救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致問題の現在−なぜ今チャンスと言えるのか 東京連続集会103



◆安倍政権に1回勝負をかけなければいけない北朝鮮

西岡力(司会、救う会会長)
 安倍総理が4月にトランプ大統領と会ったフロリダの記者会見から、「不幸な過去の清算」と言い始めた。8月には反応が出てきたということです。そして8月中旬までは、「拉致は解決済」と北朝鮮のメディアは言っていましたが、それがなくなりました。
 文在寅大統領が板門店で最初に金正恩と会った時も、どうも拉致問題について話して金正恩は、「日本と会ってもいい」というようなことを言っていたようです。それは文在寅大統領は口止めされていて、公開しなかった。情報としてそういうのが漏れてきていました。
 しかし、自民党の総裁選挙が終わった後は、文在寅大統領が平壌に行き、金正恩と会って、「拉致問題をいいました。適当な時期に日本と会って、関係を正常化する用意があると言っていました」と、公式に韓国政府が公開しました。
 自民党の総裁選以前は、北朝鮮は、「安倍は蚊帳の外だ」と言っていたんです。そういう記事もありました。日本と会う準備はあるが安倍政権とは会わない。総裁選挙までは一番厳しい安倍さんではない人が総裁になる可能性もあったわけですからそういう計算があったと思いますが、8月中旬には安倍が勝つと見切ったのか、そこはよく分かりませんが、とにかく今は文在寅の口を通じてですが、次期が来たら会う準備があるということが表に出ました。
 またニューヨークの国連本部で北朝鮮の外務大臣が日本の外務大院と20分、座って話をしました。それまでは、こっちがくっついていって、「拉致問題を解決しなければだめだよ」と言ったりしました、向こうは座って話は聞かなかった。
 向こうも日本の事情をよく研究しています。いよいよ日本からお金をとるタイミングが来るのではないか。それには一番厳しい安倍さんでない方が彼らにとってはよかったのでしょうが、そうはならなかった。あと3年ということになると、安倍政権に1回勝負をかけなければいけないと彼らは思っているわけです。
 また6月以降、日朝国交促進議員連盟が突然活動を活発に始めたわけです。米朝シンガポール会談の後です。そこに呼ばれた講師は田中均さんで、安倍外交は間違っている、と。北朝鮮の主張と日本の主張のどちらが正しいか検証するために合同調査委員会を作るべきだ。平壌と東京にそれをサポートする事務所を作るべきだと言いました。
 明らかに誰かがそういうことを吹き込んでいる。そういうことが一定程度広がりました。北朝鮮側がそれを受けるということでなければ、なかなかそういう話は出て来ない。というか北朝鮮側でも1回日本と対峙しなければならない。
 そこで、北朝鮮の主張と日本の主張のどちらが正しいか検証するということは、もう1回日本が納得できないような死亡の証拠を出してくるということです。生きている人を返すのだったら、合同調査などは必要ないわけです。
 どっちが正しいかということなら、日本政府は、北朝鮮が言っていることは根拠がありませんと言っているわけです。1つの死亡の証拠もないというのが日本政府の見解なのに、どっちが正しいかもう1回合同調査をするのか。さすがにそれはありえないことですから、新たな「死亡」情報を出してくると思います。その準備をしていることは間違いありません。
 北朝鮮の中で統一戦線部がその準備をしていると思います。そして今、日本の情報機関でトップの人が、報道によると統一戦線部と会っているということです。それはいい兆候ではないと思います。


  
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