救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮最新情勢と救出戦略ー東京連続集会92全報告



◆日本に対する未練が残っている

西岡力(救う会会長)
 そういう中で、未だに日本に対する批判がない。さっき「日本帝国主義がけしからん」というのを紹介しましたが、過去の日本についての批判はあるんです。「過去を反省して謝れ」。これはある面で、「金払え」と聞こえる。
 もう一つ。今安倍政権がやっている、今年2月以降厳しい制裁をかけていることについては言わない。朴槿惠大統領には老婆だとか毒蛇だとか言っていますが、安倍さんに名指しの批判はしないんです。
 人権外交も安倍さんがやったわけです。アメリカは国連の人権理事会を重視していませんから、またイスラエルの問題で多数決を取ると非難されますので、重視しないんです。
 韓国政府もその時は中立だった。まずNGOがやって、その後日本政府が積極的に人権外交をして、拉致を含む人権問題が大きく取り上げられた。ついにアメリカ政府も人権を理由に制裁をかけた。それなのに安倍批判をしない。
 山谷大臣はものすごく批判されました。去年の5月に、日本政府主催で、ニューヨークで国連の前のホテルで人権宣言をやったのですが、その時、「有象無象」とか「人間のくず」と批判しました。今年加藤大臣は、国連本部の中で人権集会をしたんですが、批判されなかった。
 繰り返し言っていますが、去年の4月2日には、北朝鮮は、「このままいったら政府間対話ができなくなっている」と言ったんです。その理由は、朝鮮総連の許宗萬議長と副議長の自宅を家宅捜索したことと、国連に拉致問題を持ち込んだことです。
 それなのに、今年になって国連本部で拉致のセミナーをやり、朝鮮総連に対して今厳しい制裁をかけているのに、北朝鮮が言ったのは、「特別調査委員会を解体した」という一言だけです。本来なら、「政府間対話ができなくなった」と言わなければならない。去年もそう言っていたんだから。
 「特別調査委員会を解体した」と言った後、言い訳がましく、宋日昊(ソン・イルホ)が北京まで出てきて、日本の記者に「委員会は解体した。しかし、調査は終わっている」と言った。調査が終わっているのなら特別調査委員会は解体したっていいわけです。調査のための委員会なんだから。
 そもそも調査は必要ないわけです。一人ひとりがすべて組織に入っていて、生活総和をしているんですから。一般の住民も全員それをしている。加えて、拉致被害者には指導員という人がついている。監視しているんですから、どこにいるかなんて分かっているんです。調査する必要はないんですが、調査をした結果を出せるように、茶番劇ではありますがその茶番劇を彼らが自分で終わらせるようになっていると、わざわざ言いにきた。日本に対する未練が残っているんです。
 そういう中で、何が起きるか分からないような状況になっています。アメリカは完全に(北朝鮮の)レジーム・チェンジの方向に政策を転換しています。中国も崩壊した後どうするかを考えている。まだ最終決戦は続いていると思っています。日本は拉致問題について、怒りは全然落ちていませんが、本当に拉致を議題にする話を本当にするなら応じる、と。世界は核が中心かもしれないけど、日本中が拉致で怒っている。核と拉致両方だ。拉致が先でいい。
 しかし、拉致以外のことを先に動かそうとしてもだめですよ、と。拉致が先でいいということと、拉致以外のことを先に動かそうとしてもだめという2つのメッセージを送り続けなければならない。
 それをすれば、本当に自分の政権がつぶれるかもしれないという所まで追い込まれ、お金がなく、国際的孤立というタイミングであれば、日本がより魅力的に見える。


  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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