救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」全記録



東京都知事 石原慎太郎


※電波状況が悪かったため途中映像・音声が途切れることがあります。ご了承下さい


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 みなさんこんにちは。9年前、有楽町の国際フォーラムで5千人を超す方々が集まった。入りきれない人がまだ千数百人いまして、私も仲間といっしょに玄関まで出かけていって、路上に立っておられる人たちに色々な挨拶をしたのを覚えています。

 あれからこの拉致問題は一体何が変わったんでしょうかね。わずか数人の方々が返ってこられはしましたが、そのあと色々な事実が発覚してきて、状況証拠だけからいうと200人に近い同胞がさらわれていって帰ってこない。

 その間、肉親を失われたご家族の方々の無念さというか、口惜しさ、悲しさというのは、これはもう本当にはかりしれないものがあると思います。

 私たちはこの問題を考える時、これからの日本というものの命運を、重ねて考えていく必要があるんじゃないでしょうか。皆さん、世界の中で、今の日本のような非常に危うい状況に置かれた国がどこにありますか。

 ロシアは、敗戦のどさくさに北方4島を掠め取って返さない。北朝鮮は、状況証拠から200人を超すかもしれない同胞を拉致し、殺し、かえりみない。隣のシナは、尖閣諸島を自分たちの領土だと主張して、もっと確実な実効支配をするために、もっと過激な行動に出ると表明して、そのための艦船を整えることを今年2月の「人民日報」に発表して、この間の事件も起こりました。

 しかもその3つの国は、私たちの領土、同胞を奪いながら、かつ核兵器を持っている。こういう大きな恫喝力を持った国に囲まれた国が世界中にどこにありますか。

 そして、残念ながら日本は、それをはね返す力を持てずにきた。私は、皆さんと一緒に、こういう政治家もいっぱいいるようだけども、考えていきたいのは、この国の活力を失わしめたものの一つは憲法だと思いますよ(拍手)。

 憲法についてすぐ、改正、改正と言うけれどね、日本人というのはなまじ小利口だから文書にこだわりますが、改正する必要がどこにあるんですか。これは捨て去ったらいい。廃棄したらいい。

 吉田茂という政治家の最高の失敗は、サンフランシスコ条約で日本が独立を果した時に、占領軍が占領を徹底するために、この国を無力化するために作ったこの憲法を廃棄することを忘れて、憲法をそのまま持続した。こんな事実は人間の歴史にはない。しっかりした政府ができてですね、これは自民党の責任でもありますが、しっかりした総理大臣が出て、「この憲法は認めない」と言った瞬間、これを拘束する法的理由はどこにもないんですよ。

 そういう状況の中で、私たちは60年間、ほとんどアメリカのおめかけさんできた。その旦那のアメリカさんが、だんだん力がなくなってきた。そこで色々な問題が起こってきている。

 私はくどくど申しませんが、この拉致問題にしても、政治家が、「お気の毒さ」、「頑張ります」、「誓います」じゃあね。具体的に何かやってかなくちゃいけない。東京は、少なくとも東京の力の限りやりました。今もやっています。

 朝総連というものが支配している朝鮮学校への援助金を打ち切りました(拍手)。それから共産党と社会党が作った美濃部という知事の時代に、朝総連が持っているいくつかの建物を外交関係のものがあるといって外交特権で固定資産税無税にしてきた。こんな馬鹿な話はない。実際そこで行われることは外交問題はまったくない。

 この間、固定資産税を取ると言ったら反発しましたが、私はもう買い手がついているから払わないんだったら競売にかけるぞと言ったら、慌てて持ってきましたよ(拍手)。合わせて4千万円くらいのお金を。よほど慌てたんでしょうね。主税局が、縄で縛った1万円札の束が裏表ばらばらのが2つありました。することをしたらいい。家族の方々に同情することで、私は政治責任を果したとは思えない。

 ちょっと話題がそれますが、皆さんにご理解いただきたい。あの尖閣の問題も、この間私は野田君に会いました。夜中に2時間くらい。「最低限これだけのことはやってくれ」、「私は自衛隊を置けとは言いません」。

 ただですね、石垣の零細な漁民たちが、わずか数トンの小さな漁船に乗って漁にいく。船員は一人か二人。あそこは非常にしけの多いところで、しけが来ますと逃げて帰ってこなければならない。普通の船は、力があったらロープを流して微速前進で船を支える。私もヨットでよくやっていますが、しけの時は。そしてしけを凌ぐんですが、あそこで密漁している台湾とシナの船は、数十トンの大きな船で、乗員も20人近くいますから、大きな船なので島影で船を支えながら1日、2日過ごす。そして次の漁をする。

 石垣の零細漁民はそれができないから、そんなことしていたら燃料がなくなる、今度は帰ってこれなくなる。だから、「最低限零細な漁民が使える船だまりをあそこに作ってくれ」、「ちっちゃな堀を作ってくれ」と言ったんです。

 そして漁業無線は非常に力が弱いですから、自分の母港の石垣に届かない。だから、「前進の中継基地を作ってくれ」と。「考えます。1週間待ってください」。まったく返事がこない。「もう1回待ってくれ」と言って、この金曜日にも返事がくる筈のがこない。「週明けまで待って」。もう待てませんわ、これ。待てません、私は。こんな無力な。何を慮ってか、とにかく自分の領土を守れないし、そこを漁場にしている零細な漁民も守れない政府というのは、私はこれはちょっと日本人のためのものじゃない、と思いますな。

 ここに民主党の諸君がいるなら、しっかりしてもらいたい。いずれにしろ私たちは本気でこの問題を考えていって、それをとにかく獲得しなおす。国の力というものをどうやってこれから作り直していくかということをみんなで考えませんとね。

 この間私が、あの宣言をした後、とにかくアメリカの連中が何と言っているかというと、これは当然のことですが、アーミテージとかアワーズとか、今日も何とかというのと一緒にテレビに出てきたけれど、同じことを言う。

 私たちは日米安保で、石原さんが非難してクビにしたモンデールと同じように、行動を考えていません。モンデールは、「尖閣は対象にならない」と言った。私が、「こんなこと大使が言ったら日米関係が危なくなる」と言ったら、彼は5日後にクビになった。それから1年半、後任大使が来るまで空席でした。

 今度のクリントンの女房は、とにかく、「尖閣は防衛の対象になる」と言った。しかしね、これはアーミテージもアワーズもみんな言う。「石原さん。あなたがたの国の自分の領土を守るには、体を張ってでも守るという気概を示してくれない限り、私たちがあなたを差し置いて日本の領土を守る義理はないですよ」と。それはありませんわ。これは(拍手)。

 自分の家族が強盗に殺されそうになって、犯されようとしている時、主人が体を張って戦わずに、まずおまわりさんを呼びに逃げて走る。そんなことでね世の中通りますか。私はまずね、自分のことは自分で始末をつける。そのために着実に物事を積み上げていく。そういう自覚を取戻しましょう。そうでないと、この問題は永久に解決しないし、失われた同胞は帰ってこない。

 それを私はもう1回自覚しなおして、それを遂行できる政治をみなさんの手で作り直してください(拍手)。東京はできる限りのことをやります。これからもやります。皆で一生懸命やりましょう(拍手)。

櫻井 どうも石原知事ありがとうございました(拍手)。国家の基本的な役割と責任についての明確なお話です。ありがとうございました。では次に、「知事の会」の会長代行でいらっしゃる新潟県知事泉田裕彦さんにお願いいたします(拍手)。



  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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日比谷公園1-3