救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

東京連続集会89 最終決戦は続いている 制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう



◆国連の輸出入制裁は中国が利用するだけ

島田洋一・救う会副会長(福井県立大学教授)
 今日発表があったので、原文をすぐ読みました。西岡さんの指摘の通り安保理決議が厳格に実施されればかなり北朝鮮に対して打撃になる。しかし、これには「ビッグ イフ」、大きな疑問がつくわけです。
 決議の履行状況について、各国は90日以内に国連に報告することになっていますが、従来の制裁決議に関して言うと、国連加盟国193の内、157が未だに報告していない。それを国連は放置しているわけです。いかにも国連らしい話です。
 しかし、まず報告が出なければ、貿易状況が一体どうなっているかの基本データすらないわけですから、やはり日本とアメリカが中心になって、報告書を出さない国に対してはODAを止めるというような圧力をかける必要がある。
 そして、これまで制裁決議を最も守っていないと言われる国が、中国、イラン、ロシア、ナミビアですが、ある法律ができたということと、やくざがそれを守るかどうかは全然別の話です。
 今でも国連安保理決議は北朝鮮に対して、核・ミサイル関連物資の輸出入を禁止していますが、北朝鮮のミサイル運搬車両が中国製であることは周知の事実です。これを指摘しても中国は知らん顔。
 オバマ政権は米中関係を悪くしたくないので厳しく追及しないんです。今回の決議でも、「北朝鮮に生活上必要のある場合については例外にする」というような例外規定が色々なところに入っています。
 例えば船の検査を強化する、北朝鮮の船に関してはすべて検査する。しかし、検査の定義がどこにも書いてない。しかも留保条件として、「人道物資の行き来に支障がでないようにする」と。つまり北朝鮮が、「この船には食糧も積んでいるんだ」と言えば、たいていの船は実際に入って行って検査したら人員もお金もかかりますので、書類くらい見て、「ミサイルとは書いてないな。じゃあもう行け」ということになると思います。
 これもアメリカあたりが、「プロフェッショナルな人員、費用を我々が面倒見てあげる」という形で実効性を担保しないとほとんど意味がない。
 それから、石炭の輸出入の禁止。これも「北朝鮮の生活上必要なものは例外とする」とあります。唯一レアアースについてだけ、留保なしに「北朝鮮からの輸出を禁止する」と書いています。なぜそうなっているかというと、レアアースは国際市場の90%を中国が抑えています。中国としては、北朝鮮が商売のライバルとして出てきたことになる。
 最近北朝鮮がレアアースを大々的に輸出したいと発表したのですが、そうなると中国にとって北朝鮮がライバルになるし、相場も下がる。従って、国連制裁決議を利用して北朝鮮のレアアース産業をつぶしにかかったということでしょうね。
 要するに、中国にとってプラスになる面に限って制裁を実行する。その他の面は、北朝鮮に対し何かプレッシャーをかけたい時に、制裁決議もあるしアメリカが最近うるさいからちょっと○○を止めるよ、と部分的には使うでしょうが、基本的に中国は信用できない。

  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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