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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告7(2017/12/25)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.12.25)

■緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える−国際セミナー報告

島田 今の趙甲済さんと古森さんの話を踏まえて西岡さんどうですか。

◆米軍の対北心理戦が続行されている

西岡 北朝鮮とアメリカの関係の現段階は、先ほど趙先生は「核除去かあるいは
抑止か。核除去には軍事攻撃以外にない」とおっしゃりながら、しかし3つ目と
して、金正恩が外部で除去される可能性についておっしゃいました。

 私はこの3つ目の、金正恩が外部で除去されることを通じてアメリカは核除去
を狙っていると思います。それが心理戦です。すでに米軍は5030という心理
戦の作戦計画を2000年代に作っています。

 50というのは米太平洋軍ですが、次に2で始まるのが米韓軍の作戦計画で、
3で始まるのが米軍だけの作戦計画です。北朝鮮の内部矛盾を高めて政権を崩壊
させる。それは攻撃ではない手段で。そういうことで偽札や麻薬などをやってい
ます。

 奄美沖に工作船が来た時に、これは私は確実な情報として聞いているんですが、
第1報は米軍から来ました。「毎回教えてくれるんですか」と聞くと、そうでは
ないと。アメリカの軍事衛星で、キューバからカリブ海に麻薬を運んでいるのは
全部分かりますよ、と。しかし、衛星は犯罪取り締まりには使わないそうです。

 しかし、5030作戦計画の枠内ならば使うことがあるということがその時、
分かりました。その時ステルス戦闘機が平壌上空まで行っています。これは米軍
の新聞に、ステルス戦闘機のパイロットが、「私にとって一番重いのがその作戦
だった」と言っています。

 それ以外にも、5030について解説をしてくれた海軍情報筋も言っていまし
たので確実です。だから金正恩は、「今も来ているのではないか」と思っていま
す。それは5030で、2000年代よりももっと強いことをアメリカが、軍だ
けでなく国家レベルやっているということです。

◆9月から国際社会が本格的制裁

 まずお金を断つ、外貨を断つということです。趙先生も言っておられましたが、
北朝鮮に対する中国の制裁はこれまではシンボルでした。私は8月と9月の制裁
で初めて実質的な内容になったと思っています。

 それまでは、国連が制裁を決めた。中国が反対しなかったというものでしたが、
今回の制裁は北朝鮮の外貨収入の85%から90%を断つもので、その通り行わ
れているようです。

 海外にいる労働者から5億ドルくらい来ているものも、2年位経ったらなくな
る。新規雇用を停止しましたから。今のところ中国は守っている。北朝鮮でガソ
リンの値段が2倍に上がっているし、それどころか売らなくなっている。

 それどころか、新義州のトラックは中国の丹東に9月以前は毎日250台行っ
ていましたが、今は100台になって、その内50台は空荷で、ガソリンもぎり
ぎりで行き、丹東でガソリンを満タンにして帰るということを私の知人が目撃し
ています。本当にガソリンがない。そういうことをやり始めた。

 9月から日本はできる限りの制裁をしました。前は日本からお金がずい分行っ
ていましたが、今は行っていません。韓国は今止めていて、再開したいのですが、
アメリカが北朝鮮と取引している韓国企業と取引している韓国の銀行に制裁をか
けた。ドル取引を停止するという制裁をちらつかせているので、韓国も大々的な
支援ができない。

 北朝鮮で外貨が亡くなり始めているという状況の中で、B1Bという爆弾やミ
サイルを積める戦略爆撃機が今年23回韓国領海に行っています。9月23日に
は、海の休戦ラインを越えて北朝鮮の領海まで行きましたが、北朝鮮はスクラン
ブルをかけられなかった。レーダーで捉まえられず、大パニックになった。

 いつも2機で行きますので2機で120トンの爆弾とミサイルが降ってくる。
いつ降ってくるかはレーダーにかからないので分からないということを金正恩が
分かったのが9月です。

 金正恩は、最近中朝国境ばかり行っていますね。トンネルがあると見られてい
ます。そういう所に行くようになった。金正恩と一緒にいたらバンカー・バスター
で一緒に死ぬぞと言っている。

