救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会報告



◆漂流船の人間からも拉致情報が取れるはず

荒木和博(特定失踪者問題調査会会長)
 先ほど総理のご挨拶の中で繰り返し、「日本が主体的に」というお話がありました。おそらく主体的にやることは総理案件だろうと思います。アメリカに要請をし、協力していただくのは現実問題として非常に必要なことですが、アメリカは何と言ったって外国であり、やはり自分が何をやるかということがなければいけないだろうと思います。
 その点で、今日午前中、特定失踪者家族会の懇談会があり、その時出たご意見で一番多かったのが、情報が明らかにされていないということです。特定失踪者のご家族だけではなく、最前列に並んでおられる政府認定のご家族にすら、それぞれの拉致被害者がどこで、どういうふうに拉致されたかについて、ほぼ全く伝えられていないのが現実です。
 それどころか、例えば横田めぐみさんの事件にしても、実際は拉致当時、昭和52年11月15日の直後から、拉致だと分かっていたのにも関わらず、それが隠されてきたという現実があります。
 ですから情報の公開、啓発という話がありましたが、一番簡単なのは今まで隠していたことを表に出すことに尽きると思います(拍手)。
 横田めぐみさんがどこで拉致をされたのか。通りの角ではなく、ご自宅にあと2軒で着くというあの角でやられ、そしてどういうふうに連れて行かれたを明らかにする。その時分かっていたけど明らかにできなかったことが出るだけで、明日の新聞は一面トップになるだろうと思います。
 そうすれば余計な広報費用を使わなくても、日本国民に拉致問題がもっと明らかになります。いわんや拉致被害者のみならず、特定失踪者のご家族についても全く伝えられておりません。
 先日、「共同通信」が報じたように、5年前にストックホルムの交渉の中で、あの田中実さん金田龍光さんについて情報が出ていたというのに、これが隠されていた。これは氷山の一角中の一角であろうと思います。それを明らかにしていくということを、改めてこの場で、政府及び国会議員の先生方にお願いをしたいと思います(拍手)。
 簡単にできることで、日本でまだやってないことがたくさんあります。ここにも来ておられると思いますが、加藤健さんが先頭になってやっておられる朝鮮総連の破産の問題。
 北朝鮮を脱出して日本に帰って来た多くの人が、「なんで未だに朝鮮総連が残っているんだ」と言っています。この朝鮮総連のことを片づけてしまうことが、何より重要な問題であり、北朝鮮に対する日本政府としての強い圧力になるだろうと思っています。
 私たちは先般来3回、石川県、特に能登に行ってきました。これは北朝鮮の漂着船について調べるためで、今日お見えの寺越昭男さん、美津夫さんのご兄弟にもご協力をいただいて、行って見てきたわけですが、本当に人生観が変わるようなショックを受けています。
 去年11月に北海道と秋田県に人間の乗ったものが漂着しています。しかし残念ながら、その漂着した18人から拉致被害者について情報を取ろうとした形跡は全く見られません。
 北朝鮮から脱出した人から情報を取るだけでも、どうしてできるのかと非常に苦労をしている時に、向こうから人がやってきたのになんにも聞かないで返してしまうというのはどういうことなのか。本気で拉致被害者の救出をやろうと思っているのかということについて疑問を感じざるを得ないわけです(拍手)。
 これは本来、通常の海保、警察の聞き取り以外に、対策本部で朝鮮語ができる人間とかを送って、全員からこういう人たちを知らないかとか、あるいはもし北朝鮮に帰ったら隠れて拉致被害者の情報を出してくれればそれだけの報酬を出すとか、そういうことを言って返すのが必要であろうと思います。
 そのものすごいぼろ船で何百隻もやってきている。死んでる人間が多いですけれども、生きている人間だって上陸しているわけです。これから先もっとたくさんやってきます。その時に、拉致被害者のことについて聞けるのか。あるいは拉致被害者の救出に協力を求められるのか、これこそまさに日本政府がやらなければいけないことだと思います。
 改めてお願いして私からのご挨拶にさせていただきます。ありがとうございました(拍手)。
櫻井 荒木さんありがとうございました。続いて、救う会会長の西岡力さんお願いします(拍手)。


  
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