救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「韓国から見た拉致問題−東京連続集会75」全記録



◆お金で解決できないか


 それでこの拉致問題の解決、今日来ながら色々考えたんですけど、北が変わることによる解決は一番いいが、それがこの間いろいろあってうまくいってない。となるともう一つは話し合い、交渉じゃないですか。交渉して、「返してくれ」とやってきたし、部分的に政府間の交渉があったり中断したりしていますが、これも基本的にうまくいっていない。
 南北離散家族の問題で言いましたが、北朝鮮は韓国に対して人質外交をやっているわけです。つまり離散家族を会わせるから金出せとか何々をくれとか、何々をすれば会わせてやるとか、こういうことをずっとやってきています。
 我々日本人の拉致問題に敢えてひきつけて考えると、拉致日本人が人質になっている。そうすると、ちょっとなかなか簡単には言いにくいんですが、例えば一人1000万ドル出すから返せと。10人なら1億ドル。こういう発想はいけないのかな。今日来る途中で色々考え、思いついて言うんですが。
 おそらく北朝鮮は、似たようなことを考えているかもしれない。北朝鮮の要求の一つは日朝国交正常化ということです。日朝国交正常化すれば日本から色々金がとれるということでそれを期待しています。日朝国交正常化でなくてもいいんだけど、金で取戻す。これは今すぐという問題ではなく、発想の問題としてです。西岡さんは運動の過程でそういう議論になったことありますか。
西岡 具体的にそういう議論はしていませんが、今日まさにこの本、張さんは2002年9月にいたわけですし、彼は少しだけ話していましたが、金正日が生涯初めて謝罪したのは100億ドルに目がくらんだからだ、と。つまりお金が目の前にあったので認めたんだと。
 2002年9月に大きく動いたことは間違いないので、あの時なぜ動いたのかは考えなくちゃいけないと思っています。
黒田
今北朝鮮をめぐっては、日本が一方的に国交正常化しますよとか、例えば拉致被害者一人返せば1000万ドル出すということはできないとなっていますよね。核問題があるとか、北に対する国際社会の制裁問題がありそれに反してしまうとか。
 昨日もある人とソウルで話したんですが、日本の学者ですが、「とんでもない」と。「国際社会はそういうことは認めないよ」と言っていました。ぼくは、国際社会は説得できると思います。仮の話ですよ。金で取戻すということについて。
フロアーから 犯罪が勝つんですね。その後の北朝鮮はどういう国になるんですか。
黒田 そうなんです。問題はそこなんです。それが政権の強化になるとか。そういうことになりますね。そこが難しいところなんです。国際社会に理解を求めると言いましたが、日本国民を取戻すんだということ。それをどういう手段で、形でということがひっかるんですが、この意思、この発想自体は国際社会を十分納得させられると思います。
 以前に日本赤軍に人質を取られて600万ドルを現金で取られてしまったことがありました。人質解放の代価として、超法規的措置と称して。日本赤軍なんてとんでもない犯罪集団です。その時の日本政府の超法規的措置についても色々国内議論、批判もあったけど、その案件と日本人拉致問題は必ずしも重なる案件じゃないが、超法規的措置としてやれたという前例はあるんです。
 今批判の声があがりましたが、問題はつまり、我々にも焦りがあるわけです。こんなにやってきて、待っても、まだ実現していない。だから早く取戻すということが最大の目的なのかどうかということですね。早くでなくてもいいから、いつか崩壊する時でいいからとか。
 国交正常化もそうですが、その時まで待てるということなのか。そこを詰めたところで……
フロアーから 時間がない。
黒田 そうでしょう。

  
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