 本当に戦争をする時は9月23日にB1Bを飛ばしたということを発表しない。
相手がスクランブルをかけなかったことも発表しない。発表しなければ相手の穴
が開いたままになります。それを教えちゃった。それでもまだB1Bを飛ばして
いる。

 特にグアムから飛ばしているので、文在寅大統領の了解がなくても飛ばせる。
韓国には日本とは違って核兵器も置いている可能性がある。そういう心理戦をし
ています。

◆中国も北朝鮮に対して強い圧力

 そして中国は今金正恩を支持はしていません。金正恩に対して強い圧力をかけ
ている。国際社会が中国も集中して圧力をかけている。労働党の幹部たちも巻き
添えにされたくないし、北朝鮮の住民たちもいつまで飯を食っていけるかが大事
で、金正恩が何発核を持っているかを誇れない。

 もう一つ言いたいのは、日本ではよく、「圧力をかけると崩壊する、戦争にな
る」と言いますが、反対です。戦前の日本とは違います。みんな愛国心があって、
国のためにと思っている人はいないんです。金正恩も愛国心はない。自分だけを
愛していますから、自分と家族を守ることを第一に考えている。

 幹部たちは「金正恩の巻き添えになりたくない」と考えています。中堅幹部た
ちは「出世しない方がいい」と考えています。外貨を持っておこうと考えている
んです。治安機関の政治警察や一般警察の人間は、適当に取り締まりをしておか
ないと、体制が倒れた時にリンチにあうと恐れている。

 人民たちは配給が20年前から途絶えているんですが、それでいい。みんな自
分で飯を食っている。追い詰められたら一緒に闘おうとか、国体を守ろうとかは
ないんです。後ろから撃たれるから「万歳」と言っているだけですから。だから
心理戦と経済政策が効くんです。それがこの9月から本格化した。

◆情勢はそんなに悪くない

 もう少し様子をみたら何か起きるのではないかとアメリカも思って、今「やる
ぞ、やるぞ」とわざわざ言っている段階ではないかと思います。またアメリカは
抑止ではなく除去をめざしています。

 その中で、先ほど言いましたように、金日成と金正日が94年と2002年に、
追い詰められたら日本を使って逃げ道を作ってきた。金丸訪朝もあったし、小泉
訪朝もありました。

 全面的にアメリカと談判が始まったり、テロが始まったりする前に、日本に来
るかもしれない。あるいはアメリカが談判をする時も、拉致が議題となるように
布石だけは打てた。

 中国主導の改革開放政権になったら拉致被害者は帰ってくると思います。その
ことも含めて、情勢はそんなに悪くないと私は見ています。

島田 古森さん何かコメントを。

◆軍事的手段反対論の弱点は、北朝鮮核武装の容認につながること

古森 軍事的なことを1つだけ。もちろん誰も戦争はしたくない。軍事的手段に
頼らないで、なんとか核兵器の問題が解決できればいいと思っている。これが共
通の願いです。

 しかし、今のアメリカでの議論というのは、軍事的手段は絶対に使ってはいけ
ないという大前提をとると、そこで残されるのは、北朝鮮の核開発を容認するの
か、認めるのかということになる。北朝鮮の核武装容認になってしまう。

 現にオバマ政権で国家安全保障を担当していたスーザン・ライスという人たち
は、「もう容認してもいいし、容認するしかないじゃないか」という議論を出し
てきています。

 トランプ政権はそれに対して、マクマスターという特別補佐官が、スーザン・
ライスさんの論文が出た同じ日に、「スーザン・ライスが言っていることは間違
いだ」と言っています。

 だから、あくまでも北朝鮮の核兵器は容認できないというのが大前提です。こ
こだけは揺るがない部分です。日本の中でも、トランプ政権は揺らぐのではない
かという議論がごく一部にありますが、今のところ、その兆しはない。

 軍事的手段反対論の最大の弱点は、それが結局北朝鮮核武装の容認につながる
ということです。

◆自衛隊が北朝鮮に入ることを韓国が認める可能性は

島田 金正恩が除去されるなら結構な話ですが、例えばこの間のジンバブエのよ
うに、まともな政権に変わって、そして日本から援助を取るためにも拉致被害者
を返しましょうとなればいいんですが、金正恩の残党勢力が色々なところに根を
はって、混乱状態が続く可能性もあるわけですね。

