救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致問題の現在−なぜ今チャンスと言えるのか 東京連続集会103



◆米韓関係が悪化することはあっても、よくなることはない

島田 何よりもボルトン氏(国家安全保障問題担当大統領補佐官)は核拡散問題の専門家ですし、北朝鮮を訪問していて知識も豊富ですから絶対にだまされたりはしない。
 また今度国務次官補に指名されたデビッド・スティルウェル氏という元空軍の准将ですが。
西岡 国務次官補は日本のアジア局長くらいですか。
島田 もっと権限があります。まだ彼は上院の承認は終わっていないんですが、「このスティルウェル氏はどういう人」とリビー氏に聞いたら、「あれは非常にいいよ」と言っていました。
 それから北朝鮮担当に選ばれたスティーブン・ビーガン(北朝鮮担当特別代表)。これはもう亡くなりましたが上院の最強硬派だった人の上院外交委員長のスタッフとしての経歴がある人で、国務省に対して厳しい態度の人です。
 またNSC(国家安全保障会議)には我々が何度か会ったポッティンジャー氏がいて、その下に北朝鮮担当でルッジェーロ氏がいます。そういうことで、いわば国務省封じ込め体制ができている。今名前をあげた人たちは、制裁を緩めるというようなことは間違ってもしない人々だと考えられます。
 そういうことで、トランプ氏自身も、北朝鮮に絶対なめたまねはさせないという意思が強いですから、「好きだ」とか「恋に落ちた」とか言っていますが、彼の場合、相手が例えばミサイル等撃ってきたら一瞬にして態度を変える人です。
 だから金正恩も怖くて、ミサイル実験とか核実験ができない。トランプさんは分かってくれているのに、部下が分かっていないからだめだとか、そういう書簡をトランプに送っていますが、情けない話です。
 だから時間はむしろこっちに有利になっていて、このままの状態が続けば北はどんどん苦しくなる。抜け穴をもっと厳しく封じるべきだと思います。非核化をしなければ体制をつぶす。軍事力行使ができる状態ではないですが、制裁を通じてできる。それはイランに対してやっていることと同じです。
 一方、韓国に対する不信感がワシントンでは極めて強くなっています。一つ大事な情報ですが、10月26日に、シャナハン国防副長官が北朝鮮の脅威を具体的に挙げて、北朝鮮の脅威があるからアメリカが使用を控える方向にある、いわゆるクラスター爆弾、大きな爆弾が爆発して中から小さな爆弾がたくさん出てきます。このクラスター爆弾禁止条約ができていて日本も署名、批准していますが、アメリカは署名も批准もしていない。
 これは不発弾が出るのが問題ですが、そうするとそれが地雷のような状態でいつまでも残る。戦争が終わった後でも、遊んでいる子どもたちが被害を受けたりする。アメリカも不発弾の確率が1%以下のものしか、2018年度以降使わないという方針を決めたのですが、それをひっくり返して、北朝鮮の脅威があるから不発弾の確率が1%以上でも実戦配備で使うことを明言しました。
 スティルウェル国務次官補が承認されると、ハリス駐韓大使も元海軍で、在韓米軍司令官兼国連軍司令官は歴代陸軍大将、マティス国防長官は海兵隊出身、大統領首席補佐官のジョン・ケリーも海兵隊出身で、4軍のベテランの有力者がそれぞれ韓国と直に接触する立場にある。
 彼らにとって在韓米軍の兵士は、元部下である弟子にあたるので、その安全というのは極めて大事なんです。従って文在寅政権が軍事面でいい加減なことをやるのは許さないという雰囲気が非常に強い。
 現に文在寅は戦車防護壁を自ら撤去したりしていますから、米韓関係が悪化することはあっても、よくなることはないと思います。
 最後に日本の問題ですが、今回の内閣の人事で問題に思うのは岩屋防衛大臣です。彼は親北朝鮮の日朝議連の幹部で、ずいぶん発言もしました。なぜそういう人物をこの大事な時に防衛大臣にするのか、大変疑問です。
 アメリカの方は今言ったように、人事が非常にしっかりしています。北朝鮮を封じ込めるということで固めているのに、日本が要のポジションを親北派にしたのか。
 この間韓国国防長官と岩屋氏が面談している映像をNHKで放送していましたが、テレビカメラが入った冒頭お互いが座って話している。その間ずっとメモを見るんですね。
 以前、菅直人氏が胡錦濤の前で同じことをやっていましたが、そういう不見識な人を防衛大臣にしている。緊張感はどうなっているのか。


  
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