救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

核・ミサイルと切り離して全被害者救出を先行させよ−特別集会全報告



◆ストックホルム合意に戻ってはならない

西岡 力(救う会会長、東京基督教大学教授)
 但し、そこで気を付けなければいけないのは、「拉致と核を切り離す、拉致を最優先」と我々が言ったことがひとつの契機となって、「もう一度ストックホルム合意に戻ればいいじゃないか」と言う人たちが出てきています。
 ストックホルム合意の根本的な欠陥は、金正恩が全員を返すという決断をしていないのに、合意を結んでしまったということです。当初私たちは、安倍さんが「うん」と言ったのだから、紙には書いていないが全員返すという裏合意ができているかもしれない、と思って色々見ていましたが、それがなかった。
 繰り返し言いますが、調査なんか必要ないわけです。分かっているんですから。しかし、「調査をするという形式が必要だ」と向こうが言ってきた。全員返すことが前提ということであれば乗ってもいい、ということでした。
 しかし、そういうことではなかった。彼らは「8人死亡」の新たな死亡報告書を準備していた。これは間違いありません。様々な情報がこれを示しています。最悪のシナリオは生きている人を殺して、本物の遺骨を作るための技術開発までしていたのです。
 だからストックホルム合意に戻ってはならないんです。ストックホルム合意の前の安倍政権の基本的方針は、「拉致最優先、被害者の安全確保、そして全員一括帰国」の3原則でした。古屋大臣が繰り返し言っていました。
 この方針の下にストックホルム合意があるなら、この方針実現にストックホルム合意がためになるならやるんだ、というのが古屋大臣の我々に対する説明でした。
 ですから、拉致と核を切り離して、国連の制裁以上の強い制裁を取引材料にして、実質的協議をする時に、こちらが動くのは全員帰国以外にない。それ以外の人道問題が解決することはいいことだと思いますし、どんどんやってもらえばいいと思いますが、そのことを理由に制裁をかけていませんので、それを解除することはできない。
 日本からなにか物を貰いたい、人道支援をもらいたい、制裁を解除してほしいと思うならば、被害者を一括して返しなさい、その決断をしなさい。それをするなら実質的協議に応じる。


  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
千代田区
日比谷公園1-3