救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

日本に帰国したよど号犯の19人の子らに旅券返還命令を(2007/06/13)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆ (2007.06.13-2)

■日本に帰国したよど号犯の19人の子らに旅券返還命令を
 本日、警視庁は松木薫さんと石岡亨さんを拉致した犯人としてよど号赤軍グルー
プの森順子(故田宮高麿の妻)と若林佐喜子(旧姓黒田、若林盛亮の妻)の2人
に対して、逮捕状を取った。また、近く二人を国際指名手配するという。

 すでに二人を刑事告発していた松木さんの姉、斉藤文代さんは記者会見で「一
歩前進だ」と評価した。この間の捜査当局の努力に敬意を表したい。しかし、松
木さんらはいまだに北朝鮮から帰ってきていない。その点では逮捕状が出たこと
は問題の実質的進展とは言えない。一日でも早く被害者が全員帰れるように政府
対策本部の一層の尽力を望みたい。

 同じ会見で斉藤さんは「拉致された人が帰らず、罪を犯した人の方が先に帰っ
てきている」と複雑な思いを吐露された。よど号赤軍グループのうち、妻5人と
子供19人がすでに帰国した。ここで、我々が問題提起したいのは19人の子供
らは日本から旅券を発給され、繰り返し北朝鮮を訪れていることだ。彼らは当然、
拉致犯人らに日本の様子を伝え、帰国した仲間らに指令を伝えるなど、工作メッ
センジャーを果たしていると見るべきだ。

 日本政府は妻らに対して昭和63年北朝鮮工作員と行動をともにしているなど
の理由で旅券返還命令を出した。彼女らが帰国時に逮捕されるのは、その命令に
従わなかった罪のためだ。日本は北朝鮮とは異なり、人権を無視した家族連座制
を持たない。しかし、よど号グループの子らが北朝鮮に渡航し拉致犯人を含むよ
ど号グループ、その上司である北朝鮮工作機関幹部との接触に利用されている事
実がある以上、昭和63年に妻らに下されたと同じ基準を適用して、子らに対し
て政府は旅券返還命令を出すべきではないか。少なくとも彼らが、北朝鮮工作機
関やよど号犯のメッセンジャーという呪縛から解放されるまでは、北朝鮮に行け
なくしてあげる方が、子どもたちにとっても望ましい。

 本日の逮捕状により、子らが北朝鮮で接触する者らの中に、拉致容疑者がいる
ことがより明白になった。政府は昨年10月決めた拉致問題に対する当面の方針
の中で「厳格な法執行を引き続き実施していく」としている。日本に帰国した1
9人の子らに旅券返還命令を出すことを強く求めたい。

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋


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