救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

趙甲済記者の金賢姫氏インタビュー(2009/01/18)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2009.1.18)

■趙甲済記者の金賢姫氏インタビュー

17日に韓国で発売された「月刊朝鮮」2月号に、同誌編集委員である趙甲済記者が金
賢姫と会い3時間にわたってインタビューした記事が掲載された。

救う会はまだ、月刊朝鮮を入手できていないのでくわしい内容は分からない。

趙甲済記者が自身が主宰するインターネットニュース媒体「趙甲済ドットコム」に
金賢姫氏の発言の一部が紹介されている。

その中に、日本人拉致に関わる次の3つの重大な発言があったので速報としてお伝え
する。番号は救う会が付けた。

1“横田メグミが友人キム・スクヒを教えた。”
2“イ・ウンヘが死んだという話は信じることができない。”
3“北朝鮮で工作員を教えた日本人は十人を越えるだろう”

1は、帰国した被害者が伝えていた情報と一致する。横田めぐみさんも田口八重子さん
と同じように工作員の日本人化教育教師をさせられていたことがより確実になった。
なお、産経新聞が平成20年7月3日報道した韓国在住の元北朝鮮工作員、カン・ヨン
イル氏(仮名)の証言によると、めぐみさんは82年から約1年間、カン氏がいた平壌市内
の工作員専用の招待所に朝鮮人女性と暮らしていたという。この女性がスクヒである
可能性がある。

2は、1月15日に報道されたNHKとの電話インタビューで金賢姫氏が話していた内容と同
じだ。

3は、金賢姫氏が10人以上と言える根拠は何か。実際彼女が目撃した日本人が田口さん
以外にいるのか、ぜひきちんと話を聞いてみたい。
元工作員の安明進氏は救う会に対して、「金正日政治軍事大学内で11人の日本人教
官を、工作員用病院などで2人の日本人を目撃した」と証言している。
また、上記カン・ヨンフン氏は「金正日政治軍事大学で日本人4人、工作員招待所が
ある龍城地区では5人を見た」と証言している。



参考のため過去の本ニュースから関連記事を再録する。

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.12.13-1)

■めぐみさんが「スッキ」に日本語教育?地村富貴恵さん証言公開

家族会、救う会は12月12日、救う会福岡主催ので集会で、「横田めぐみさ
んが、淑姫(スッキ)という名(工作機関内での偽名)の女性に日本語を教えて
いた」との地村富貴恵さんの証言を、西岡力・救う会常任副会長が公開した。西
岡副会長は、めぐみさんが北朝鮮で工作員に日本語を教えさせられていた可能性
もあると指摘した。地村富貴恵さんは、先に田口八重子さんが「オッカ」という
偽名の女性工作員=大韓航空機爆破事件の実行犯金賢姫に日本語を教えさせられ
ていたとも証言している。

「スッキ」と「オッカ」が北朝鮮の女性工作員としてペアを組み、何度も一緒
に教育を受け、生活をともにしてきたことは金賢姫の証言(『今、女として』下、
文春文庫)で明らかになっていたが、それぞれ横田めぐみさん、田口八重子さん
に日本語を教えられていたことが今回公開されたものである。

家族会、救う会は、まず「オッカ」情報を広く知らしめることが北朝鮮の嘘を
暴くという観点から必要だと考え、「スッキ」情報は「疑問点・矛盾点(2)」
に入れず、後日公開する予定にしていたもの。これにより、「田口さんが李恩恵
ではない」という北朝鮮の主張は完全に嘘と判明した。

なお、めぐみさんがいつどこで淑姫に日本語を教えていたかについて、家族会
・救う会は承知していない。「スッキ」は「高橋けいこ」名義の偽造旅券を使い
日本人になりすまして工作活動を行っていたことも判明している。

救う会の調査により明らかになっている情報は以下の通り。

◆金淑姫について
金淑姫 朝鮮労働党中央委員会調査部2課所属工作員
本名 金スネ
1963年 平安南道順川生まれ。
父は佐官級の将校 母は食料品店の販売員。
順川で高等中学まで終え、平壌軽工業大学日用品学科入学。
1980年3月、同大学1年次在学中に工作員として召喚され、同年4月8日
金星政治軍事大学(現在の金正日政治軍事大学)の工作員速成情報班1年コー
スに入学、金賢姫と同級生となる。2人は同コース1期生である。金賢姫は「玉
花」という偽名を使っていた。
2人は同じ招待所で生活をしながら教育を受けた。同コースは8人学生がいた
が、淑姫、賢姫以外は男性だった。その6人の男工作員と淑姫、賢姫はついたて
を挟んで授業を受け、通路も別々とされ、顔を見たことがない。

<金淑姫略歴>
1981年4月 同校卒業後、朝鮮労働党中央委員会調査部2課所属工作員とな
る。
1981年4月17日から7月4日 龍城区域林原洞所在東北里9号招待所で金賢
姫と2人で日本語自習と韓国事情学習。
1981年7月4日 金賢姫と別れる。
その後、淑姫は金星軍事大学で教育を受ける 
(金賢姫は83年3月まで田口さんから1対1で日本人化教育を受ける)
1983年3月から84年7月 龍城区域龍城洞所在龍城40号招待所で金賢姫と
再合流、2人でスパイ実務教育を受ける。
1984年7月 金賢姫1人が同招待所を出る。
その後、淑姫は1人で中国語教育を受ける
(金賢姫は84年12月まで金勝一と一緒になり海外実習)
1985年1月から6月 龍城区域龍城洞所在龍城5号招待所で金賢姫と再合流 
そこで2人で中国人化教育を受ける。
1985年7月から1986年8月 中国広州に渡る。工作員指導員アパートに金
賢姫と2人で住み中国人化実習教育。
1986年8月から87年1月 マカオに移る。金賢姫と2人だけで自炊生活をし
ながら実習。 このとき淑姫は「高橋けいこ」名義の偽造旅券を使用(金賢姫は
「蜂谷真由美」名義)。
1987年2月から9月 賢姫と一緒に1月に平壌に帰り、龍城5号招待所で思想
再武装教育
1987年9月  マカオに派遣される。賢姫と2人で中国からの難民になり
すましてマカオの身分証明書を得よ、という指示を受ける。
1987年10月4日 金賢姫が1人で帰国 その後の淑姫について情報なし。


...............................................




★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
●麻生首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿

●救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2024/04/26
横田拓也代表が拉致議連ユーチューブで訴え
2024/04/19
家族会・救う会が米国国連大使と面会
2024/04/15
日本維新の会が政府に「拉致問題に関する発出文書」提出
2024/04/12
国連総会が北朝鮮の人権侵害非難を決議
2024/03/18
家族会・救う会の新運動方針について4

■過去のメールニュース■

  ■ 2024年
  ■ 2023年
  ■ 2022年
  ■ 2021年
  ■ 2020年
  ■ 2019年
  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■