救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

家族会・救う会・拉致議連 訪米報告-東京連続集会5(2017/10/13)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.10.13-2)

■家族会・救う会・拉致議連 訪米報告-東京連続集会

◆現行法を最大限柔軟に解釈して、日本としてやるべきはやる

島田 拉致被害者を取り返すための本当のチャンスがいよいよ来たのではないか
と思っています。先ほどから何度も名前が出ている、オットー・ワームビア青年
は昏睡状態で戻ってきて亡くなった。

 これが非常にショッキングだった理由のもう一つは、まさかアメリカ人の青年
をそんな状態にするとはみんな思っていなかった。オバマ政権が家族に、とにか
くおとなしくしておけと言ったのも、「アメリカ人だから向こうも手厚く保護し
ている筈だ。水面下で交渉をするから黙っていたほうがいいですよ」と。

 ところが実際は、目も見えない、耳も聞こえない、けいれんしている。帰って
来たウォームビア青年のところにお母さんが行って、「あまりに息子がひどい状
態でかわいそうなので、いたたまれなくなってそのまま出ちゃった」と言ってい
ます。

 アメリカ人に対しても、そんな拷問みたいなことを連中はやったわけです。従っ
て日本人の拉致被害者に対しても、何をするか分からないと見ておかなければい
けない。その意味でも、一刻も早く全員を解放させないといけない。

 私が拉致被害者だったら、「とにかく軍事力行使を早くやってくれ」と。リス
クはあっても、こんな状態で生殺しのようにされているよりは、軍事中枢、指令
系統に限定して、米軍もやるでしょうから、「早くやってくれ」と思うでしょう
ね。

 今日米関係が北朝鮮問題で非常に一体化している理由は、やはりトランプ氏か
ら見ても、安倍は自分と一緒に戦ってくれている、と。いざという時に、日本は
これもできません、あれもできませんということになると、何なんだという話に
なりますから、現行法を最大限柔軟に解釈して、日本として踏み込んで、やるべ
きことをやっていかねけらばならない。

 拉致被害者の救出が最重要課題ですと言っておきながら、憲法のせいで助けに
いけませんでは、全く矛盾しているわけです。そういう矛盾をきちんと解消する。
これは責任政党としての自民党に期待する以外ない面がありますので、山谷先生
宜しくお願いいたします(拍手)。

◆北朝鮮は核・ミサイル開発中、今は圧力の時期

西岡 ありがとうございました。まさに嵐の中に今入ってきた。北朝鮮があと何
回かミサイル実験と核実験をすると、アメリカの本土まで届く核・ミサイルがで
きてしまう。これは、あと何年という言い方がありますが、それは正確じゃなく、
あと何回実験し成功したかを見るべきだと思います。金正恩政権は、一回一回の
実験の間隔が短いです。だから見通しもどんどん短くなっていきます。

 核弾頭はもうできているとの見方もありますが、多数派は、「あと1回くらい
は実験が必要」と。ミサイルは、火星14号は高く上げるロフテッド軌道を2回
やりましたが、通常軌道で撃っていない。それをやらなければならない。それが
成功すれば、アメリカ西海岸まで届く。

 そして火星13号というまだ一度も撃ってないのがあるんですが、それが成功
すれば東海岸まで届く。あと数回ミサイル実験が成功し、あと1回程度核実験が
成功する必要があります。失敗すればまた延びるわけです。あと何年ではなく、
あと何回実験が成功するか。そして実験の間隔がどんどん短くなっているのが今
の現状です。

 もしかしたら10月10日の党創建記念日に向けて、今日、明日ミサイル発射
があるかもしれない。彼らも経済制裁が一定程度効き始めていますから、1回ご
との制裁をやられるより、続けて実験した方がいいわけです。

 7月は1発目のミサイルで制裁の議論が始まったら2発目を撃たれてしまって、
2発まとめて1個の制裁になってしまった。それで核実験については1週間で
(制裁を)まとめたわけですが、向こうも早く完成させようとしている。