 先ほどから何度も議論していますが、その場合にアメリカ軍が暫定統治機構の
ようなものを作ってくれれば、暫定統治機構がどうぞ自衛隊が助けに来てくださ
いとなり、今の憲法解釈でも自衛隊が入れる。

 しかし、アメリカは地上軍を送らないだろう。だからそういう可能性は小さい
だろう、と。2番目の可能性として、韓国の憲法では、これは趙甲済さんなども
言っておられますが、北朝鮮地域も含めて大韓民国だから、韓国政府が北も統治
することになれば、どうぞ自衛隊が助けにきていいですよと認めてくれれば行け
るわけですが、韓国が認める可能性はどうでしょうか。

◆金正恩政権崩壊に役割を果たさなければ韓国に発言権もない

趙甲済 そのような状況の中で、つまり金正恩政権が崩壊するか、崩壊のプロセ
スになっている時に、韓国が憲法の規定だけを根拠にして発言権を持つだろうか
ということについては、私は疑問に思います。金正恩を崩壊させるに当たって、
韓国が何の役割も果たさないでいながら、憲法に規定があるからといって、そこ
で主権を主張するということは、ほとんど影響力が弱いのではないかと思います。

 そうであれば、自国民を救出するために日本が北朝鮮地域で軍事力を行使する
ことを阻止する力もないし、権利もないと思います。拉致問題を初めとする北の
人権問題、あるいは核問題を解決する一番いい方法は、西岡先生がお話されたよ
うに、北朝鮮に対する圧力ではなくて、金正恩個人に対して圧力を集中する方法
だと思います。

 北朝鮮の政権は外から見ると分かりませんが、実は多くの衝撃があればすぐ壊
れてしまうような、かかしのような政権だと思います。私はソウルに住んでいま
すが、トランプ大統領が北朝鮮を爆撃して、北朝鮮が長距離砲でソウルを攻撃し
たとしても、大きな被害はでないと思います。

 長距離砲などを撃ち始めて数時間以内に、北朝鮮にある長距離砲やロケット砲
はすべて攻撃されているだろうと思います。問題は核でソウルを攻撃する可能性
ですが、確実なことは、もしも核を使ったら金正恩も北の体制も消滅するという
ことです。

◆核除去でも抑止でも拉致問題解決の機会が来る

 私は、トランプ大統領が北朝鮮を軍事攻撃することを決断する場合は、次のよ
うな宣言をすべきだと思います。「軍事攻撃の目的は核を除去することで政権を
倒すことではない。もしも核など大量殺傷兵器で北朝鮮が報復するなら、それは
アメリカに対する攻撃とみなして対応する」と。そうしたら彼らは攻撃できない
と思います。

 私は核除去ではなく抑止の方向に行き、抑止の中で圧力が極大化した場合に金
正恩が弱い立場で交渉に出てくる可能性があると思います。まさにその時、拉致
問題を解決できる機会が来るのではないかと思います。

 私は抑止が不利だとか譲歩ではないと思います。問題は時間が金正恩の側なの
か自由世界の側なのかということで、私は時間は金正恩の側ではないと思ってい
ます。

◆徹底的に制裁して内部矛盾を高める

西岡 心理戦と経済制裁で追い込むということは、抑止というよりも目標は核除
去であって、核容認ではない。古森さんがおっしゃったように、容認を最初から
出してはならない。

 許さない方法として、軍事攻撃は最後の手段で、まだそれ以外の方法は残って
いる。その方法として、今安倍政権も言っているように、圧力を最大限に高める。
まだ北朝鮮に対する石油の輸出禁止は行われていないんです。ガソリンなど石油
精製品の前年比マイナス30%は決まっている。原油は前年並みとされている。
しかし、私が得ている情報では10月以降、中国は30%削っているという情報
もあるので、中国も今のところ独自制裁をやっているようです。しかし、いつ
変えるか分かりません。

