救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会報告



◆最大限の圧力をかけた結果、その効果が出てきた

古屋圭司(拉致議連会長、衆議院議員)
 皆さん、ありがとうございます。この度平沼赳夫前会長から引き継いで拉致議連の会長に就任しました。超党派議員連盟として、唯一最大の目的である拉致被害者全員の帰国に向けて我々はあらゆる手段を尽くして取り組んでいくことを冒頭にお約束したいと思います。
 さてこの春先から、北朝鮮、金正恩が動き出しました。なぜか。それは国際社会が、いや日本が、いや安倍総理が中心になって世界各国に働きかけた。最大限の圧力をかけることによって、金正恩自らが申し出をしてくる。この戦略を徹底した結果、その効果が出てきたということです(拍手)。
 私は、トランプ大統領と安倍総理との個人的な信頼関係、同盟国である以上にこの個人的な信頼関係を築き上げてきていることが大きなファクターの1つだと思っています(拍手)。
 先週訪米されました。そして、報道にも出ているように、2人きりで1時間近く、北朝鮮問題で会談しています。いわば、サミットの戦略会議なんでしょう。そしてトランプ大統領も、会見ではっきりと、「拉致被害者を返すために最大限の努力をする」と、歴代大統領で初めて公の場で宣言されました。
 中身はなかなか言えないこともあるでしょうが、後程総理からも話があろうかと思います。おそらくできる範囲で言及があろうかと期待をしています。
 我々拉致議連は、訪米直前の4月11日、総理官邸に訪問して我々としての提言書を提出しました。今飯塚代表からも話があったように、今こそ千載一遇のチャンスです。と同時に、これからが本当の胸突き八丁なんです。
 そういった環境の中で、私たちは具体的にまず、「あらゆる機会を通じて米国、韓国及び中国に働きかけること」、2つ目、「『対話のための対話』では全く意味がなく、北朝鮮の動向を慎重に注視する。そして詳細な分析をしていくこと、3つ目は、「北朝鮮が具体的な行動をとらない限り、制裁はいっさい緩めることがあってはならないこと。場合によってはさらなる強化も国際社会と連携して取り組んでいく必要があること」、4つ目に、「北朝鮮が具体的な行動を起こすためには、あらゆる選択肢をテーブルの上に置いて、北朝鮮、金正恩委員長に対して厳しく迫っていく必要があること」、大きく分けるとこの4つの申し入れをしました。


  
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