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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

米朝首脳会談発表を受けて緊急集会開催 報告2(2018/04/03)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2018.04.03)

■米朝首脳会談発表を受けて緊急集会開催 報告2

西岡 ありがとうございました。続いて、自民党拉致問題対策本部長で、元担当
大臣の山谷えり子先生、お願いします。

◆アメリカにはテロ支援国家再指定を要求していきたい

山谷えり子(自民党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣)

 皆様、こんばんは。長い間、拉致問題解決の扉が開きませんでした。でも今、
北朝鮮を巡って大きく事態が動いています。中朝の首脳会談、そして今日は南北
閣僚会議で南北首脳会談の日時が決まりました。安倍総理が4月に訪米され、日
米首脳会談を開く。そして予断を許しませんが米朝首脳会談がいつになるのか。

 こういう状況というのはこれまでなかったわけです。この機会をなんとしても
捉まえて、結果を出していく。これからが正念場だと思っています。

 ここまでの動きを作ったのは、古屋先生がおっしゃられたように、北朝鮮とは
こういう国だということを、安倍総理がトランプ大統領に分かるように説明され
たこと、そして国際社会、国連に訴えてこられ、大きな流れを作ってきました。

 しかし、核・ミサイル問題については25年間私たちはだまされてきたんです。
これからまただまされるというわけにはいきません。核開発が進んで小型化し、
ミサイルも長距離化する技術を獲得したのではないかという今の時期に、まただ
まされることがあってはなりません。

 そこをしっかり、総理からトランプ大統領におっしゃっていただく、国際社会
とも問題を共有化していく動きを作って、さらに北朝鮮を追い詰めていかなけれ
ばならないと思っています。

 4月末から、家族会、救う会、拉致議連の訪米も考えています。総理の日米首
脳会談を受けて、さらに圧力を強化して、正しい結果を出させるために是非私た
ちが動いていきたいと思います。

 国務長官がポンペオさんという元CIAの長官になり、かなり北朝鮮に対して
強硬派だと言われている方に、議会承認はまだですが交代するだろう。そして国
家安全保障会議の大統領補佐官はボルトン元国連大使で、やはり北朝鮮に対して
厳しい見方をする方がつくということです。北朝鮮に対して厳しい軌道修正をす
る可能性があります。

 しかし、暴発はいけませんから、どのように正しい判断を北朝鮮にさせていく
かです。こういうところで、むしろ日本がリーダーシップを取って、アメリカや
国際社会、国連と連携していくことです。中国が後ろで抜け道を作ることは絶対
に許さないという状況を、これからの厳しい戦いの中で作っていかなければなり
ません。

 アメリカにはテロ支援国家再指定を要求していきたいと思います。またさらな
る制裁の強化を要求したいと思いますし、また古屋先生が本当に尽力されたデイ
ビッド・スネドンさんというアメリカ人の拉致に関する調査に関し、今下院では
決議が通っていますが、上院では委員会で通って本会議待ちなので、働きかけを
したいと思います。

 そういうことをこれからも続け、早急に結果を出すようやっていきたいと思い
ます。

◆党の秘密会でも制裁強化などを検討

 自民党の拉致問題対策本部では、ヒト、モノ、カネのさらなる制裁、抜け道は
ないか、そして国連で決めたことを各国が守れていない状況がありますので、そ
ういう国の情報を集めて、ここが抜けていますとアドバイスするために、今在京
の大使館を訪れたり、情報収集をしているところです。

 また、拉致問題と核・ミサイル問題の本部を統合して北朝鮮総合対策のための
検討会も今作っています。古屋圭司先生と二階幹事長が顧問で、岸田政調会長が
座長で、私が座長代理をしています。

 11名のインナーの(内々の)会議で、役所にも深い情報を出せということで
秘密会でやっています。様々な制裁強化の点検と有事の時どうしたいいかという
検討、あるいはサイバーやバイオテロに対してどうするかという検討、ありとあ
らゆる検討をしていくということが、様々な状況の中で対応していく務めだと思
ていますので、明日の朝も8時からやります。

 平壌に大使館を持っている国々の大使とも意見交換をしています。もしもの時
にどのように拉致被害者の救出に協力してもらえるかについても、話をしている
ところです。

 全員が帰国すること。ただ拉致問題を議題にするというだけでは、飯塚代表が
おっしゃったように、全く意味がありません。それはだまされるだけ、時間稼ぎ
に終わるだけなんです。一括して、具体的にどのように帰国するか、土を踏むま
での一括した行動をこれからやっていきたいと思います。