 とくにかくセカンド・リサンクションを使いながら、徹底的に経済制裁をさせ
る。軍事的にこれ見よがしの圧力をかける。そういうことで内部矛盾を高める。
その結果、金正恩が弱い立場で交渉に出てくるか、先ほど島田さんが言ったクー
デターの可能性はかなり低いと思いますが、クーデターではなく暗殺だったりす
る。側近が暗殺する。

 軍を動かすのは相互監視が厳しいのでなかなか難しいですが、そもそも金正恩
が死んで金正恩の残党勢力が出てくるとは思えないので、彼らは強い方に着くし
忠誠心はないですから。

 そういうことで圧力をかけて、金正恩と交渉するか、金正恩が殺された後に殺
した人が表に出てくると思いますので、その人と交渉するかです。どちらにして
もその交渉の中で日本が主導権を握るためには、圧力をかけておかなければなら
ないし、当然アメリカが第一の主導権を握りますから、アメリカに拉致問題の深
刻さを認識させておかなければならない。

 そこまでは来たということに今はなっていて、だから核で強い圧力をかけ続け
る。そこで一番気を付けなければならないのは、話し合いが必要になるから拉致
問題のために制裁を緩めた方がいいという、いつもながらの議論が当然出てくる
ことです。

◆既に北朝鮮の内部矛盾は高まっている

 それはだめだ。制裁を強めて、圧力を強めて、核を全廃し、拉致被害者を返し
なさいという主張を下げない。それを続けていくと、北朝鮮が弱い立場で交渉に
臨んでくる。こちらが圧力をかけながら、向こうが望むことを待つという戦略が
効果を上げる時が近づいている。

 一つだけ例を申し上げると、最近の韓国の国会で、国情院が報告したところに
よると、最近黄炳瑞という軍総政治局長と金元弘という元国家保衛部長で今軍の
第一組織部長という軍の幹部二人が、党の組織指導部から処分を受けています。
韓国のヒューミントによる正しい情報だと思います。

 「朝鮮日報」が数日後にその内幕を書きました。私は確認していませんが、そ
の報道はかなり信憑性があると思っています。その理由は、国連制裁の結果、軍
が持っていた石炭の輸出や水産物の輸出ができなくなったことです。

 国家から軍に対してお金は来ないのです。お金が来ているのは核・ミサイル開
発部門だけです。通常の軍には来ないし、通常の兵器工場も今動いていない。そ
れで自分たちが水産物を売ったり、石炭や鉄鉱石を売ったりしていたのです。外
貨を稼いで兵士に食べさせ、将軍たちの年金も自分たちで払うんです。それがで
きなくなった。

 党になんとかしてくれと言ったら、お前たちは自力更生精神が足りない。金正
恩元帥様が中央委員会で言った併進路線を知らないのか。核と経済を併進させる。
制裁の中でも、自力更生で経済開発をすると言っているのに、制裁で苦しい、何
とかしてくれと言われて、軍のトップが切られた。

 この軍のトップというのは、党の組織指導部出身の人たちです。張成沢(チャ
ン・ソンテク)を殺した勢力です。ここが今分裂し始めた。それも中国に石炭や
鉄鉱石が売れなくなったということで、すぐにこういうことが起きています。我
々が見るよりも内部矛盾が高まっているのではないか。

◆「何人か帰ってくる」交渉はだめ

 もちろん緊急事態への準備はしておくということが前提ですが、94年や20
02年に起きたように日本に向くかもしれないし、あるいは米朝で秘密交渉が始
まるかもしれない。とにかくその中で拉致問題を絶対に入れさせる。しかも全被
害者の帰国でなければならない。

 この時強く言わなければならないのは、「何人か帰ってくる」と言ってくるか
もしれない。その時に、全員でなければだめと言わな狩ればならない。ここで助
けられなかったら次はないんです。アメリカが譲歩し、日本がOKだと言ったら、
これで終わりになりますから全被害者の帰国でなければならない。「前回のよう
に、5人だけというのはだめですよ」と言い続けなければならない。

 蓮池薫さんが強調しているように、今向こうにいる人たちは、めぐみさんや恵
子さんやるみ子さんや修一さんは、私は死んだと言われているらしいと(思って
いる)。もう一度再調査でも死亡という結果が出て、それを政府が信じてしまっ
たら、私は死んだとされたまま終わるのか。

