救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致問題の現在−なぜ今チャンスと言えるのか 東京連続集会103



◆アメリカは金正恩の位置情報をつかんでいる

西岡力(司会、救う会会長)
 また北朝鮮から聞こえてきたのは、金正恩の動静情報が漏れているということです。誰が漏らしているのかという話です。一方、私は米軍関係者とつきあいがあるんですが、「金正恩がどこにいるか知っているんですよ」と。
 この2つが一致するんです。それで北朝鮮は大変な危機感を持った。やはりアメリカは斬首作戦をするのか。俺のことを殺しにくるのか。「調べろ」と全世界の外交官に命令が出たそうです。
 また私の仮説で裏付けの情報はないんですが、もしかしたら9月23日、金正恩は元山に来ていたのではないか。元山には別荘がある。そして観光団地の建設に力を入れていますので時々現地指導に来る。その時わざわざ演習をやったかもしれない。それで緊張が高まって、10月は核・ミサイルをぱたっと止めた。
 そして11月の終わりに火星15号を撃った。先ほど火星14をロフテッド軌道で撃ったと言いました。ならば次は14を通常軌道で撃って、それから実戦配備するというのが通常の順番です。
 ロフテッド軌道で高く撃つと、高さも速さも違いますから弾道が正常に作動するかどうかの実験ができないわけです。そして火星14が実戦配備されたという情報もない。それなのに一つ飛ばして火星15を撃った。
 火星15は計算してみると東海岸に届く。本当に虎の子だったんですが、これもロフテッド軌道で撃った。分析してみると、大気圏に入った後、弾頭が3つに割れたんです。
 当初軍事関係の専門家はみんな緊張しました。北朝鮮は過去に、我々は多弾頭ミサイルを持っていると言っていた。一つのミサイルに弾頭が複数ついているものです。大気圏に入った後、それぞれが別の所に向かう。1発で複数の目的を攻撃できるのが多弾頭ミサイルです。
 レーダーで見ていて、3つに割れましたので、それだったのかとものすごく緊張したんです。それを迎撃ミサイルで撃ち落とすのは大変なんです。しかし違った。大気圏に入った時、圧力に耐えかねて、壊れて3つに割れたということだった。従って、すくなくとも大気圏に突入した後、弾頭を正確にコントロールする技術はまだ持っていないということが、火星15の実験で証明された。
 それなのに金正恩は、「国家核武力が完成した」と言いました。「完成した」と言えば、これ以上実験をしなくても国内的に言い訳ができる。これ以上実験したらアメリカが自分を殺しに来るかもしれない。
 完成の直前までは行ったのです。小型化については説が分かれています。日本の防衛省は、「完成している可能性もある」と言っています。まだ完成していないという情報もあるんですが分かりません。しかし、すくなくとも大気圏再突入技術は火星15で失敗している。それなのに「完成した」と。
 怖かったんです。これ以上やったら本当にアメリカは俺を殺しに来る。自分の動静が漏れている。去年の11月、軍と保衛部の複数の幹部が捕まって処刑されたという情報があります。毒ガスを使って金正恩を暗殺しようとしたという情報です。
 それはもしかしたら濡れ衣かもしれないんですが、「自分たちだけでそんなことができるはずがない。韓国やアメリカが後ろについているんじゃないか」と疑われていた、という情報もあります。
 そのことも含め、自分の位置情報が漏れていて、レーダーでアメリカの爆撃機を捉まえることができなくて、アメリカは自分を爆撃することができる。核・ミサイルは完成直前までいっており、あと数回実験すればできるのに、去年11月にあきらめたのではないか。
 その後彼は白頭山に登って、「国家核武力が完成した」と言い、「革命の聖地で感慨深く白頭山を眺めました」と国内向けに大宣伝を始めたのです。「完成した、完成した」と。そして話し合い局面に入った。それが今年の状況の前にあった。軍事圧力が効いたということです。


  
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