 そして、これは島田さんに教えてもらったんですが、軍事緊張がどこまで高ま
るかの一つの指標は、アメリカの議会がトランプ大統領に軍事行動をする権限を
与える決議を通すかです。まだ通っていない。イラクとの戦争の時はこの決議が
ありました。湾岸戦争の時にもありました。共和党は今通そうとしています。

 しかし、民主党に、「トランプにそんな権限を与えてどうするんだ」と反対論
があって、まだ通っていない。しかし、北朝鮮があと何回か核・ミサイル実験を
する時、その決議がなされるかどうかです。少しずつ、ダンプと車かもしれませ
んが、まだお互いにブレーキをかけていない。民主国家ですから手続きは必要で
すが、それも少しずつできつつある。

 私が一番心配なのは、証拠隠滅のために殺すということさえありえるかもしれ
ないことです。生命を奪う権限を持っている相手に対して、圧力をかけて返せと
言うのは、本当に綱渡りのようなことで、政権を倒すことの方が安全に全被害者
を取り戻すよりも容易だと思います。

 その時に何が起きるか分からないということがありますから。しかし、圧力を
かける道しかない。圧力をかけて、向こうが全被害者を返すと言ってきた時に初
めて交渉が始まる。何人かと言ってくるかもしれません。それに絶対乗ってはな
らない。

 特に、我々が「今年中に」と言っているので、「日本は焦っているだろう、外
務省は何か成果を出さなければいけないと思っているだろう、じゃあもう1回ス
トックホルム合意に戻って人道問題から話し合いをしないか」というような裏交
渉が北から今きています。

 そういうことを書いたり、しゃべったりする人たちがまた出てきました。ある
いは松本京子さんとされる写真が出てきましたが、そういう写真を公開してマス
コミに提供する崔さんという本人は分かりませんが、その後ろに北朝鮮が意図的
に、そういう情報や写真を出している可能性はかなりあると見ています。

 松本さんは一番出しやすいわけです。2002年には認定されていませんでし
たから、金正日が、「この人は死んだと言え」というリストに入っていなかった。
そして、多分松本さんは工作機関の外にいて、一般人の生活をしているとの情報
があります。秘密を知らない。

◆「全被害者一括帰国」を北朝鮮が提起した時だけ交渉に応じるべき

 しかし、今蓮池薫さんはかなり活発な活動を始めました。彼はこう言っている
んです。15年前自分たちが帰れたということを、そして残った人たちが自分は
「死んだ」と言われた、あるいは自分は「拉致されてない」と言われたというこ
とを知っている、と。北朝鮮の中で情報が伝わる。

 そしてストックホルム合意で、もう一度日朝が拉致で話し合いを始めたことも
知っている、と。あれは北朝鮮のニュースでもやりましたから。今回も「死んだ」
と発表されてしまったら、めぐみさんなり、八重子さんなりは精神の安定が保て
なくなる、と。自分たちは向こうにいて一番分かる、と。

 だから今回のチャンスを逃してはいけないんだと薫さんは言うんですが、今回、
何人かということで譲歩してはならないんです。全員一括帰国ということについ
て、絶対におろしてはならない。

 これはもう外交問題ではないですから、犯罪ですから、人質事件が起きて、5
0人人質がいたとして30人助けたから警察署長は「よくやった」と言われるの
か。20人死んでしまったら、「責任とれ」と言われるんです。

 ストックホルム合意の直後に、テレビに解説者が出てきて、「小泉さんは5人
取り戻した。安倍さんは6人以上じゃないと成功と言えませんね」と言ったので、
私は一緒にテレビに出ていたので、机をひっくり返してやろうかと思いました。

 全員です。残っていたらそれで責任を問われるんです。但し、日本政府の拉致
解決の定義は3条件あります。第1条件は、「認定の有無に関わらず全被害者の
安全確保と帰国」です。これは絶対譲れない。しかし、第2条件の真相究明、第
3条件の実行犯の引き渡しは、時差があってもいい。同時でなくてもいい。そこ
は交渉してほしい。

