救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

東京連続集会89 最終決戦は続いている 制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう



◆中国が石炭輸入を止めれば制裁の効果は大きくなるが

西岡力(総合司会、救う会会長、東京基督教大学教授)
 北朝鮮は開城(ケソン)工団(工業団地)から年間1億ドルくらいの現金を得ていたのですが、韓国がこれを止めた。これは大きいことです。
 国連制裁では、石炭とレアメタルの輸出を止めています。現金を断つということでこれも大きなことです。北朝鮮の鉱物資源の輸出は鉄鉱石を含め年間10億ドルくらいになります。
 実は石炭の輸出を巡って北朝鮮の軍と張成沢でかつて争ったのです。張成沢が軍が持っていた利権を党行政部に持っていったんです。それに軍が反発して、あの張成沢処刑事件が起きたのです。つまり石炭の輸出利権は、政変が起きるほどの大きな利権なんです。
 しかし、石炭は中国が買ってこそ利権です。今回、国際社会は北朝鮮の石炭を買わないことが決まった。これが本当に実行されれば、あと北朝鮮に残っている外貨源は武器輸出と海外にいる6万人くらいの労働者で、奴隷労働から搾取しています。
 今回、この奴隷労働を禁止できなかったことは穴が開いていると思います。しかし、10億ドルにも値する石炭が止まると大きなダメージだと思います。但し、後で島田さんが指摘すると思いますが、いくつかの穴が開いています。
 中国が色々注文をつけたと思われますが、中国は本当に石炭をまったく買わないのかということについて疑問の余地があります。
 もう一つジェット燃料ですが、北朝鮮は中国から重油を得ていますが、重油ではジェット燃料は作れない。自分たちの力ではジェット燃料は作れないので、タンクローリーで中国から輸入していました。そして軍が戦闘機などを運用しているわけですが、その輸出を止めるということは北朝鮮軍にとってかなり大きなダメージになると思います。
 ただ、イランなどがどう動くか。北朝鮮は必至で制裁破りをするでしょうから、様々なことを見なければなりませんが、第一に外貨がかなり減るということは統治資金が枯渇するということで、それは政権の存亡に関してかなりダメージを与えるだろうと思われます。
 だからこそ彼らは別のことをやって制裁逃れをしようとするとは思いますが、中国が書かれている通りのことをするかどうか見なければなりませんが、方法としては悪くないと思っています。

 それについて島田さんお願いします。

  
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