救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮は今どうなっているのか−東京連続集会96全報告



◆金正恩政権が今どのような状態にあるのかを考える

西岡 力(救う会会長) 今回は拉致問題そのものというよりも、金正恩政権が今どのような状態にあるのかをテーマに考えてみたいと思います。先月は惠谷治さんに来てもらって、核・ミサイル問題を話しましたので、必然的に米朝関係が中心になりました。
 今日は、北朝鮮そのもの、特に内政、特に経済と政治を中心に話をし、北朝鮮が今そうなっているかを考えた上で、この状況を拉致被害者救出にどのように活用できるかを最後に議論したいと思ってます。
 ゲストの二人は私の古い友人で同志です。久保田さんは大学の肩書になっていますが、ジャーナリストでソウル特派員を長くやっていて、その後も東京で韓国・北朝鮮のウォッチャーです。
 久保田さんの著書で『金日成の秘密教示』という名著があります。工作員は皆記憶力が高く、金日成がどこで何を話したかみな覚えています。工作員からそれを聞き出して、しかもその人が誰かはカモフラージュして解説をつけています。この中に拉致に関するヒントがたくさんありました。
 宋允復さんは北朝鮮人権問題の活動家です。ノーフェンスのフェンスというのは、政治犯収容所の壁で、これをなくすことに執念を燃やしているNGOで、また日本の北朝鮮人権NGOの老舗でもあります。家族会・救う会より5年くらい早くから活動しています。
 政治犯収容所の体験者である姜哲煥(カン・チョルファン)さんを呼んで、日本で最初に東京で集会もしています。そういうことをやる中で、脱北者者のネットワークがたくさんあり、有力な脱北者を何人も東京に呼んで研究会をやっています。
 特に最近の脱北者は古い友人がいて平壌とつながっています。電話で連絡ができ、リアルタイムの平壌の情報が取れる。私もそういう人をたくさんもっていますが、宋さんの方が多いのではとも思っています。
 人権問題を解決しなければならないという熱い心と、北朝鮮が今どうなっているかについては冷静に、様々なルートから情報を取って、ダブルチェックして検証する活動もしています。
 二人に登壇していただくのは初めてですが、満を持してお願いしました。
 まず経済の話から。少しだけ私の問題意識をお話します。
 時々講演などに行って聞かれるのは、「北朝鮮の経済はよくなっているんじゃないか」、「経済制裁は効いてないのではないか」ということです。また、「日本のテレビ局のクルーが平壌に入ると、きれいな都市建設が進んでいる」、「一時期言われたような餓死者はいないのではないか」、「そういう状況と北朝鮮が孤立している、経済制裁が効いているという西岡の説明は合わないのではないか」と。
 「経済制裁で追い込んで拉致被害者を助け出すという戦略はもう失敗しているのではないか」というような質問や意見を聞きます。私は、北朝鮮の経済は二重構造だという答えをします。明るい平壌の姿と経済制裁の問題、あるいは一時期よりも経済が持ち直しているということと、北朝鮮経済は今どういう状況で、経済制裁は全く効いていないのかという問題意識を持っていただき、まず久保田さんからお願いします。

  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
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千代田区
日比谷公園1-3