるんでしょうが、停滞
しているのは私たちの責任ではなく、安倍総理が1ミリも譲らずにおられるから
です。

 こちらが譲って、何か調査会を作りましょうとか、向こうの言い分を入れたら
どんどん進みますが、それは私たちが望んでいる進み方ではないんです(拍手)。
一歩も譲らないから今の状態があるんです。今の状態でいいんです。こちらは1
ミリも譲る必要はないんです。

 だから今日私たちは、拉致被害者全員の一括即時帰国を改めて求めるために集
まっています。そのことを確認したいと思います(拍手)。

 では次に、希望の党の拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣の中山恭子さ
んにお願いします(拍手)。

◆トランプ大統領の関心は休戦協定を平和協定に変えることだけ

中山恭子(希望の党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣、参議院議員)

 どうして日本では、拉致された人々の家族が、そしてその支援者の人々が、こ
れほど長い間頑張って運動しなければならないのでしょうか。拉致された人々を
日本はどうして取り戻せないのでしょうか。

 日本は島を占領されても、国民を盗まれても、相手の国に何も言わず黙って過
ごしてきました。ある意味で日本は、大変情けない国になってしまったと思って
います。

 安倍総理になってやっと、北朝鮮による拉致被害者の救出は政府の仕事である
と、はっきりと打ち出してくださいました。安倍総理の拉致被害救出の意思は政
府の意思になりました。これは日本で初めてのことです。

 そうは言っても、政府の中にも、国会の中にも、北朝鮮との関係、近隣諸国と
の関係で、拉致被害者を犠牲にしてでも国交正常化を進めることが必要だという
意見の方が多くいます。

 今日ここに参加している私たちは、そのことをしっかりと認識した上で、その
方々の意見は静まってもらって、拉致被害者救出のためにもっと、もっと声を大
きくしていかなければならない。今なおそのような時期であると考えています。

 さて、朝鮮半島の情勢が激しく動いています。前回の拉致特別委員会でも言い
ましたが、トランプ大統領の関心は、朝鮮半島における休戦協定を平和協定に変
えることだけであると、米朝首脳会談の共同声明、重要な共同声明であるとはい
え、この共同声明を読めば、特に英語で読めば、トランプ大統領の関心はその一
点であると読み取ることができます。他のものは非常に曖昧で、玉虫色の協定、
合意になっています。

 アメリカ政府そのものはそうではないと思いますが、トランプ大統領のこだわ
りが平和協定にもっていこうということであれば、北朝鮮と外国との平和協定が
結ばれる可能性があります。

 日本の拉致被害者の解放をその協定の要件に入れるように、日本としては強く
米国に働きかけていかなければなりません。先ほど総理も大臣もおっしゃいまし
たが、もちろん日本が自ら北朝鮮と交渉し、拉致被害者の解放を迫ることは当然
です。

 北朝鮮の「労働新聞」が安倍総理のこと、そして日本のことを非常に口汚くの
のしって、わめきたてていましたので、これまでの経験から、日本政府が北朝鮮
に対して働きかけていてくれると思っています。

 韓国大統領の動きを見ても、トランプ大統領がそれほど我慢強い方とは思えま
せんので、今やまさに時間との勝負であるかもしれません。日本政府として時期
を失することなく、総力を注いで拉致被害者の救出に当てってくださることを、
心から祈っています。

 安倍総理に大いに期待し、みんなで応援していかねばならぬと思っています。
今日の集会に参加している私たちの同志が大きな力になると考えています。これ
からもずっと安倍総理、そして日本政府に対して、拉致被害者救出のためにもっ
と力を尽くしてくださるようみんなでお願いをし、私たちも頑張っていきたいと
思います。宜しくお願いいたします(拍手)。

櫻井 中山さん、ありがとうございました。

(3につづく)



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