救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致問題の現在−なぜ今チャンスと言えるのか 東京連続集会103



◆今の膠着状態は金正恩の味方ではない

西岡力(司会、救う会会長)
 記者会見では、北朝鮮が核を止めたらその費用は俺は払わないとトランプ大統領は言いました。日本や韓国が払うだろう。そして安倍総理のメッセージを伝えた。安倍総理が今、繰り返しおっしゃっているのは、核・ミサイル問題が解決し、日本にとって最優先・最重要課題である拉致問題が解決した後、国交正常化して不幸な過去を清算する、ということです。
 北朝鮮は、最近「不幸な過去を清算しろ」と言っています。「拉致問題は解決済み」と繰り返し言っています。これが日本でたくさん報道されます。でもその声明文を全文読んでみると、「拉致問題は解決済みだが、過去の清算は解決していない。日本は過去の清算をしろ」とあります。
 安倍総理も、「不幸な過去を清算する」と言っています。トランプ大統領は、「俺は金を出さない」と言っています。トランプ大統領のディールの中に、拉致問題が組み込まれたと言っていいと思います。
 過去にも同じようなことがありました。94年にクリントン政権が爆撃の準備をし、日本の警察が朝鮮総連の送金を止める準備をした時、やはり北朝鮮は慌てて譲歩してきた。例の原子炉を止めた時ですが、その時、ただでは止めなかった。
 代わりに何をくれるのかと言って、原子爆弾を作りにくい軽水炉という原子力発電所をただで作ってやるということになった。その費用は45億ドル。アメリカは出さない。30億ドルは韓国に請求書がいった。日本には10億ドルの請求書がきた。
 時の村山政権は、「出します」と言った。そして実際5億ドル出した。その時日本が、「出してもいい。但し拉致被害者の帰国が条件だ」と言っていたらどうなったか。北朝鮮には少なくとも5人の被害者を出す準備はあったわけです。それは証明されています。1994年に何人かの被害者を取り戻せた可能性もあった。
 日本からお金を取るなら被害者の帰国が条件だと言うか、言わないか。それは日本が言わないと、ほかの国が言ってくれるはずはない。今はそう言っている。そういう枠組みができたということです。
 その枠組みができて、今の膠着状態があるということなので、この枠組みの決着はまだついていない。だからチャンスが来ている。今後どうなっていくかについては島田さんの話を聞いてから話したいと思います。


  
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