救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略ー東京連続集会95全報告



◆韓国・北朝鮮が一つの国家になると、国家保安法と韓米同盟が廃止に

西岡 それは惠谷さんが言っているのではなく、金日成が言っているんです。金日成が黄長●(火へんに華、元北朝鮮書記)にそう言っているんです。高麗連邦統一案というのは1980年に金日成が提案したんです。その前に、1960年に北は初めて連邦制ということを言ったのですが、80年に初めて高麗連邦共和国という国号を出した。
 そして、すぐ連邦制にいかなくていい、と。低い段階の連邦制から、国号を持った高麗連邦制に行こうと言った。「低い段階」というのを色々出してきているんですが、そのこころは何かというと、黄長●に金日成が説明している。「民族統一機構で統一を議論する時、南北で会議をすれば北代表は100%割れないが、南代表の内、半分は左派が占めるから結局3対1で我々が指導権を握れる」という趣旨のことを金日成から聞いたと黄長●が言っています。
 「低い段階」という場合は、議会は作らないんです。1民族1国家2政府体制で、2つの国家は政治、軍事、外交を初めとする現在の機能と権能をそのまま維持すると言っているんです。民族統一機構というのは連絡機構のようなものを作ると言っているんですが、1つの国になったとするとまず韓国の国家保安法は廃止しなければならない。
 北朝鮮を反国家団体と指定していますので、北朝鮮を賞賛したりするスパイは最高死刑にすると言っているんですが、一つの国家になってしまったのだから北朝鮮を反国家団体とは言えなくなってしまう。北朝鮮が要求する国家保安法は廃止になる。それから1つの国家だから主敵とは言えなくなる。韓米同盟は北朝鮮を主敵として結ばれています。もう脅威ではないということになる。韓米同盟の必要性が下がる。米軍は撤退する。
 それまで高麗連邦制で北朝鮮が言っていたのは、米軍撤退と国家保安法廃止が条件だと言っていたんですが、低い段階の連邦制ではその条件もつけなくていいと言っている。しかし結果としてそれが実現するわけです。
 それは惠谷さんと私は同じ意見ですし、北朝鮮の内部からの情報でもそうなんですが、核・ミサイル開発のもう一つの柱は対南工作です。北朝鮮を支持する政治勢力を作る。それが今成功しつつある。
 それには彼らも慎重ですから、多分文在寅政権の後半に大きなことをやろうとしているのではないか。しかしアメリカは、「戦略的忍耐はしない」と言っている。このチャンスを逃してしまったら、逆に核を持つ統一国家が半島全体を支配する、38度線が対馬まで下がってくる。そうなると被害者の救出が絶望的になるということもあり得る。
 アメリカは今、「アメリカファースト」と言っている政権ですが、アメリカに届くミサイルを止めさせようと言って、北朝鮮は絶対譲らないと言っている。この緊張状態をどう利用するか。このチャンスしかないというのが今の状況です。それについては私が、「産経新聞」正論欄にコラムを2つ書いたものを配布しましたので読んでください。
惠谷 北は軍事的か政治的かは別として、虎視眈々と赤化統一を狙っている。それが今、文在寅政権ができたので政治的な面にシフトしつつありますが、核開発については速度を緩めることなくスピードアップして、本当にアメリカに届くミサイルが完成するのが今迫っていることだけは頭に置いていただければと思います。

  
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国民大集会「もう我慢できない。今年こそ結果を!」
「もう我慢できない。今年こそ結果を!」。2月2日に家族会・救う会合同会議で決めた今年の運動方針です。 拉致被害者家族の高齢化が進み、「生きている間に被害者に会えないかもしれない」という言葉が出るようになっています。経過はすべて説明して頂くことはないと思います。しかし、今年中にぜひ結果を出して欲しいということが、家族会・救う会そして心ある日本人の心の底からの叫びだと思います
2014年4月27日午後2時午後5時 日比谷公会堂
東京都
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日比谷公園1-3