救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮はどう動くか-東京連続集会87 全報告



◆ジュネーブでは「調査は終わっている」と言えなかった


西岡力(救う会会長、東京基督教大学教授) 多分日本政府も、そういうことを想定した上で、現地の大使に発言をさせるのではなく、拉致問題を一番よく知っている事務方のトップの石川事務局長を送ったのではないかと私は見ています。
 北朝鮮の発言の後石川さんが発言することになっていましたので、石川さんの原稿はできていましたが、それにプラスして北朝鮮側の内容によってどう反論するかの準備がなされていたと推測していますが、そういう点で大変緊張していました。
 ところが日本のテレビなどの報道では、耕一郎さんがこう言ったという内容が主で、北が何を言ったのかがなかなか出てこなかった。出てきても、日本の戦争犯罪について言及したとか、ことわざを引用して他人のことに口を出すなと言ったとかということだけでなかなか全文が出てこなかった。
 「調査は終わっている」と言ったのかどうか確認ができなかったのですが、その後英文の全文が出てきて、それを必死で読んだところ、そういう部分は入っていなかったということが分かり、これはどういうことなのかなと思いました。
 北朝鮮は、「政治的動機のパネルディスカッションを断固拒否する」と言って、一国をターゲットにしたこと自体をけしからんという攻撃に主たる力点を置いた発言をしました。
 そして、「このパネルはアメリカ主導したものだ」と言って、アメリカのせいにした。これは北朝鮮の今までの主張ですが、北朝鮮の人権問題を人権理事会で取り上げるようにしてきたのはアメリカではなくて、日本とEUなんです。それなのにアメリカのせいにしました。
 それもある面で日本批判のトーンを下げているのです。アメリカのせいだと言っているわけですから。日本については、「日本は人権侵害と人道に対する罪を認めないから国際的非難を受けている。日本の方が人道に対する罪を犯したんだ」と。これは戦前のことを言っているわけです。
 そして、「わが国には他人のことに口を出すなということわざがある」と言って、その後拉致という言葉も使っていないんです。その直前に飯塚耕一郎さんが発言して、拉致問題を言っているわけです。それなのに言わなかった。
 やっぱり言えないのかと思いました。色々な謀略情報を流したけれども、9月13日の国民大集会でも各党が集まったところで、「人を返せ」という決議をしましたし、9月17日にはもう一度ダメ押しの必要があると思って、記者会見を開いて、「報告書などはいらないんだ。生きている人を早く返してほしい」と。
 北朝鮮の謀略情報にはもう一つセットがあり、「2002年とほぼ同じ内容だけれども、違いが一つある。横田さんたちがお孫さんに会えることだ」と。だからその後、ウンギョンさんが東京に来るとか、横田さんたちが平壌に行くとかいう情報も8月くらいから盛んに流されていました。
 そして、「横田さんたちもあんなににこにこしていたんだから、満足するだろう」といいうようなまことしやかな解説も流されていました。しかし、9月17日の記者会見で明確に、「そんなことはない。今娘を探しているんだ。孫には娘さえ見つかれば自由に会えるようになる」とおっしゃった中で、9月における日本代表団の訪朝もなく、北朝鮮がその謀略情報を公式の場で言うこともなかった。色んな人に裏で言わせていましたが。そういうことが確認されました。

  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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