救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮は今どうなっているのか−東京連続集会96全報告



◆ハッキングで国家が金融犯罪

久保田 北朝鮮がどういう形で外貨を稼いでいるのかについては色々なことがあります。労働者を外国に出すなどです。しかし、最近の事例は異なります。
 「ボイス オブ アメリカ」が報道した件ですが、ビットコインという仮想通貨は匿名性があり、世界中の市場で売り買いされます。しかし、誰が売って、誰が買ったか分からない。
 そこで北朝鮮がネットショッピングにアクセスして、会員の個人情報を盗んで、それをばらすぞと脅かしてネットショッピングのオーナーから金を取っています。
西岡 それは恐喝犯罪ですね。
久保田 もちろんそうです。だから警察当局がコントロールしているという話です。アメリカのシンクタンクCSISが言っているのは、「このネットは小さな銀行をターゲットにして、そこから金を取っている」と。
 去年バングラデシュの中央銀行が、アメリカのセキュリテイ会社シマンテックが調査しましたが、92億円詐取されたそうです。アメリカの捜査当局が捜査中ですが、ネットを使った金融犯罪を国がらみでやっている。
 亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元北朝鮮駐英公使は、伝統的に10数年やっているそうですが、ロンドンの国際保険市場に対し、橋が壊れたとかヘリコプターが落ちたということを理由に、事故そのものはあったにしても捏造をして、数十億単位のお金をふんだくっているということです。
 もう一つは5月の中旬頃、150か国、30万台のコンピュータに「ランサムウェアー」という身代金要求ウイルスを送り込んで、コンピュータが停止してしまう。解除するには3万円出せというのを発信した。これも北朝鮮の犯行ではないかと言われています。
西岡 ああそうですか。「ランサムウェアー」が問題になり、北朝鮮の名前が出てきた。
久保田 というのは、バングラデシュの銀行に送ったやり方と、「ランサムウェアー」のやり方が似ているそうです。
西岡 突然自分のコンピュータがフリーズしてしまうんです。なおしてほしかったらここにお金を振り込めというのが出てくる。仕事にならないから、中にはお金を振り込む人もいる。そういうものが今急速に拡散してテレビ等でやっていましたが、それも北朝鮮だったんですね。
久保田 150か国、30万台のコンピュータでそれが出たということは、相当に規模でできるものらしい。お金を稼いでいるわけです。昔は麻薬の密売とか、偽たばこなど分かりやすい犯罪だったのです。
西岡 アナログ的犯罪ですね。
久保田 今やデジタル的な犯罪をやっている。それをどこがやっているかを突き止めたところ、偵察総局に180部隊というのがあるそうです。そこがやっているそうです。密輸だけでは足りないものを、この間彼らはずいぶん開発したようです。
 また偵察総局に入った金は統治資金になるそうです。それが核・ミサイル開発資金にもなる。しかしそれを止めるのはなかなか難しい状況だということです。従って、これまでは国境である程度止められたんですが、今やサイバーの世界で彼らは荒稼ぎをしているという状況があるように思います。
西岡 昔偽札を作っていた。ものすごく精巧だった。アメリカの印刷機はあまりよくなくて、アメリカのドルよりもきちんとしていた。ある専門家は、「こんな技術があるのならまともに働けば、国際的に競争力があるものを作れるのではないか」と言っていました。犯罪の分野で、世界中で30万台ものコンピュータをハッキングできるのなら、この技術をまともに使えばいいのにと思ってしまいます。国家が犯罪を、テロをやっているんです。今は国家がコンピュータを使って泥棒をしている。

  
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「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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