救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「横田めぐみさん拉致事件検証−東京連続集会76」全記録



◆拉致の3類型


 そういう枠組みの中で36年前にあっためぐみさんの事件をもう一度見てみようと思いました。配布資料に「拉致の3類型」とあります。遭遇拉致、人定拉致、条件拉致という3つがあります。
 拉致を目的としないで日本に入ってきた工作員が、隠さなければいけない秘密を見られてしまい、緊急避難的に拉致するのが遭遇拉致です。寺越事件が典型だと思います。
 日本の中にある組織が最初からこの人を拉致しようとして選んで、北朝鮮と連絡して、「これでいいでしょうか」、「これでいこう」ということになって、その人をだまして海岸まで連れていく。工作員が迎えに来ていて連れていくというのが人定拉致です。
 日本政府認定の第1号、久米裕さんは人定拉致です。田口八重子さん、原敕晁さんも間違いなく人定拉致だと思います。
 それに対し、前から言っていましたが条件拉致というのがあるんじゃないか。というのは、35年前の夏に起きていた未遂事件を含め5件の拉致事件を分析すると共通項が多い。 5件とも人定拉致とは思えない。たまたまその現場にいた。
 曽我ひとみさんにはここに来てもらいましたが、「あの日お母さんと一緒に買い物に行くのは妹だったかもしれなかった」と。姉妹でけんかした。だから曽我さんを人定していたら、あの道で襲うことはありえないのです。曽我さんが絶対に来るであろう場所で襲わなければいけない。
 地村保志さんに8月に会って直接聞きましたが、「あの日展望台に行くというのは事前には決まっていなかった」と。デートをしていて、富貴恵さんを自宅に送る時に、まだ時間が早かったから、「星を見にいこうかと車の中で言って、ウィンカーも出さないでピッと曲がって展望台に行った」と。
 「展望台に行ったらアベックがもう一組いた。そのどちらが選ばれたのかは分からなかった」。4人の男は二組いる時に来ていたんです。
 蓮池薫さんはある所で、こう話しています。「北朝鮮に行ったら、お前たちの前に狙おうとしたやつがいたんだ」と。「だけど、酔っ払いのおじさんが一升瓶をかついで来たので中止して、お前たちになったんだ」と。
 富山の未遂事件も今回、惠谷さんと一緒に現場に行ってきましたが、ホテルでお見合いをしていたんです。親戚と一緒にいたんですが、「若い二人で海岸にいったら」ということになった。その二人があまり気が合わなかったら二人でデートしなかったかもしれないんです。それもデートする時、人気のない方にいくかどうかも分からないですよね。
 市川修一さん・増元るみ子さんのケースも、初めてのドライブデートで、そのことを知っていた人はほとんどいなかった。二人はまだ帰ってきていないので具体的に誰に話したとかは聞けませんから状況が分からないんですが、偶然海岸近くにいたともとれるものです。
 そして犯人がすべて3人の戦闘員と一人の工作員です。増元さんたちの場合はまだ分かりませんが、他の人たちは、3人の屈強な男と、一人の日本語ができる男です。
 こういうことから、日本国内の組織は関与していないで4人が上がってきて、若いアベックがいそうな場所に隠れていて、来た人を拉致した。蓮池さんたちの場合は3日前に上陸しています。肝試しにカレーライスを食べたと言っています。
 そういう観点からみてめぐみさんの場合はどうなのかというのが今日の課題です。惠谷さん、めぐみさんの拉致については、当初、遭遇説が多かったですよね。当初言われていためぐみさん拉致についての話をしてください。

  
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