 そのためにも世論の熱い支持が、大きな力が必要です。今DVDの「アニメめ
ぐみ」を小中高に全部配って見てくださいと言っています。でも7.7%しか見
てくれていません。ですから3月7日に、加藤勝信・拉致問題担当大臣と林芳正
文部科学大臣の連名で、各教育委員会に「アニメめぐみ」を見て、感想文などを
書かせてほしいというような通知を出しました。

 次の日には、拉致対策本部長の山谷の名前で、こういう通知が出ているから、
色々な働きかけを各方面からして、子どもたちにも拉致問題の深刻さ、助けなけ
ればならないと言う強い思いを共有できるような環境を作ってほしいということ
を訴えているところです。

 総理はトランプ大統領に電話会談で、拉致問題を解決しなければならないと訴
えられ、協力を依頼され、トランプ大統領も「よく分かっている」と答えられた
わけです。

 飯塚代表たちご家族の皆様とトランプ大統領はお会いになって、「深く心を打
たれた」、「家族の価値が大事だ」、「こんなに長い間引き裂かれていることが
許されていいわけがない」というようなお気持ちをお持ちです。

 北朝鮮の国の体質を嫌というほど分かっているのは日本です。この日本がリー
ドすることによって、北朝鮮が正しい選択をし世界の平和が訪れる。こういう状
況を作り出す義務が私たちにはあると思います。

 今の状況下で、拉致被害者は本当にハラハラ、ドキドキ、ものすごい思いで見
ていらっしゃると思います。ご家族の方も毎日、毎日そのような状況であろうと
思っています。

 皆様と共に、必ず被害者全員の帰国に向けて頑張りぬきますので、どうぞお力
添えを宜しくお願いいたします(拍手)。

西岡 ありがとうございました。続いて、希望の党の拉致問題本部長で元拉致問
題担当大臣の松原仁先生、一言お願いいたします(拍手)。

◆制裁は有効だった

松原 仁(希望の党拉致問題本部長、元拉致問題担当大臣)

 今日は緊急集会に、この問題に対して強い関心と、何とかしなければという強
い思いを持っておられる方々が、急遽ののよびかけにお集まりいただきました。
ある意味で時宜を得た、重要な会議だと思っています。

 何回も多くの皆さんが共にこういう会議を開いてきましたが、今日の会議は最
も真剣かつ我々が必死の思いを訴える会議になるだろうと承知しています。

 お話がありましたように、北朝鮮が我々の、そして米国や中国を含む世界の制
裁によって大変に厳しい状況になっていることは当然です。事実、北朝鮮も窮状
を、場面によっては訴えるという状況になっています。まさに経済制裁は有効で
あったことを北朝鮮の今回の行動そのものが、我々に示しているわけです。

 我々の闘争の第一番目の段階は次の段階へと進んでいく。それが今回の最大の
分析でなければいけないと思っています。我々が制裁をかけた第一段階は北朝鮮
が、色々な表現の仕方はありますが、「我々は呼ばれて行った」とか「我々は米
朝でやる」とか。要するに制裁によって彼らもまいっている。

 そのことは我々にとっては、いよいよ第二段階に我々の戦いが進んでいったこ
との評価であるということを、我々は今日認識をしなければなりません。

 実は私は横田ご夫妻、もしくは早紀江さんと月に1回くらい食事をする機会を
いただいています。それだけではなく、拉致被害者のご家族の方々は今老いてき
ているのが事実です。

 昨日私の部屋に横田ご夫妻がいらっしゃいました。本当にもう早くしないと時
間がない。そんな思いを強くするのは私一人だけではないと思っています。

 私は今回、北朝鮮側が拉致、これは人質ですよ、その拉致の被害者を日本に返
すことが、彼らにとって外交上の大きなカードであるということを認識させる。
それが最低限のゲートに入るための条件だということを彼らに示していかなけれ
ばならないと承知しています。

 かつて北朝鮮が小泉総理の依頼に5人の拉致被害者を返しました。なぜ返した
かはお分かりの通りです。当時ブッシュさんが「悪の枢軸」と言って圧力をかけ
た。その時彼らは日本という米国の同盟国に、拉致問題はなかったと言っていた
のに、拉致問題を出すことによって一定のカードを切れると思ったから返した。

 「ない」と言っていたものを「ある」と言って、5人の被害者の方々が戻って
きた。こういうことがあるわけです。

◆国会で拉致問題につき決議を

 私は、そのような状況に彼らを追い込むことが必要であると思っています。今
古屋さんや山谷さんから縷々お話がありました。トランプさんが国連の会議にお
いて日本の拉致被害者に言及をした。そして11月に拉致被害者の家族と会われ
た。これは彼自身が、この問題を明確に国際社会に対し、私は日本人の拉致問題
を扱いますということを公言したのと同じです。

