救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「激動する南北情勢の中で拉致問題を考える」全報告



◆日本人を救出するための自衛隊の訓練、出動を

増元照明(増元るみ子さん弟)
 みなさんこんにちは。先ほどから国会議員の先生方も色々とお話をされましたが、中山恭子さん、松原仁さん以外切迫感がないですね。もう時間がないと言葉にはされますが、全く切迫感がないのが現状ではないですか。
 国会の中で、拉致被害者をどうやって助けるのかという議論もされていません。先日拉致特があって拝見しましたが、官僚答弁ばかりです。白真勲さんが岸田外務大臣におっしゃっていました。現在制裁を強化しました。「北朝鮮に調査委員会があると思いますか」という質問に対して、なかなかお答えになりませんでしたが、北朝鮮はもうはずしたといっている。
 しかし、わが国政府は、「ストックホルム合意に基づいて北朝鮮と交渉する」ことを基本方針としています。「じゃあ、特別調査委員会がまた立ち上がったら今回の制裁を解除するんですか」と聞いたら、「そういうことは国際情勢の中で考えられない」と。
 今回の制裁も圧力も、結局は拉致問題のためじゃない。核・ミサイルで北朝鮮が実験をしたから、それに対する国連に準ずるものであって、拉致被害者を救出するため制裁圧力ではないということです。これが国会の中でなされている。残念ながら、もう日本の姿勢が、北朝鮮に圧力も意思も全く向けられていないというのが現状です。
 安倍さんが最優先課題と言うならば、もっと見える形でやらなければと私は思っています。先日、街頭署名をやっている時に、30くらいの若者が、「本当にもうどうしようもないですね。どうしたらいいですか」と。私は、「自衛隊に行ってもらうしかないんじゃないですか」と言ったら、その若者は「現実としてそれは無理ですね」と。そういう判断ですよ。
 今現在は無理かもしれないけれども、自衛隊の方々が北朝鮮に行って、被害者を救出するという作戦をとるのも、選択肢の一つとして持たなければならない事態になっているのではないでしょうか(拍手)。
 北朝鮮にいる拉致被害者を救出すための訓練をしない限り、突然、「北朝鮮に行って取り戻してきなさい」と言われても、犠牲者が増えるばかりです。わが国では、北朝鮮にいる日本人を救出するための訓練を始める時じゃないんですか。
 北朝鮮がいつ崩壊するか分からない。北朝鮮がどのような状況になるか分からない。そんな中で、情報をいっぱい集めて、西岡先生がさっきおっしゃいましたが、米ドルを獲得するためには色々な情報が出てくる状況にあるというのであれば、中国で日本人拉致被害者がどこにいるか等色々な情報を集めて、自衛隊の方々に直接行っていただくのがいいと私は思います。
 国会の皆さんは、それは憲法上無理だとおっしゃいますが、憲法9条が規定しているのは、「国際紛争を解決するための国権の発動」、つまり戦争、武力の行使、武力の威嚇、これを禁止すると言っています。国際紛争でしょうか。国際犯罪です。
 日本人を救出するのに、こんな規制は全く関係ないと私は思っています。戦争のための自衛隊の出動ではありません。日本人を救出するための自衛隊の出動です。それが憲法違反であると言うのであれば、国民を守らない憲法は間違いです(拍手)。
 とにかく稲田大臣が今、防衛大臣ですから、秘密裏にでも訓練をやっていただきたい。そうしなければ練度が増さない。練度が増さなければ犠牲者が増える。我々も自衛隊の方たちに、命を懸けて行っていただくのは非常にしのびないですが、でも被害者を救出するためにはもうそれしかないのではないかというのが、今の私の正直なところです。以上です(拍手)。

  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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