救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「韓国から見た拉致問題−東京連続集会75」全記録



◆当時の警察が犯人を逮捕しようとしなかったから拉致が連続して起きた


 ぼくは若い頃、70年代初めに警察担当で、警視庁公安部、警備部を担当してたんです。外事課というところでは、北の対日工作をチェックし、阻止しますが、拉致問題はその時の取材経験があります。
 古い話でいまさら言ってもしかたがないんですが、拉致問題はなぜ起きたのかということです。拉致問題が存在するということは「産経新聞」が最初に報道した。その時私はまだ「産経」にいなかったんですが、ぼくは日本の警察に問題があったと思います。
 今は教訓になっていると思いますが、日本の警察、特に公安警察というのは国民を保護する仕事じゃないんです。拉致問題が後で公表されて分かるんですが、なぜ連続して起きたかということです。
 北から潜入した工作員が暗躍したわけですが、警察の方はそういうのを捕まえることはしないんです。それを泳がせておくんです。そして、どういう動きをしているか、どういう活動をしているかをウォッチングします。そこに力を入れちゃって、日本国民が拉致され、連れ去られているとすれば、それを2回やらせてはいかんとか、そういう発想じゃないんです。次はどういう行動をするんだろうとか情報収集に力を入れる傾向がありました。
 だから警察が早くあの問題を世論にアピールしておれば、そんなに犠牲者は増えなかったんじゃないかと思っています。そのことは当然、日本の治安当局の教訓になっているとは思います。日本の治安当局の考え方も拉致問題によってずいぶん変わった。つまり、国民を保護するという本来の姿に発想が変わったんじゃないかと思います。犠牲のおかげでです。
 拉致は70年代後半に多いんです。ぼくは70年代前半に記者として取材しましたが、金大中拉致事件がありました。これは韓国の情報機関が、野党政治家の海外での反政府活動はけしからんと言って、金大中が日本で反政府活動をしているので困ると言って、韓国の情報機関が日本の東京のホテルから秘かに韓国に連れ戻したということで大問題になりました。
 韓国も北朝鮮も、なぜそういうこと(拉致)をするのかと思うじゃないですか。金大中の連れ去りは自国民同士の話ですが、舞台は日本という外国ですから、不法に、ひそかに船に乗せて連れ帰った。
 今振り返ると、奇しくも70年代に南北双方の情報機関、工作員等による事件があったわけです。なぜ隣の国はそういうことをするのかと思うでしょう。色々考えたんですが、一つは日本は島国で、海で国境を守られている。国や社会が保護されている状況があって、日本人が外に行くのは基本的に難しいですね。
 隣の朝鮮半島、韓半島の皆さんというのは、やはり大陸に繋がっている人たちで、昔から国境意識があまりないように思いますね。今でも中朝国境では、北朝鮮から中国への往来をかなり勝手にやっていますね。むこうの皆さんの国境意識のなさは大陸系の人たちという印象を持ちます。


  
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