 しかし、全被害者の一括帰国、それも「認定の有無に関わらず」は絶対におろ
してはならない。それを日本中の誰に聞いても同じことを言うという状況を作る。
トランプ大統領が裏切ろうとしたら、「あなたは国連で言っただろうということ
まで日本は言いますよ」と。

 その代り、できる限りの協力をしなければならない。多分嵐の中で様々なごま
かしや工作もある、激しくなると思います。基本はこれは犯罪事件ですから全被
害者を一括帰国させる、それ以外の話し合いには応じない。

 金正恩が、「全被害者を一括帰国させる」と言うのであれば、我々は実質的協
議と言っていますが、交渉をし、あなたたちが話してほしくない秘密について帰
国した被害者が静かにしてもいいとか、止めている人道支援についても、本当に
人道的に役立つという条件等様々な条件がありますが、人道支援は再開できる。

 しかし、そのための話し合いは、まず向こう側が「「全被害者を返す」と意志
表示をした時だけです。トランプ大統領も、今北朝鮮に対して話し合いの時期で
はないと言っています。彼らが核保有国になると言っているからです。憲法に書
いたからです。そして口で言っても守らないということがあるからです。

 最低限、全被害者を返すと公開の席で向こうが言ってきた時だけ、それなら話
し合いに応じましょうということです。安倍総理は国連の演説の最後に、「北朝
鮮には資源もある。優秀な労働力もある。明るい未来を描きたいなら拉致被害者
を全員返して核をやめなさい」と言ったわけです。

 我々はその通りだと思います。「全員返しなさい。核・ミサイルはやめなさい」
と。そういう話し合いには応じますよ、と。そういうことをしないのであったら、
どんどん制裁が厳しくなりますよ、生きていけなくなりますよ、ということを今
見せる段階です。

 なぜなら彼らは「全員返す」と言っていない。「核・ミサイルをやめる」と言っ
ていない。だから今は圧力をかける段階だということですが、苦しくなったら何
かしてくるかもしれません。我々が「今年中に」と言っているから、話し合いの
ための話し合いをした方がいいという議論が出てくるかもしれない。

 そんなことは全く求めていませんから、先ほど拓也さんが話しをされましたが、
「家族としては心配だけれども、今この道しかない。日本と一緒に圧力をかけま
しょう」と。

 みせかけの話し合いのための話し合いはしてほしくないというのが我々の考え
で、今は圧力をかける時期だ。そして絶対ぶれない。ぶれないことの第1は拉致
で言うと、全被害者の一括帰国です。「何人か」という話に絶対のってはいけな
い。

 今北朝鮮は「何人か」も言っておらず、「残留日本人がみつかりました」とい
うエサをまたまいてきていますが、まず犯罪被害者である拉致被害者の一括帰国
が最優先だ。それをやらない限り、あなたたちの誠実さは試されない。その姿勢
を変えてはならないことを強く確認したいと思います。

西岡 飯塚繁雄さんと本間勝さんが来てくださっていますので、ひとことお願い
します。

◆大きな動きが出たらすぐにフォローし北の行動に結びつける

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)

 いつもありがとうございます。今日は、最近の北朝鮮の動き、アメリカの態度、
国連筋の色々な決定を含め、情勢が混沌としてきたという雰囲気を感じています。

 今までこんなに長く解決できなかったのは、やるべき人が何もしなかった、不
作為が長く続いていたのが最大の原因だと思います。そういう意味では、今回の
状況は突破口になると感じています。

 安倍総理もこのところ、立て続けに我々に会っていただいています。これは安
倍総理の考え方・態度を、家族の人たちにも徹底してはっきりさせたいという気
持ちがあったからだと思います。

