救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮に未来を描かせないためにやるべきこと‐東京連続集会85 全記録



◆脅しに屈しない

西岡 力(救う会会長、東京基督教大学教授)
 それともう一つ。4月2日、「拉致問題は日朝二国で解決するはずだったのに、拉致問題を国連に持っていった」と。ちょうど3月27日に国連が人権問題を取り上げたことを言っているのです。
 それで繰り返し確認しますが、「政府間協議もできなくなっている」と言った。「できなくなった」とは言っていない。今の状態ができなくなっている。これ以上やると本当にやめるぞという脅しです。でもやめるとは言わなかった。
 4月3日の新聞の朝刊では、「北朝鮮日朝対話を打ち切りか」となっている。4月2日は意味があったわけです。4月3日に家族会が安倍総理に会うことは決まっていました。それが公表されている中、4月2日に通知してきた。日本のマスコミが大きく報道するだろうということを読んでいた。
 家族会やマスコミが、「これ以上総連を取り締まったら特別調査委員会がつぶれるかもしれない。やめてください」と安倍さんに言うのではないか、というタイミングでした。4月2日の午後、通知が来たわけです。
 そして次の日まで一晩しかなかった。総理に我々が会う時、普通頭撮りというのがあります。マスコミが入って、テレビカメラがいて、総理が挨拶されて飯塚さんが挨拶する。その後、「マスコミの人は出てください」となって、それからオフレコベースで話をする。
 だから普通、込み入った話はオフレコベースでするんですが、総理は1時間くらい会った中で、一番厳しい話を頭撮りの時にしました。それも原稿を読みながらです。だから一晩かけて、ここまで言おうとした。
 「政府間協議もできなくなっている」と言われた次の日、総理の名前で自分はこれを言おうと準備していた。それが、「大切なことは、拉致問題を解決しないと、北朝鮮は未来を描くことが困難だとしっかり認識させていくことであります」という話です。
 私はそれを聞いて驚きました。ここまで言うんだ、と。すごいガッツだなと思いました。対話ができなくなっていると言われた次の日に、テレビカメラの前で北朝鮮に、「解決しなければあなたがたの未来はないぞ」と言い返した。
 先ほど渡辺周先生と話をしましたが、それに対して、北朝鮮は未だに批判をしていません。安倍さんを名指しにした批判が最近でてきていますが、それは集団的自衛権に関する安保法制のことや過去の慰安婦問題で、「安倍が」と呼び捨てをするようになっていますが、一番大切な拉致問題についての安倍総理の発言については、未だに一言も批判していません。
 4月26日の日比谷での国民大集会でも、アメリカに出発する日だからこれは無理だなと我々は思っていたんですが、日比谷公会堂に来てくれて、そこでも同じ発言をしました。その時は、「未来を描くことが困難」ではなく、「未来がないと認識させなければいけない」と一段トーンを強めて離されてからアメリカに出発されました。
 そして5月5日に、「国連に持ち込んだのはけしからん」と言われた後、山谷大臣が行って、国連で先ほど言った国際セミナーを開いた。それに対して北朝鮮は、山谷さんは「人間のくずだ」とかいう非難声明を出した。
 その後5月12日に、朝鮮総連議長の次男を逮捕した。北朝鮮が4月2日に、「そんなことをすると協議ができなくなるぞ」と言ったことを、その後に2つともやったというのが現状です。


  
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