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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「日朝拉致協議の遅延をどう打開するか」報告10(2014/12/25)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2014.12.25)

■国際セミナー「日朝拉致協議の遅延をどう打開するか」報告10

◆協議に臨む緊張感が違う

横田滋(横田めぐみさん父、家族会前代表)

 みなさん、こんにちは。先ほど、脱北者の方のお話がありましたが、やはり全
然感じが違うと思います。お金をとるという話もありましたが、やはり(日朝協
議の日本側とは)緊張感が違うと思います。

 政府からいつごろ情報が入るという話もありましたが、結局いつごろになるの
かはっきりしません。2002年にはかなり緊張感がありましたが、今はそれが
感じられないのが実情だと思います(拍手)。

◆積み重ねは大きな問題が解決していく道筋

横田早紀江(横田めぐみさん母)

 みなさん、こんにちは。拉致問題は考えられないような長い問題になってしま
いました。一番大事なことは、連れ去れててしまった人が見えない。本当のこと
が分かっていない。家族はみんな分からないままに37年、40年と苦しむ中で
過ごしています。

 これはどこの国で起きてもいけないことで、人間として生まれてきた資格がな
いようなことをしているわけですから、(2002年に)我が国がやったと実行
犯を認めたこと自体、びっくりするようなことでした。

 そう言いながら、たった5人だけが帰ってきて、「後の人はみんな若い時に死
にました」と言って、めぐみに関しては偽の遺骨まで出してきたということを平
然と行っているのです。

 今、すべての国ではないですが、国連で人権委員会が立ち上がりました。初め
の頃と比べれば考えられないことです。署名活動をしても、ちらしを叩き落され
るような時代からずっとやってきていますので。

 そしてこつこつと今日まで来ることができましたので、積み重ねというのは大
きな問題が解決していく道筋というのがあるんだなあということを私たちは実感
しています。

 そして今回の国連人権委員会の報告が、北朝鮮にとってものすごい脅威になっ
ていると聞きました。どんな反発をしてくるのか、恐ろしいことをやるのか分か
りませんが、間違ったことに対しては、どんなことであっても、違うと言い続け
ることが大事だと私は思っています。

 日本中の人たちが、また世界の人たちが一緒になってメッセージを出していく
ことが大事だと思っています。これからもどうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。

◆報道は日本側に立って北朝鮮に知らせてほしい

浜本七郎(浜本富貴恵さん兄、家族会副代表)

 唯一の帰国した家族です。北は自分勝手な都合で、我が国に土足で入って、主
権を犯し、家族を拉致したということは間違いなく妹は生き証人で、福井県で暮
らしています。

 ネットを見ると、家族会は圧力団体ではないかとも言われます。実を言うと、
私たちにとって、家族が帰ってこないと解決にはならないんです。それで、素人
である我々が北朝鮮に乗り込んでいくというわけにはいかない。

 これはやはり国が責任をもってやるべきで、私たちは外務省などに要求をする。
もっと強く返せと言っていかなければならない。

 平和な日本で拉致は初めての事件でした。初めて行ったことは、政府にとって、
我々にとって、国民にとって、どうしていいか分からないという初めての経験で
した。

 37年の長い時間が経っていて、未だに解決できない。これには国に大きな責
任があると。これは政治家にも大きな責任があると思います。その中で、皆さん
が私たち家族会を後押しして、それで圧力団体と言われます。本当は違いますが。
しかし、否は北朝鮮にあり、私たちにあるわけではないんです。

 先ほど島田洋一先生がNHKのことを言われましたが、一言言いたいのは、マス
コミの皆さん、どっちの味方ですか(拍手)。マスコミの方は優等生なんですね。
そして平等に扱おうとする。日本側の意見を集めて、国民に情報を提供しなけれ
ばならない。私はそう思います(拍手)。そういう意味では、我々家族会には全
く否がないんです。北朝鮮に否があるんです。

