救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国連本部で横田拓也さんが訴え(全文)(2018/05/16)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2018.05.16)

 下記は5月3日にニューヨークの国連本部の会議室で開催されたシンポジウム
において、家族会の横田拓也さんが報告した全文です。

■国連本部で飯塚耕一郎さんが訴え(全文)

 皆様、こんにちは。私は横田拓也と申します。13歳の時に、中学校からの下校
途中に北朝鮮の工作員達によって拉致された横田めぐみの弟です。

 本日は、モデレーターを務めて頂くロバート・ボイントンさんにこの様な機会
を仕切って頂く事をお礼申し上げます。これからお話する拉致被害者家族達の生
の声が、会場の皆様を通じて世界に広く伝わる事を期待します。

 私の姉は今から40年前に北朝鮮の工作員達によって拉致されました。信じられ
ない事に、中学校からの下校途中に13歳の若さで拉致されたのです。1977年の事
です。私の姉はとても快活で、いつも会話の真ん中に居るような明るい性格の存
在でした。家庭の中でも、そして姉の友達の中でも常に中心に居て、そして人気
者でした。姉が居る事で、いつもその場の雰囲気が楽しくそして陽気になりまし
た。ところが、姉が突然そして強制的に北朝鮮に拉致されてから家庭の中は静ま
り返り、そして家族はもちろん姉の友人達も悲しみ、これまでの明るく会話の弾
む雰囲気は一転して重苦しく暗いものとなりました。

 両親は姉の消息が分からないまま20年以上も苦しみの中で過ごしました。とこ
ろが、2002年の日朝首脳会談の場で北朝鮮が初めて私の姉を拉致した事を認めた
事で、私達は拉致問題が解決するのではないかと期待しました。ところが北朝鮮
が私達家族に示した答えは「死亡した」という”仕分け”でした。更に、わざわ
ざ遺骨と称するものまで日本政府に提供し、姉の死亡を信じ込ませようとしまし
た。私達はその”仕分け”を拒否しました。なぜなら、姉はとても信念が強くそ
して明るい未来を見て生きていたからです。北朝鮮が主張する様な自らの命を絶
つような人間ではないからです。結果的に日本政府が遺骨と称するものをDNA鑑
定した結果、それは全く別人のものである事が分かりました。つまり、北朝鮮が
提示したモノは偽遺骨だったのです。北朝鮮は私達が何十年も苦しみ続けて来た
事に対して、更に苦しみを与えたのです。これほど酷い事がどうして出来るので
しょうか?

 北朝鮮問題は、核開発・ミサイル発射の他に拉致問題がある事を忘れてはなり
ません。本日のシンポジウムは日本政府が主催し、日本人拉致被害者家族が出席
しています。間違ってはならないのが、北朝鮮による拉致問題は日朝間だけに存
在する固有の問題ではなく、世界各国に跨る重大な問題であると言う事です。韓
国・タイ・ルーマニア・レバノンをはじめ複数の国の拉致被害者達が今もなお北
朝鮮国内で拘束されているのです。

 会場の皆さん、もしご自身が13歳の時にこの様な恐怖と絶望の中に突き落とさ
れたらどの様な気持ちになるでしょうか?もし、皆さんのご家族や子供が突然北
朝鮮の工作員達によって拉致され、40年以上も引き裂かれる時間が身に降り掛か
る事を想像した場合、理性を保つ事は出来るでしょうか?姉を含む拉致被害者達
は40年以上も過酷な環境下で苦しみ続け、今も私達の助けを待っています。

 本来、自由な世界で生きている私達は自分達が意志さえ持てば大きな力を持ち
行動に移す事が出来ます。どうか見ないフリをしないで下さい。共に闘って下さ
い。共に北朝鮮に「拉致した被害者全員を解放し、祖国に帰国させよ」と訴えて
下さい。

 更に、忘れてはならない事があります。2500万人以上の北朝鮮国民が奴隷以下
の生活を強いられ、十分な食糧や衛生的な住環境が与えられず、家族同士でさえ
監視を強いられ一切の自由が奪われた状況下にいます。彼ら北朝鮮国民は”金王
朝”の体制維持のためだけに、過酷な生活を強いられています。自由な世界に生
きる私達が彼らを解放するために努力を惜しんではなりません。

 トランプ大統領が国連総会の演説の中で私の姉について言及して頂きました。
どれほど勇気付けられたか分かりません。その後、昨年11月のトランプ大統領が
訪日された際に私達拉致被害者家族と会って頂きました。北朝鮮への明確なメッ
セージに繋がった事に言葉で表せない程の感謝の念で一杯です。

 この問題解決には当事者である日本政府の判断が重要です。日本政府は拉致問
題の解決、すなわち全拉致被害者達の即時一括帰国が果たされない限り、制裁を
緩和してはなりません。また二国間・多国間にかかわらず、全拉致被害者達の即
時一括帰国が果たされない限りあらゆる経済支援や他国が支援した援助の負担を
する事があってはなりません。私の家族そして多くの人達の命が掛かっている話
だからです。

 拉致問題においては、全拉致被害者達の即時一括帰国を必要要件とする事を確
認して下さい。

 最後に金正恩に伝えたい。今こそ拉致問題を全面的に解決する時です。この機
会をもし逃せば、この先永遠に苦難の時間だけが北朝鮮を包み込み、明るい未来
を描く事が出来ないでしょう。

 姉を待つ両親もいつまで待てるか分からない状況です。皆さんの勇気と強い意
志を北朝鮮に向けて、共に闘って下さい。

どうぞ宜しくお願い致します。

以上


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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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