救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

家族会・救う会の新運動方針と米朝首脳会談-東京連続集会報告



◆アメリカに情報を打ち込め

島田洋一(救う会副会長、福井県立大学教授)
 今回アメリカが妙な譲歩をせずに決裂したことで、最悪のシナリオは回避できたのですが、今回様々な関係者、関係機関の動きをみると、私は一番だめだったのは日本の国会だと思います。
 韓国の国会議長がワシントンに行って、日本の天皇陛下が慰安婦問題で謝るべきだと言って大問題になりました。日本の議会では、「けしからん」とか、「謝罪させろ」とかやっていましたが、より重要なのは、あの韓国の国会議長が何のためにあの時期ワシントンに行ったのか。これは米朝首脳会談を前にして、北朝鮮に対する制裁を緩和してやってくれと、各方面に訴えに行ったわけです。
 韓国は間違った方向ではありますが、きちんとタイミングを見て国会議長がワシントンに行ってロビー活動をやっているわけです。その間日本の国会は何をしたか。統計処理問題で安倍の責任だと、そればかりやっているわけです。韓国国会議長の真の目的に全然言及しないで、別の批判だけやっている。
 私は子どものサッカーを思い出しますが、球があるところに全員が集まってきてごちゃごちゃやっている。日本の議会の意識の薄さを今回も痛感しました。アメリカの議会は、例えば上院外交委員会の有力者である共和党のテッド・クルーズ、彼は2年前に大統領選挙に出ました。そして民主党のボブ・メネンデスという上院議員。
 二人ともキューバ難民の子弟なので、北朝鮮の人権、中国の人権に極めて関心が高い議員です。彼ら二人が連名で、「韓国の動きがおかしい」と、「韓国に対する制裁も含めて厳しく対処しなければならない」と。まさに韓国国会議長等の動きに対して、アメリカの議会は「しっかりとつぶさなければならない」ということを議論として出した。
 ポンペオ国務長官宛の書簡ということで出した。有力議員二人が、「韓国への制裁も考えるべきだ」と言ったことを、ワシントンポストが大きく取り上げた。これはジョシュ・ロギンという記者が記事にしました。ワシントンポストは玉石混交でとんでもない記者が多いんですが、このジョシュ・ロギンという記者は外交分野のエースで、こういう人に情報を入れていかなければならないと思います。
 もう一人は、さっきも名前もあげたデビッド・ナカムラ氏で、ハノイでオットー・ワームビアに関して質問した日系の記者。これは私と古屋圭司議員と家族会が拉致問題で取材を受けています。
 やはりワシントンポスト等が北朝鮮でアメリカの状況がどうかということを測っていますから、こういうところに日本の意思が明確に伝わり、掲載されることが極めて大事です。
 日本の議員は今回でも、韓国の国会議長がワシントンでロビー活動をやっているわけですから、国会で国会決議等をして、安易な譲歩をしてはならないというようなメッセージを発信するとか、そういうことを考えるべきだと思います。
 アメリカの外交委員会ではマルコ・ルビオ上院議員が極めて影響力も大きいので、彼等に適宜情報を打ち込まなければならないし、下院は民主党が多数をとったので外交委員長にエリオット・エンゲル、ユダヤ系の議員ですが、彼などにもしっかりと情報を入れてこちらの味方にする必要があると思います。


  
■ サイト内検索 ■


■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■