救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会報告



◆日本が主体的に行動し、すべての拉致被害者の即時帰国へ

安倍晋三(内閣総理大臣、政府拉致問題対策本部長)
 しかし問題は、首脳会談が行われそこで米国から提起されても、北朝鮮がどのように受け止め、実際に行動していくかです。そしてこの拉致問題はまさに日本の問題であり、日本が主体的に行動していかなければならない問題であろうと思います。
 今後一層、日米で緊密に連携しながらすべての拉致被害者の即時帰国に向け、北朝鮮への働きかけを一層強化していく考えです。
 韓国の文在寅大統領とも先月16日に電話会談を行い、拉致問題の解決に向けて協力していくことで一致しています。
 また先般来日した(中国の)王毅国務委員に対し、私自ら、中朝間でのやりとりにおいて、拉致問題を取り上げるように働きかけを行ったところです。
 北朝鮮とは、「対話のための対話」では意味がありません。拉致被害者の方々の帰国につながらなければなりません。そうした観点から引き続き北朝鮮に対し、そして中国やロシアに対しても、拉致問題の早期解決に向けて協力を要請し、すべての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けあらゆる策を講じていきます。
 2002年に5名の拉致被害者の方々が帰国されましたが、それ以来、15年以上一人の拉致被害者の帰国も実現していません。拉致問題の解決に当初から取り組んできた政治家の一人として、また日朝首脳会談に官房副長官として同席した者として痛恨に極みです。
 拉致被害者の方々を北朝鮮から取り戻すためには、日本政府が主体的に取り組まなければなりません。まずは南北、そして米朝首脳会談の際、拉致問題が前進するよう私が先頭に立って全力で取り組んでいきます。
 拉致問題は安倍内閣の最重要、最優先の課題です。拉致問題は安倍内閣において解決をする。拉致被害者の方々が、ご家族の方々と抱き合う日がやってくるまで、私たちの使命は終わらないとの決意で、今後ともこの問題に取り組んでいきます。
 拉致問題の解決のためには、日本国民が一致して、「拉致被害者を日本に反せ」との強い声を伝えていくことが大切なことです。その声こそが国際社会を動かし、そして北朝鮮を動かしていくことにつながっていくと思います。
 我々は国際社会と共に圧力をかけ、やっと南北首脳会談、米朝首脳会談を北朝鮮の側から求めてくるところに至ったわけです。今後とも確固たる決意で進んでいかなければならない。過去の経験を活かしながらこの問題に、皆さと共に取り組んでいくことをお約束して、私からのご挨拶とさせていただきます。皆様、共に頑張っていきましょう。ありがとうございました(拍手)。
櫻井 安倍総理ありがとうございました。


  
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