救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致問題の現在−なぜ今チャンスと言えるのか 東京連続集会103



◆「全被害者の即時一括帰国」以外お金は出さない、制裁も緩めない

西岡力(司会、救う会会長)
 小泉訪朝の時は、総理大臣が出すとサインしたのに、アメリカが反対したから出なかった。トランプさん、あなたが保証人になって日本が金を出すようにしてくれ、と。その時に、じゃあ日本は何をしたら出すのか。これが次の山になるかもしれない。
 2回目の米朝首脳会談は割と近いかもしれない。そして日本との交渉がまとまらないと、米朝の交渉もまとまらない。その時に、「日本と北朝鮮の事実認識の差を埋める努力をしよう」ということでいい、と北朝鮮は当初言ってくるでしょう。
 「そんなものはだめだ」と日本が言い続けることです。つまり今の焦点は、拉致問題解決の定義なんです。解決ということは日朝国交促進議員連盟の先生たちも言います。みんな言います。「解決するためには北朝鮮に融和的になって話し合いをした方がいい。国交正常化した後話し合いをしてもいい」等。
 しかし、お金を出すのはこちら側ですから、拉致問題解決の定義を大多数の日本人がどう考えるか。安倍総理が言っているように、「死亡の証拠がない以上、政府として生きていることを前提に交渉するのは当たり前だ」というこの姿勢が守られるかどうか。
 北朝鮮が言っていることと、日本が言っていることの中間に立って話をしようということになるのか。しかし安倍総理はこういう姿勢ですから、安倍さんを満足させるためには、40年前に拉致した後知っている秘密があったとしても、その人たちを出さざるをえない」と決断するかどうかです。
 出したくないのは間違いないのですが、しかしお金がほしいのも間違いない。どこで彼が決断するのか。そのためには日本がみんな同じメッセージを出さなければいけない。
 「全被害者の即時一括帰国」以外はお金は出ませんよ、何人か残っているいうのではだめですよ。一番難しい、秘密を一番知っているめぐみさんや八重子さんがはいっていなければだめですよ。そして日本が名簿を持っていない未認定の人も入っていなければだめですよ、と。
 しかし全体は私たちは分からない。彼らが私たちを納得させなければならないんです。一緒に調査するんじゃなくて、彼らが「これで全部だ」と言って、こちらが納得できるようなものを持ってこい、と。2002年に死亡の証拠が出せなかったということを前提にして。その勝負の時が近づいているのではないかと思っています。
 ここで負けたらかなり不利になります。しかし、その時が来る。北朝鮮もそれを考えているからこそ、日本に対して色々な工作を仕掛けてきているのではないか。そうでなければ、「日本と話し合いをしない」と言えばいいんです。韓国と中国でいい。「不幸な過去の清算をしろ」とは言わなければいい。でもそんなことはないんです。
 そういう点でチャンスだと思いますが、最後の山だと思います。難しい細い道しかないです。慎重にいかないと、失敗したらころげおちてしまう。しかし頂上が見えてきた。


  
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