救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

家族会・救う会・拉致議連 訪米報告-東京連続集会98



◆現行法を最大限柔軟に解釈して、日本としてやるべきはやる

島田洋一(救う会副会長)
 拉致被害者を取り返すための本当のチャンスがいよいよ来たのではないかと思っています。先ほどから何度も名前が出ている、オットー・ワームビア青年は昏睡状態で戻ってきて亡くなった。
 これが非常にショッキングだった理由のもう一つは、まさかアメリカ人の青年をそんな状態にするとはみんな思っていなかった。オバマ政権が家族に、とにかくおとなしくしておけと言ったのも、「アメリカ人だから向こうも手厚く保護している筈だ。水面下で交渉をするから黙っていたほうがいいですよ」と。
 ところが実際は、目も見えない、耳も聞こえない、けいれんしている。帰って来たウォームビア青年のところにお母さんが行って、「あまりに息子がひどい状態でかわいそうなので、いたたまれなくなってそのまま出ちゃった」と言っています。
 アメリカ人に対しても、そんな拷問みたいなことを連中はやったわけです。従って日本人の拉致被害者に対しても、何をするか分からないと見ておかなければいけない。その意味でも、一刻も早く全員を解放させないといけない。
 私が拉致被害者だったら、「とにかく軍事力行使を早くやってくれ」と。リスクはあっても、こんな状態で生殺しのようにされているよりは、軍事中枢、指令系統に限定して、米軍もやるでしょうから、「早くやってくれ」と思うでしょうね。
 今日米関係が北朝鮮問題で非常に一体化している理由は、やはりトランプ氏から見ても、安倍は自分と一緒に戦ってくれている、と。いざという時に、日本はこれもできません、あれもできませんということになると、何なんだという話になりますから、現行法を最大限柔軟に解釈して、日本として踏み込んで、やるべきことをやっていかねけらばならない。
 拉致被害者の救出が最重要課題ですと言っておきながら、憲法のせいで助けにいけませんでは、全く矛盾しているわけです。そういう矛盾をきちんと解消する。これは責任政党としての自民党に期待する以外ない面がありますので、山谷先生宜しくお願いいたします(拍手)。


  
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