 ニューヨークの国連で、人権問題について会合がありました。国際刑事裁判所
に付託するよう適切な行動を取るように、ということです。北朝鮮の人権問題を
議論する会合に北朝鮮の代表が出席するのは異例で、圧力を強める国際社会への
強い反発と思われます。

 北朝鮮は、(国内の)人権問題に対して、でっち上げだと反発していますが、
強い反発をするほど、嘘を言っていると言っているようなものです。

 そういうことも含めて、マスコミももう少しつっこみを入れて報道していただ
きたいと思います(拍手)。

 年内に回答がなければ、有無を言わさず(解除した)制裁をもどす。さらに、
ヒト、モノ、カネの流れをゼロにするしかないと思います(拍手)。それが、北
朝鮮が家族を返さざるをえないことになると思います。ありがとうございました
(拍手)。

◆約束を守るべきと金正恩第一書記に知らしめること

有本明弘(有本恵子さん父、家族会副代表)

 今の外務省はいいんですが、過去の外務省は、国を代表する外交官という資格
はなかった。5人が帰って来た時、「1週間か10日で返す」という約束をして
いた。そういう外交官はクビを取らなければいけないんですよ。小泉さんがおか
しい。

 金正男が旅券法違反で捕まった。あれを返してしまった。外務大臣は田中真紀
子。あれは田中真紀子が返したんでしょうか。総理大臣は何をしていたのか。あ
れは二人でやったことです。そして家族が文句言ったら、皆さんはご存じないが、
たくさんやられた。

 北京で3日間会合したことがある。それについて、「何も決まらなかった」と
産経新聞は書いた。私は、内閣府の会合で、対策本部の人に、「あの会合はよかっ
た。三重丸だ」と言った。そういう外交をしなければならない。会合から帰って
来た日に、平壌放送で日本に呼びかけてきた。そして再調査する、と。これが始
まりなんです。

 そして、しばらくするとその報告は「夏の終わりから秋の初めごろ」というこ
とでした。今の外務省は、安倍さんの指示通りにやっている。

 北朝鮮の再調査状況の確認について、私の意見を紙に書いたものを、10月1
6日に政府に提出しました。その私の考えをお伝えしたいと思います。

 日本政府高官は、「向こうが来いと言ってきているのに訪朝団を派遣するリス
クはない」と強調し、すでに派遣団の人選に入っていることを明らかにしました。
このようなことを言う高官の話は、無視すべきだと思っています。

 今回新たに北朝鮮に派遣する人たちは、調査結果報告について初めの約束を守
ることができず、1年先くらいと発言している北朝鮮の徐大河委員長に対して、
わが国が再制裁も辞さない覚悟であるという意思を伝えるとともに、真摯な再調
査の結果報告が日朝両国間での信頼のスタートになることを説明に行く論者でな
ければならないと思っています。

 上記手続きを踏まえ、北朝鮮側が1年先というのであれば、その結果報告が出
るまで、再制裁を課すことを総理は決定すべきだと私は思っており、これが日本
国の内閣総理大臣の決断だと私は信じています。

 10月末外務省伊原局長の訪朝後、拉致問題は大きく変わりました。

 北朝鮮は、国営メディアを通じて我が国に対し特別調査委員会を設置し4つの
分科会が調査を行い、その委員長は徐大河氏が担当すると伝えてきました。そし
て再調査をして早急に報告すると話が有ったと聞いています。

 それをわが国では、官房長官が8月末か秋の始めの頃に発表と私達は聞いてて
いましたが、その返事が無いまま1年先になるとの話があったのでその確認のた
め、日本政府は大人数で北朝鮮へ出向き徐大河委員長と会談をして帰ってきまし
た。

 そこで政府発表は、我が国では拉致問題が最重要課題であることを伝えて来た
と公表しています。10月28日〜29日の両日で5時間ずつ10時間話をして
きたと関係者は言っています。この交渉の話は、公開出来ない話だと私は思って
います。