 認定されてない人たちは、私は名前もあがっていないのに、今回帰れなかった
ら、拉致されたことさえ認定されずに一生が終わるのかと思ってしまう。北朝鮮
はその状況を見ている。だから絶対残してはいけない。その交渉をしてもらわな
ければならないと強く思います(拍手)。

◆中国がパキスタンを通じて北の核開発を支えた

島田 トランプ政権は、公式に、北朝鮮にアメリカに届く核・ミサイルの実戦配
備がなされる前に、経済制裁をかける。結果が出なかったら軍事オプションの発
動をすると言っています。

 北朝鮮が、ミサイルに小型化された核弾頭を積み込むまでに、時間的な余裕が
どのくらいあると考えておられますか。

趙甲済 私は30年間北朝鮮の核問題を取材してきました。痛感しているんです
が、韓国とアメリカはこの間、北朝鮮の核能力をずっと過小評価してきた。とこ
ろが2年くらい前から、逆の話が出て我々は当惑した。

 しかし、核開発に関する限り、我々の方が韓国政府の発表より正確だと思いま
す。短距離、中距離ミサイルに小型化した核兵器を搭載して発射できる能力は数
年前に持ったと思います。濃縮ウラニウムによる核兵器の大量生産体制も完成し
たと見ています。何年か経つと核爆弾は100個以上になると思います。

 ところが長距離ミサイルの再突入技術はまだ確立されていない。正確に軍事基
地をたたく精密誘導技術も疑わしい。但し、一つの都市を破壊する程度の精密度
はありますので、脅し用の武器としては問題ない。

 この間パキスタンが北朝鮮の核開発を支えたということがずい分言われていま
すが、中国がパキスタンを通じて北の核開発を支えた事実を見なければなりませ
ん。80年代のある時期に中国は中国の国益にかなうという判断をしたというこ
とです。

島田 時間になりましたので、西岡さん、最後のまとめをしてください。

◆自信を持って嵐の中に突っ込んで行きたい

西岡 緊迫していることは間違いないです。特に直視しなければならないのは、
彼らは広島の10倍の威力を持つ核爆弾を持ったことです。これは地震波から簡
単に言えることです。我々は広島でも長崎でも大変ひどい目にあった。その10
倍の力を彼らは今持っている。持たせてしまった。

 それがアメリカに届く完成直前まで来ていて、トランプ大統領は絶対持たせな
いと言っている。これが米朝のチキン・レースですが、中国も今アメリカの側に
立ちつつあって、金正恩を追い込んでいる中で、拉致問題をどう解決するのか。

 とにかく大嵐が来る。今も来ています。2年間で30回もミサイルを撃って、
3回も核実験をしたんですから、安倍総理大臣も所信表明演説で、「日本の安全
保障環境は戦後最も厳しい」と言った。国会で総理大臣が、「最も厳しい」と言っ
たんです。

 しかし、その後で「拉致問題は絶対解決する」と言っている。みんなで知恵を
絞って、安倍さんが船長の日本丸が北朝鮮核問題の嵐の中に年末から来年にかけ
て入っていく。

 アメリカのこともまた古森さんに教えてもらいながら、趙甲済先生にも韓国の
状況を教えてもらいながら、被害者全員をどう安全に取り戻すかについて、知恵
を絞って、その時正しい判断ができるように政府にお願いしたいし、我々国民運
動も緊張感を持って、一日一日を過ごしていきたいと思っています。

 向こうで待っている人たちがいます。曽我さんは金丸訪朝の時、テレビで見て
いたと言いました。日本人の政治家が来たのだから私のことが議題になっている
はずだと思ったそうです。同じことを今の被害者の人たちが思っているのは間違
いない。彼らを絶望させないためには、我々は絶対あきらめてないんだと、日本
人は怒っているんだと、こんなひどい人権問題はないという声を挙げ続けるしか
ないと思っています。

 を挙げ続けてきたからここまで来れた。そういう自信を持って嵐の中に突っ込
んで行きたいと思います。ということで、「緊迫する情勢のもとで拉致被害者救
出を考える」セミナーをこれで終わりたいと思います。ありがとうございました
(拍手)。

以上




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2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3