 この前の面会では、「トランプ大統領が国連総会であれだけ北朝鮮問題に言及
したのは、アメリカだけではなく、トランプに影響される国がほとんどその気に
なっていますよ」というような話もありました。

 日本も当然、安倍総理の意見を聞くとトランプと同じ話をしていますし、さき
ほど古森さんからもあったように、日本独自の対応をもっと強くやってもいいか
なと思います。

 いつも私が考えるのは、あのような大きな現象が出た時に、その後どうするの
ですかか、すぐにフォローアップするんですかということで、この前総理にも言
いました。これだけ前代未聞のできごとがあって、それで終わりましたというの
ではなく、即フォローしてください、と。

 トランプが国連総会で演説した。じゃあいつ帰ってくるんだ、と。そういう短
絡的な思いしかないんです。しかし時間が過ぎ、いつかいつかと待つ、もうこれ
はできません。

 今年中にという話がありましたが、これも間に合いそうにないので、引き続き
我々はこの態度を固めて、今回は制裁を徹底的に強める手しかないと思います。
私たちも色々考えますが、とにかく北が何か動く、行動することに結び付けてい
かない限り、だらだらとまた時間が過ぎてしまう。

 是非皆さんといっしょにこれを注視しながら、何かやった後のフォローをきち
んと見ていく、またさらに総理大臣にそのことを要請していくことが必要と思っ
ています。

 家族も疲れていますので大変ですが、我々は北にいとしい家族がいる限り、な
んとか頑張っていきます。皆様のご意見も、できればまとめて、即具体的な動き
につながる方法で、何事も段取りをしていきたい思っています。宜しくお願いい
たします(拍手)。

◆ひしひしと金正恩の怖さを感じるが彼も怖い

本間勝(田口八重子さん兄)

 今日の話の中で、拓也さんが「傍観者の責任だ」と言われたのが一番印象的で
す。もちろん政府にやる責任はあるんですが、そういうことを感じました。

 それと古森さんから、拉致被害者が政治犯収容所の職員にどう扱われるか、殺
されてしまうかもしれないという怖い話もありました。拉致された人は命を取引
にされちゃうんです。もし日本の対応が悪ければ殺してしまうよ、と正恩は言い
かねない。そういう怖さが、ここにきてひしひしと感じられます。

 これに対しては正恩を斬首するしかない。彼が一番怖いんですから。韓国も1
2月に斬首部隊を作ると言っています。12月はヤマですよ。「工作員によって
連れていかれた人たちをこの際返しなさい」と。「核・ミサイルは置いて、人権
問題を一番にして、まず今年中に返さないとあなたは殺されますよ」と。「家族
も同じ境遇に遭いますよ」と。

 被害者の家族がそうなったように、正恩の家族だって、拉致して拘束して返さ
ない。あるいは殺してしまう。そういうことも脅しの材料に使えると思います。

 今年はもう日にちもないですが、人権問題で追い詰めてやっていければと思っ
ています。

 私は、「ニューヨーク・タイムズ」の東京支社の方から、拉致問題についてコ
メントを求められました。八重子と私たち家族の悲惨さ、なぜ早く声をあげられ
なかったのかという思い、それを話しました。

 今トランプさんが拉致問題について、めぐみさんの話を出した。「ニューヨー
ク・タイムズ」の記事のテーマとして拉致問題を出してくださいとお願いしまし
た。どう出るか分かりませんが、古森さん「ニューヨーク・タイムズ」を見てい
てください。以上です(拍手)。

西岡 トランプ演説にこういう一節がありました。紹介します。

 世界にはいくつかのならず者国家がある。正しい国が邪悪な国に対峙しなけれ
ば悪が勝つ。

 善悪に踏み込んだ演説だったんです。ブッシュ大統領の「悪の枢軸」演説を思
い出す、強い演説です。この圧力をどう使うのか。本当にめぐみさんたちが帰っ
てこれないことを悪だと思いますので、一緒に頑張りましょう。ありがとうござ
いました(拍手)。

以上

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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
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