 私はこれを聞いて、政府与党の行動を高く評価しました。それより、これから
が正念場です。それをどのようにやっていくのか、極めて重要だと思います。私
は今、衆議院の拉致問題の委員会で、野党の筆頭理事は立憲民主党ですから、第
2野党の立場です。

 しかし私は、筆頭理事にも話をしました。また江藤さんという方が委員長です
から江藤さんにも話をした。「今やらなかったらいつやるんだ」、「今やるべき
だ」と。今日は加藤大臣が来られていますが、今朝9時から所信を聞いて、4月
2日に3時間もですよ、さすがに超党派だと我々も認識して、普通拉致の委員会
は1時間半なのを3時間やった。

 これは何を意味するか。この3時間の議論は、アメリカに対しても、中国に対
しても、また北朝鮮に対してもメッセージです。

 議運委員長の古屋先生も拉致問題にずっと取り組んでおられる。国会で、この
問題に対する何らかの決議をしようと古屋さんはきっと内心思っていると思いま
す。お立ち場があり、なかなか胸に秘めていることをおっしゃいませんので、私
が代わって、先走って言っているわけですが、こういうことをやる。

 そして今日のような会合をやる。そして日本国民がこの問題を忘れていないこ
とを、国際社会に、北朝鮮に、アメリカにアピールをしていかなければいけない
と思っています。

 問題はこれからの課題です。まずトランプさんには何としても米朝で言っても
らわなければならない。本当は韓国の大統領にも言ってもらわなければいかんの
です。

◆拉致対策本部が北朝鮮と交渉を

 そしてこの問題に対する深い理解と関心を持っているのは、そこに事務局長が
おられますが、政府拉致対本部です。外務省も一緒になって頑張っていただきた
い。この際、足を引っ張らないでほしい。

 拉致対本部が様々な情報を一番持っているんです。それをアメリカの担当者に
も共有させる。トップとトップが話をするだけでなく、現場の実務者間でもその
情報を共有する。

 具体的な議論は日本が出て行って(北朝鮮と)やる。そこにアメリカ人が一緒
にいてもいい。実務的な議論を継続して着実に着地点に結びつける努力をする。
大きなチャンスだからこそ、それをしていかなければならないと思っています。

 その一つの大きな緻密な計画を拉致対策本部の方にやっていただいて、先ほど
飯塚さんが言ったように、このチャンスをのがしたら、これは本当にどうしよう
もない。石にしがみついてでも、これをものにしなければならないと思っていま
す。

 これがあなたがたが切れる最大のカードですよということを、北朝鮮側に徹頭
徹尾認識させるためにどのような方法をとるか。どんなに汗を流しても、流し過
ぎることはないと思います。そういうことを加藤大臣には心から深くお願いをし
たいと思っています。

 最後に、この問題の解決は、日本が人権主義の国であることです。拉致問題と
いうのは主権の侵害であり、人権の侵害であり、とんでもない話です。この問題
に何年かかっているんだ、今こそこれを解決するために、政府与党そして野党ま
で、すべての国民が一丸となって、そして今日は緊急集会ですがもっともっと人
を集める。この問題は日本の一番の生命線であるという大きなアピールをし、そ
の余勢をかってこの問題の解決につないでほしいと思います。圧倒的なチャンス
ですから。

 私も拉致議連の仲間であり、拉致対策本部長として、このタイミングにすべて
のことをやりたい。かつて石破さんが会長をしていた。そして新しい拉致議連が
生まれ、その時から私は事務局次長で活動してきました。

 その後中川昭一さんが会長をされ、ずっと私が事務局次長でやってきました。
その間に春があって、夏があって、秋があって冬があって、万感の思いで色々な
ことを思ってきた人間として、皆さんとともに勝ち取るのは我々です。皆さんが
盛り上がることは日本国中が盛り上がることになる。そして国会が盛り上がるこ
とがこの問題の解決につながると確信しています。

 共に頑張りましょう。終わります(拍手)。

西岡 ありがとうございました。4月22日に国民大集会をやりますので、そこ
で本当に怒りの声をあげたいと思っていますが、これでは間に合わないと思って
今日緊急集会を開催しました。

 加藤勝信・拉致問題担当大臣が忙しい日程の中かけつけてくださいました。加
藤大臣お願いします(拍手)。

(3につづく)


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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3