救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致問題の現在−なぜ今チャンスと言えるのか 東京連続集会103



◆今また「日本から100億ドル来る」と労働党幹部が噂

西岡力(司会、救う会会長)
 最近「労働新聞」では、「輸入に頼るな」という社説が出ました。輸入ができなくなっている。人民元がないんです。売れないから。それがいつまで持つのかということの中で日本は、「過去の清算をしますよ」と言っている。
 その金額ですが、小泉訪朝の時に田中均アジア局長は100億ドルという話をしています。これは間違いありません。太永浩(テ・ヨンホ)という、イギリスにある北朝鮮大使館から亡命してきた元公使がいますが、その人が今年の3月に本を書きました。
 その本の中に、2002年9月に北朝鮮の外務省の中で何が起きていたのかが書かれています。金正日が直接、小泉総理に拉致を認めて謝ったわけです。何が起きてるんだ、と。
 これはそこに書いてないんですが、統一戦線部の人から聞いた話では、当初の計画では赤十字が認めたことにして、首脳会談では認めない予定だったが、安倍さんが昼食の時間に、「北朝鮮が拉致を認めて謝罪しないのなら帰りましょう」と言った。それをマイクで聞いていて、金正日が方針を変えて謝ってしまった。
 外務省の中でもどうするんだということになった。それで動揺している外交官に説明するために、首脳会談に同席した姜錫柱第一副大臣が外交官全員を集めて、外務省の中で講演会を開いた。
 そこで、「100億ドル来るんだ。それでインフラを全部やり直すことができる」と言った、と。それを太永浩さんも直接そこで聞いているんです。一次情報です。それ以外にも多くの亡命者が証言をしています。当時100億ドルと言われていた。
 では今はどうか。今年8月に、第三国に出てきた労働党の課長クラスの人間が古い知り合いの脱北者と会って、「おい、本当に日本は拉致被害者を返したら100億ドルくれるのか。お前は日本に知り合いはいないのか。すぐに調べてくれ」と質問された人から聞いた人から私は聞きました。
 つまり2002年に100億ドルという話があったというだけではなく、今北朝鮮の労働党の中で、対日担当ではない部署でも「拉致被害者を返したら100億ドルくれるのではないか」という話が噂として出回っている。
 もちろん日本は現金では出さないわけです。ODAという形でしか出せませんから、プロジェクトベースで橋を直すとか鉄道を直すということだったんです。2002年の時は北朝鮮はそれを分かっていて、プロジェクトを作れと各部署に命令がおりた。それで何人かの拉致被害者が「死ぬ」ことになった。
 この時プロジェクトを作れと言われた何人かが今ソウルに亡命してきている。しかし対日担当でなかった人は現金で来ると誤解していますが、とにかく100億ドルと拉致ということが関係しているという話が今年7月に、労働の幹部の中で噂としてあった。


  
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