 そこで皆様方にも考えて頂きたいのです。これは、小泉元総理と外務省田中均
氏との朝鮮外交とは全く違った構図で有り、金正恩第一書記対安倍総理との話に
なっているのです。

 そこに金正日時代の側近達の考え方(正直な拉致報告は不利)だと言う異見に
より報告を遅らせていると私は思っています。これからの北朝鮮との交渉は、秘
密交渉になると私は思っています。

 そこで、皆様方にお願いが有ります。わが国報道機関全社には徐大河委員長に
対して始めての約束を守るべきだという批判報道を金正恩第一書記に届くよう繰
り返し、これが日本国民の考え方だと金正恩第一書記に知らしめることが拉致問
題解決につながると思っています。ありがとうございました(拍手)。

◆37年前のミシン

松本孟(松本京子さん兄)

 先月、妹のミシンを引き出して初めて見ました。針の先に小さな布がささって
いました。それを見た時に、37年過ぎてしまったのだなあと実感しました。本
当に、ミシンの針が布にささったまま家から出て行ったんだなあとしみじみ思い
ました。

 そして今年も残りわずかしかありません。また、これを機に妹の救出に全力を
傾けたいと思っていますので、ご支援宜しくお願いいたします(拍手)。

◆遠回りはしない解決方法をみつけて

斉藤文代(松木薫さん姉)

 みなさまこんばんは。私の母が1月11日に亡くなり、早いものでもう1年が
経とうとしています。

 日本の国には力のある方々がたくさんおられて、優秀な国だと私は思っていま
す。私も命ある限りと思っていますが、来年は皆さんと一緒に戦って、もう遠回
りはしない解決方法をみつけ、家族を日本の地に連れ戻すことを、なんとかして
実現したいと願っています。

 これから何日かかるか、1年かかるか、2年かかるか分かりませんが、家族が
帰ってくるまで、皆さんに力強い応援をいただきたいと思っています。宜しくお
願いいたします(拍手)。

◆待ちの姿勢が遅延している原因

本間勝(田口八重子さん兄)

 今日のテーマは、なぜ遅延しているのかです。皆さんが色々言っておられまし
たが、今遅延している。伊原局長が平壌に出かけて、向こうの窓口、特別調査委
員会と交渉を始められました。そういう窓口があるのなら、そことどんどんやれ
ばいいと思うんです。

 今できることは、よど号犯が向こうにいて日本に帰りたがっているから、一時
帰国させて、拉致の実態を追及していくこともできるし、寺越武志さんが向こう
にいて友枝さんが年中行っている。それも誰かが帰ってくるパターンの一つにな
る。返さないが自由に往来させる道にもつながると思います。

 すでに判明している人たちの問題を、滞っている中で交渉して、私たち(認定
被害者)12人の行方も追いかけていけばいいと思います。待ちの姿勢が遅延し
ている原因なんです。

 今国連で裁判しようとしている北朝鮮の首領のテロ行為、私の妹八重子が大韓
航空機事件に関与していることを北は認めていません。それを認めさせる段階に
なればこの問題も進むと思います。ありがとうございました(拍手)。

◆政府は北朝鮮を崩壊させることを真剣に考えてほしい

寺越昭男(寺越昭二さん長男)

 有本さんに時間をあげたので一言だけ(笑)。

 政府は北朝鮮を崩壊させることを真剣に考えてほしいと思います(拍手)。

櫻井よしこ

 みなさん長い時間ありがとうございました。色々な解決に向けてのご意見があ
りました。一番大事なことは、わが国民全員が心を一つにして、拉致問題を一日
も早く解決してみせる、そのために日本国はありとあらゆる力を使う。その力を
使うことができるようなまともな独立した国になろうということだと思います。

 たやすいことではありませんが、ここのところをしっかりさせなければ、にっ
ちもさっちもいかないと思います。

 被害者の方、ご家族の方が、必ず元気で再開できるように、改めてみんなで心
を一つにしたいと思います。

 今日は本当にありがとうございました(拍手)。

以上


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