救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「激動する朝鮮半島情勢の下で拉致被害者救出を考える」全報告



◆中国と韓国から北に支援が入らないようにすることが第一

西岡力(救う会会長、麗澤大学客員教授)
 今の法律の中では朝鮮総連が中央本部に居座ることは残念ながら、悔しいですが許されているのですが、北朝鮮はテロ国家であると指定されているわけです。そのテロ国家を支援する団体が公然と日本に居座ることについてどう考えるのか。
 朝鮮総連の活動について、新法を作ってほしいという議論をこのセミナーでも何回もやってきました。そういうことは立法府で検討していただくことですが、今の微妙な状況の中で、追い詰めるということをやりながら話し合いを求めることをやる中で、そのカードをどこできるのかということも戦術的に考えなければならないことではないか。
 今追い詰めるべきかどうかについて言えば、政策が効いているかどうかを見るべきだと思います。キムさんの今日の報告もそうですが、9月以降北朝鮮は、「自力更生、自給自足」を強調しているのは間違いない。「経済制裁を解いてくれ」と言い始めている。もう終戦宣言は言わなくなりました。今彼らが言っているのは、「経済制裁を解いてくれ」です。
 ちょっと前までは、「経済制裁は効いていない」と言っていました。でも、金正恩の口から、「経済制裁はけしからん」という言葉が出ました。だからこれをきちんと維持することですが、その点で中国と韓国から(支援が)入らないようにすることを第一にしてやるべきだと思います。
島田 安倍さんは、最終的には金正恩と直でやると言っており、訪朝または第三国になるかもしれませんが、その話も出てくるでしょう。今、衛藤晟一首相補佐官が来られましたが、私は2機で行くべきだと思っています。要するに帰りの飛行機には拉致被害者を乗せて帰る。そこまで詰めた上でやるべきだと思います。
西岡 いや2機では全員乗り切れないですよ。
島田 もちろん拉致被害者全員です。要は会って、「今後協議の場を作りましょう」では北のプロパガンダに乗せられてしまう。安倍さんもそう思っておられると思います。
 それではスネドンさんの問題に戻って、アメリカのスネドン決議をどう見るべきか。古森さんからお願いします。


  
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