救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

金正日の悪行を糾弾し北朝鮮人民に真実を伝える日韓連帯集会全記録3(2011/02/28)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2011.02.28-3)


第2部 

講演者紹介 西岡力・救う会会長

徐貞甲本部長の挨拶の要旨(2/17メールニュース参照)と国民行動本部の活動
概要が資料として配られていますのでご参照ください。

徐本部長は軍人出身です。それで先ほど、拍手に対して敬礼されました。予備
役大佐で、退役大佐連合会という組織を率いておられ、それを核にして国民行動
本部という保守団体を作りました。金大中・盧武鉉10年間の左翼政権時代に身
体を張って戦い、韓国を正常化に導いた英雄だと私は思っています(拍手)。

それだけではなく、去年から、自由統一のために北朝鮮に真実を送ろうという
ことで、大規模なビラ送り運動をされて、そして私たちのことも同情してくださっ
て、「日本の運動体がビラを送りたいなら一緒になってやりましょう」と言って、
また「独自のビラを刷ってきなさい」と言って、さらに「日本から代表が行かな
くても送ってあげるよ」と言って、送ってくださいました。先ほど読んだビラは
私たちが行かなかった時も送っていただきました。

もう一つ付け加えたいのは、最初の6月25日に日本の代表として私たちが行っ
た時、徐本部長は大きな日の丸が準備されていて、「日本から来たのだから日の
丸を持ちなさい」と言われて(拍手)、韓国の旗、アメリカからも代表が来てい
ましたのでアメリカの旗が掲げられました。日米韓で連帯して、金正日の悪行を
糾弾して戦う、と。そしてその戦い方として、「我々は暴力を使うのではなく、
真実を使う。それが金正日の一番嫌なことだから」と言って、ビラ飛ばしを始め
ました。

韓国の一部左翼からは、「日本の極右西岡と連帯しているのはけしからん」と
批判されましたが、しかし、「西岡は人権活動家であり、なぜそれと連帯するの
が悪いのか。意見の一部の違いがあっても、共通の敵があったら一緒に戦うのが
当り前だ」と一蹴し、運動を続けてこられました。


◆韓国保守の戦いなしには李明博政権も誕生できなかった

講演1 徐貞甲(ソ・ジョンガプ)韓国・国民行動本部本部長

みなさんこんばんは(日本語で、そして敬礼、拍手)。このような意味のある
席に私を招聘してくださいまして、集会で話をする機会をいただいたことを、心
から光栄に思います。

先ほどお話をされた方の中で、ある方が昨年3月26日に、韓国の哨戒艦天安
が爆沈された、11月23日には延坪島が砲撃を受けた、大韓民国の国軍は何を
しているんだと話され、私は顔を上げることができませんでした。

これに対して多くの外信が、韓国の軍隊はこのように虚弱なのかという報道を
されました。それを読みながら、私も考えることが多かったです。しかし、今年
になり、韓国の海軍はソマリアで、海賊につかまっていた韓国の船員たちを解放
する作戦を成功させました。イスラエル軍がエンテベ空港でやった作戦以上の人
質救出作戦を立派に成功させることができた。そのような韓国軍隊の栄光も現わ
れたことを嬉しく思っています(拍手)。

私は軍隊に長くいましたし、歳も取っているので、実は人相を見ることもでき
ます。先ほど壇上に上がった人たち、あるいは皆さん方の人相を見ていると、金
正日が早く亡くなってほしいと思っているよう見えるんですが、金正日の人相を
私が見るところ、今年中に彼は亡くなると思います(拍手)。

予備役大佐連合会は、1995年4月17日、163人の予備役大佐を発起人
として発足しました。私たちが最初に取り組んだ仕事は、6.25朝鮮戦争の時
に戦死した軍人でありながら、その戦死が正式に記録されていない無縁故戦死者
の名前を明らかにして、名誉を回復する事業です。1608人の名誉を回復しま
した。

2000年6月15日に、みなさんがよくご存知の金大中訪朝、そして6.1
5南北共同宣言がありました。その文書は一言で言って、韓国を赤化統一すると
いう文書です。

その年の12月に、予備役大佐連合会本部長の名前で最初の意見広告を出しま
した。「国民の政府(金大中政権)はこれ以上国民を愚弄するな」という意見広
告です。これは権力者に対する国民の最初の宣戦布告でした。金大中・盧武鉉1
0年間の間、私は、内乱煽動罪、クデター煽動罪などの罪名で、警察や検察に何
回も呼ばれて調査を受けました。また、ひどい時には、北朝鮮のスパイを取り締
まる対共捜査室に呼ばれて、捜査を受けるということさえありました。現存する、
つまり今現在の権力と戦うということは、大変な苦痛の連続でした。

2004年10月4日、国家保安法死守国民大会をソウル市庁前広場で開いた
のですが、約30万人が集まりました。その時、国家保安法を守ることができて
いなければ、大韓民国は今すでに金正日の手中に落ちていたと思われます。もち
ろん、李明博政権も誕生できなかったでしょう。李明博大統領のスタート以後は、
愛国運動の力量を、反乱団体である金正日政権を崩壊させることに集中していま
す。

去年の天安艦爆沈事件の後、日本で北朝鮮に拉致された人々の救出運動に関心
を持つ、ここにいらっしゃる皆さんとともに、北朝鮮に自由のビラを飛ばし続け
ています。報道を見られた方もいらっしゃると思いますが、昨年6月23日と2
5日に、鉄原にある白馬高地(朝鮮戦争の激戦地)で、横に座っている西岡教授
と一緒に、対北ビラを大々的に送りました。600万枚の対北ビラを一度で送り
ました。これは史上最大の規模だったと思います。

私たちの団体と日本の実行委員会は、風船につけたビラを通じて、閉鎖された
北朝鮮に真実のビラを飛ばして、北朝鮮の変化を誘導しています。特に、日本の
実行委員会が送付しているビラには、金正日が2002年に拉致を認めた事実を
初めとして、朝鮮総連によって北に送られた在日同胞と日本人妻や家族などへの
メッセージなどが含まれています。

韓国と日本の皆さんが力を合わせて飛ばしている対北風船は、偽りと暴力が支
配する北朝鮮に真実を伝え、希望を伝える偉大な活動です。金日成と金正日が6
0年間支配した北朝鮮は、人間が生きていくことができない生き地獄になって久
しいです。聖書を読んだという理由で、食べ物を得るために鴨緑江を越えたとい
う理由で強制収容所に引っ張っていかれたり、公開処刑されるところが北朝鮮で
す。

何よりも金日成・金正日政権は、6.25朝鮮戦争以後、42万件を越える停
戦協定違反をしてきただけではなく、最近では天安艦爆沈と延坪島砲撃のような、
民間人を相手にした無差別暴力を行使してきた戦争犯罪集団です。

ですから、金正日政権は地上に存在してはならない悪の集団で、正常とは見ら
れない馬賊団のような集団です。人間の良心を持つ世界人ならば、金正日政権の
収束のために力を合わせなければなりません。

もちろん、韓国と日本との間には、意見の違いが存在します。しかし、私たち
は皆さんとともに、自由、民主主義、人権、そして信仰の自由など普遍的価値観
を共有しています。

韓国と日本の自由勢力は、最も平和的な手段で金正日独裁政権を打ち倒すため
に立ち上がりました。今は始まりですが、遠くない未来に、私たちの偉大なる努
力が実を結ぶことを信じます。わたしたちみんなで、英雄的な挑戦にご一緒しま
しょう。ありがとうございました(拍手)。


(4につづく)


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